『邪馬台国はどこですか?』を読んだ。タイトルになっている邪馬台国の位置をはじめ、歴史の問題の新しい解釈について、小説形式で開陳している。
この手の話だと〈QED〉シリーズの方が、読み応えがある。歴史上の問題が作中の事件とリンクしていて、ミステリィ小説としても成立している。
歴史の話もおもしろくなくはないのだけれど、本作はその話しかしない。だから、小説としておもしろいかというと、極端な話、小説形式にしなくても成立するではないか? と思うくらい。
この手の話だと〈QED〉シリーズの方が、読み応えがある。歴史上の問題が作中の事件とリンクしていて、ミステリィ小説としても成立している。
歴史の話もおもしろくなくはないのだけれど、本作はその話しかしない。だから、小説としておもしろいかというと、極端な話、小説形式にしなくても成立するではないか? と思うくらい。