スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

2016の投稿を表示しています

2016年に読んだ本

「今年は、もろもろ合わせて212冊の本を読んだのか。意外と読んだな」 「内訳はこの通りです。漫画が毎年増え続ける傾向ですね。あと今年は小説が目立って多いです」 小説:90 読書:21 新書:4 漫画:97 「漫画が増えたのはKindle Unlimitedの影響が大きいだろうなあ」 「Kindle Unlimited関係なく、衝動買いしていたような……」 「 『FLIP-FLAP』 には引き込まれたなあ。それから 『フルチャージ!! 家電ちゃん』 。うざかわいい」 「小説はどうでした?」 「今年もいろいろ読めてよかったよ。ミステリィでは 『ヴァイオリン職人の推理と探求』 」 「ベタ褒めでしたね」 「SFでは 『1984年』 と 『ドローンランド』 。時代は違えど、監視社会が描かれていて、変わったこと/変わらないことが浮き彫りになるのがおもしろい」 「『1984年』のあとは 『動物農場』 も読んでいましたね」 「ライトノベルでは、 『人魔調停局捜査File』 がツボだったし、 『ざるそば (かわいい)』 がハチャハチャSFだったし、 『楽園追放 2.0 楽園残響 -Goodspeed You-』 が熱かった。ジャイロセッター、深宇宙で元気にしてるかなぁ」 「So far away♪」 「あと、 『毒味師イレーナ』で始まる〈スタディ〉三部作 、 『倫敦千夜一夜物語』 に 『螺旋時空のラビリンス』 と同作者の 『宝石商リチャード氏の謎鑑定』 と、女性がメインターゲットのも開拓できてよかった」 「あれ、『マリみて』読んでましたよね?」 「『マリみて』は薦められてだったから。自分から読みにいったのは、これが最初だと思う」 「そういうことでしたか」 「最後に小説以外では 『エクストリームプログラミング』 と 『Soft Skills』 。これからも折に触れて読み返すと思う。技術書と思って読み始めたけれど、書かれていたのは技術者としての生き方だった」 「今年もよく読みましたね」 「来年も色々な本を読めるといいな」 「それでは、今年一年」 「ありがとうございましたー」

軌跡 of 2016 - 日本科学未来館

『日本科学未来館』 に行ってきた。 目当ては 「数理の国の錯視研究所」 。 「浮遊錯視」 を改めて目の前にして、衝撃だった。画像が大きかったため、じっと見つめていたらクラクラしてきた。三半規管がおかしくなりそう。 常設展もおおよそ見られて満足。前に来たときは、企画展の 「サンダーバード博」 だけ見て帰ってしまっていた。 でも一番刺激的だったたのは、ミニセミナみたいなの。 「わかった」への相転移② 2次元での相転移を説明したKT転移 〜2016ノーベル物理学賞〜 の話を、同分野の研究者の方が解説してくれていた。相転移ってそういうことだったのか、と分かった気になれて楽しい。 企画展「ディズニー・アート展」 が始まったら、また行く予定なのでその時も何か聴けるといいな。 冒頭の写真は、「軌跡~The Movements」を上映中の地球型ディスプレイ「ジオ・コスモス」。今年は引っ越したり九州に出張に行ったりと、自分にしては移動が多い年だった。来年はどこに行くことになるのやら。 それではみなさん、よいお年を。

操作・相殺・異彩 - ヌメロ・ゼロ

小説『ヌメロ・ゼロ』を読んだ。今年の2月に亡くなったウンベルト・エーコの遺作。 思えば、このブログを始めたころはエーコの『 「バラの名前」覚書』 を読んでいた。その前にはもちろん『薔薇の名前』を読んでいたし、『フーコーの振り子』も読んだ。先日は 『プラハの墓地』 を読んだし、小説だけでなく 『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』 も読んだ。 もう新しい作品が書かれることはないのだ。そう思うと、喪失感に囚われる。でも、まだ読んでいない作品が何冊も残っている。少しずつ追いかけていこう。 『ヌメロ・ゼロ』に話を戻す。タイトルはゼロ号つまり創刊準備号を意味するイタリア語。創刊しようとしているのは新聞。主人公トロンナがその編集部で働くことになるところから物語が始まる。その理由というか、そもそも創刊しようとしている理由から入り組んでいて、冒頭から好奇心をくすぐってくれる。 この新聞を創刊しようとしているシメイがまた曲者で、ジャーナリズムの影の側面の権化のような存在。たとえば、ちょっと長いけれどこの台詞。利益のために火のない所に煙を立てようとしている。 「いいか、今日では、告発・非難に応酬するためには、その反対を示す必要などないのだ。告発者の信憑性を失わせるだけでいい。これがその人物の氏名だ。パラティーノ、録音機とカメラをもって、ひとっ走りリミニまで行ってくれ。この完全無欠の公僕の跡をつけるんだ。一〇〇パーセント完全無欠の人間などいない。ペドフィリアだとか祖母殺しだとかは言わない、賄賂を受け取ったわけでもないだろうが、しかし、何かしら奇妙なことのひとつぐらいはしたはずだ。あるいは、こういう言い方をしてもよければ、彼が毎日することを奇妙化するのだ。パラティーノ、想像力を働かせてやってくれ。いいか?」 他にも印象操作の方法がいくつも描き出されていて、何を信じたらいいか分からなくなる。そして、考えているうちに、何を信じているのかさえ曖昧模糊とし始める。かといって、分かりやすい陰謀論にのめり込むのは、現実が抱える複雑さからの逃避だろう。 プッシュされてくる情報を消費するばかりじゃなくて、事実を追いかけていくことが必要なのかもしれないなあ。

脱獄王に彼はなる - ゴールデンカムイ 9

『ゴールデンカムイ 9』を読んだ。 白石回だった。表紙が白石なら、収録されている話も。脱獄したシーンがまんま『ショーシャンクの空に』だったのには笑ってしまった。そして、彼の話が終わったかと思っていたら、最後のヒキまでも持っていっていた。 ところで、この杉元一味と土方一味(と剥製)が食事しているコマ (p.p 14-15 上段) が、あからさまに『最後の晩餐』。 ユダの位置にいるキロランケは、やはりのっぺらぼうの一味からの回し者ということだろうか。キリストの位置にアシㇼパさんがいるのには驚かないけれど、その左隣にいるのが白石というのがおもしろい。この巻では土方と内通していることがばれて、杉元に裏切り者として殺されるのではないかとビクビクしているのに。 その杉元、この巻では容赦の無さが目立つ。白石は殺されるかもしれないと本気で怯えているし、実際アシㇼパさんを攫った偽アイヌを皆殺しにしてしまった。それを見たアシㇼパさんはかなりショックを受けていたようだし、もしかしてこのあと杉元から離れて牛山についていったりして。

サイクリングがてら2 (豊洲新市場)

ニュースになっている豊洲新市場。真新しいのに人の気配がない。 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 .

sakura the space idol - 友達100人できるかな 1~5 (完)

「『友達100人できるかな』を1巻から完結巻の5巻までまとめ読んだよ」 「 『FLIP-FLAP』 と同じ作者さんの作品ですね」 「このタイトルでまず思い出すのは、「一年生になったーら、ともだち100人できるかな」みたいな歌詞の歌。昔、何かのCMで聞いたのだけれどなんのCMだったっけ?」 「訊かれても、私は聴いたことがありませんよ!?」 「あえて突っ込まないで、次にいこう」 「はい」 「次に思い出すのが『KEY THE METAL IDOL』。記憶が曖昧だったから、調べてみたら100人どころじゃなくて3万人だった」 「桁が2つも違うじゃないですか」 「観たことは観たと思うんだけれど記憶が曖昧で。最後まで観たかどうかさえハッキリしないくらいなんだよね。何だか改めて観たくなってきたぞ、どこかで観られたりしないかな」 「これ、OVA作品なんですね。レンタルあるんじゃないですか?」 「え、これOVAだったの? ということは俺は一体どこでどうやって観たんだ。OVAを買っていないのは間違いないぞ?」 「実は観ていないんじゃないですか」 「記憶が捏造されている?」 「人間の記憶なんてその程度のものですよ」 「心理学系の読み物を読んでいると、そういう話も出てくるが。ともあれ、こんな風に過去へと思考が向くのは、きっとこの作品が80年代を舞台にしているからだろうなあ」 「それに、もうすぐ年末年始のお休みには帰省する予定ですしね」 「それも影響していそうだなあ。あと単に自分が年をとったというのもあるかもしれない。思い出して振り返ることができる程度に、年月が経ってしまった」 「思い出すのが友達のことではなくて、テレビのことばかりなのは……お察しします」 「人間強度が下がるからな」 「何物語ですか」 「という余談はおいといて。そういうノスタルジーを抜きにしても、おもしろい作品だった。試しに1巻だけと思って読み始めたのだけれど、1巻を読み終えたら5巻までまとめてダウンロードしてしまったよ。誰とどんな風に友達になっていくのか、先が気になってしょうがない。あと、道明寺さんがかわいく見えてきて困る」 「あんな登場のしかたでしたのに、ね」

常習犯 - ジョジョリオン 14

『ジョジョリオン14』を読んだ。 田最環との戦いが「ウォーキング・ハート ブレーキング・ハート」で終了。そのあとは、東方常秀がメインをはる「ミラグロマン」が2話。そして、最後の「東方家の夜明け」で、今まで触れられていなかった東方憲助の妻――花都が姿を現す。怪しい動きをしている常敏とのつながりが気になるところ。 常秀のキャラクタがおもしろい。基本的にはロクデナシの穀潰しなんだけれど、なんだか憎めない。そのうち覚醒して、丈助と強大な敵に立ち向かったりするんだろうか。それはそれで熱い展開だけれど、ちょっと残念な気がしないでもない。複雑。

サイクリングがてら

This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0. . 橋の上から。こういう上を通っていると見えないところ、ついつい撮ってしまう。 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0. . さっきの写真もそうだけれど、こういう一点透視が分かりやすい景色が好き。 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0. . 右手前からぐっと延びて、カーブと共に消失していく感じが堪らない。 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0. . 気球。物珍しくて。 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0. . HDRでレインボーブリッジ。 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0. . レインボーブリッジをもう一枚。あっというま日が傾いていて、すっかり暗くなっている。

テスト・リファクタ・脱レガシー - レガシーソフトウェア改善ガイド

『レガシーソフトウェア改善ガイド』を読んだ。『レガシーコード改善ガイド』とタイトルが似ていて紛らわしいけれど、続編だとかそういう直接的なつながりはない。そもそも原題は全く違う。 レガシーコード改善ガイド → Working Effectively with Legacy Code レガシーソフトウェア改善ガイド → Re-Engineering Legacy Software こちらの方が扱っている範囲が広い。『レガシーコード改善ガイド』がテスタビリティの低いコードに対してユニットテストを書く方法に特化しているのに対して、こちらは組織的なコンセンサスや承認の話から、静的解析をはじめ環境構築やビルドまで自動化全般を扱っている。 範囲が広い分、記述の抽象度が高くなっている。そのため、トピックによっては物足りなさを感じることもあった。特に気になったのが例のシンプルさ。レガシーソフトウェアとの戦いでは、泥臭い作業が必要で下手したら泥沼化しかねないと思っているから、あんまり例がシンプルだとちょっと不安だ。 おもしろかったのは、ユニットテストの扱い。『レガシーコード改善ガイド』がそれにフォーカスしていたのに対して、こちらでは、誇張だと断ったうえではあるけれど、 リファクタリングする前にユニットテストを書くのは、ときには不可能であり、しばしば無意味である。 と書いている。「ときには不可能」というのは、テスタビリティの低いレガシーコードにユニットテストを書くことの難しさを言っている。確かに思い当たる節がある。テスタビリティの低いコードを書いているプロジェクトで、トリッキーなテストコードを書いていけるとは思えない。「しばしば無意味」というのは、しばしばリファクタリングでクラス構造を変えることになり、ユニットテストが用をなさなくなることを言っている。こちらは分からないではないけれど、誇張し過ぎじゃないかな、と思う。 ユニットテストがこんな状態なので、複数のテストレベルで自動化しようと言っている。もう少し具体的に考えるなら、保護したい結合範囲(内部構造をリファクタリングしたい結合範囲)の振る舞いをテストでくるむことになるだろう。それがユニットテストより大きければ、サービス層をくるむ Subcutaneous Test なのかシステム全体をくるむEnd-to-End

途惑い纏い - 魔法少女まどか☆マギカ[魔獣編] (1) ~ (3)

『魔法少女まどか☆マギカ[魔獣編]』を完結まで1~3巻をまとめて読んだ。 テレビアニメ版と劇場版 『[新編] 叛逆の物語』 の間を埋める物語。なのだけれど、どうも物足りない。 きっとほむらのイメージが、自分のからズレているからだと思う。この後、『[新編] 叛逆の物語』であんなことになるのに、その片鱗さえ見えない。 [魔獣編]を最後まで読んでも、[新編]のあのほむらにつながらない。まったく進んでいないことはないのだけれど、それはもう微々たるもの。もう一つくらい[編]を挟む必要があるくらい。 キュゥべえの視点で見ると、大きく進んでいるのだけれど。

菊によく似た姿だった - 蒲公英王朝記 巻ノ一, 巻ノ二

『蒲公英王朝記』の第一部『巻ノ一 諸王の誉れ』と『巻ノ二 囚われの王狼』を読んだ。これで第一部完結。 〈新☆ハヤカワ・SF・シリーズ〉だけれど、あまりSFっぽくない。では何っぽいかというと中華ファンタジィ。武侠小説の感さえある。 サンダーボルトファンタジーや龍盤七朝シリーズも好きな自分からしてみたら、これはこれで (二期が予告されているサンダーボルトファンタジーはともかく、龍盤七朝シリーズの続きが読めるのか不安なのだが、それはそれとして)。 短篇集『紙の動物園』の中で近い雰囲気の作品を挙げると、「良い狩りを」。これが好みだった自分には本作も守備範囲。というか、どストライク。反対に表題作「紙の動物園」のようなウェットでセンチメンタルな作風だけが好みだと合わないのではないかと、余計な心配をしてしまう。 今から第二部が待ち遠しい。

留まらない - 進撃の巨人 21

『進撃の巨人 21』を読んだ。 ダレない。クライマックスに向けて、どんどんと新事実が明かされ、物語が勢いよく引っ張っられていく。 正直、消化しきれていなくて、この先どうなっていくのか、さっぱり見当がついていない。 この後、エレンは何を目指すのだろうか。

have a shaver and save time - ラムダッシュ ES-ST8N-R

シェーバーをPhilipsのSensoTouch RQ1160CCからPanasonicのラムダッシュ (ES-ST8N-R) に替えた。旅行用に置いておいたPhilipsのHQ8140も廃棄。 RQ1160CCは充電台に置いても充電できなくなってしまったため。廃棄するために分解して電池を取り外したら、充電端子につながっている金属板が折れていた。防水仕様ではあるものの、ゴム部品が経年劣化していて水分が入ったように見えた。分解前は、充電台を交換したらワンチャンあるかと幽かな期待がないでもなかったけれど、無駄な期待だったようだ。ACアダプタを挿すこともできないので、買い換えて正解だった(ということにしておこう)。 ACアダプタを挿せる先々代HQ8140は、本体は未だ健在だった。けれどアダプタ側のケーブルの被服が剥がれてしまっていたので、これも廃棄。素人考えではビニールテープで巻いておけばまだ使えるような気もしたけれど、貧乏性かなあ。まだ使えるものを捨てるのはどうにも気が引けた。一方で、水回りで使うものだから何となく不安だよなあ、とも こんな風にウダウダとしたあげく、ようやく買い換え。次に買い換える時のために、1週間ほど使ってみた感想を書いておく (しばらくそんな必要がないことを祈りつつ)。 まず良くなった点。前より所要時間が短くなった。以前から不満はなかったのだけれど、短いに越したことはない。次に悪くなった点。それは音。こちらの方が甲高い耳障りな音がする。顎の方にあてているときはともかく、頬にあてているときはちょっと不快。商用時間が短いのが救い。 音が誤算だったけれど、それに目をつぶれば(というか耳を塞げば)、他の要素はこちらの方が好み。ACアダプタも直接挿せるし (充電台は嵩張るから持ち歩きたくない)。

moanin coffee - art blaky/the best of art blakey

art blakeyの"the best of art blakey"を聴いている。 先日、喫茶店で本を読んでいたら"moanin"が聞こえてきたのがきっかけ。 と言っても、その時は聞き覚えがあるというだけで、曲名はおろかどこで聞いたかも思い出せなかったのだけれど。 色々ググった挙げ句、『坂道のアポロン』で聞いたに違いないという結論に辿り着いた。 ついこの間に観たばかりな気がするのに放送されたのが3年も前だったというのにも驚いたし、そこで聴いた曲をうっすらとでも覚えていたことにも驚いたり。 有名な曲だから他でも聴いていてもおかしくないが。

kill switch - フルチャージ!! 家電ちゃん (3)

『フルチャージ!! 家電ちゃん (3)』を読んだ。 安定のおもしろさ。安心して読める。と思ったら、最後の最後でケイがピンチに。 心配でジャンプ+の 連載ページ まで確認しにいってしまった。

アイマスは関係ない - BE@RBRICK Happy Merry Christm@s. 2016

BE@RBRICK Happy Merry Christm@s. 2016 をゲット。 ステンドグラスで描かれたツリーがきれい。 Merry Christm@s! (アイマスは関係ない)。

keepalive - Stereophonics/Keep the Village Alive

Stereophonicsの9thアルバム"Keep the Village Alive"を聴いている。 今回も渋い。聞き惚れる。毎回、流行り廃りに右往左往したりせず、それでいてマンネリにも陥らない。貴重なバンドだと思う。 ノリのいい"C'est La Vie"も良いけれど、ミディアムテンポの"Sing Little Sister"や"I Wanna Get Lost With You"も染みる。

にわにはにわ - ダンボー 二〇加せんぺい

福岡のご当地ダンボー。コラボレーションしているのは二◯加煎餅(にわかせんべい)。保護本能に訴えかけられて、咄嗟に保護してしまった。 博多は食べ物が美味しかったなあ。イカの活け作りとか胡麻サバとか博多ラーメンとか。

弦楽器の衒学 - ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密

『ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密』を読んだ。 前作 『ヴァイオリン職人の推理と探求』 の方が、物語の密度が高かったように思う。前作に比べると、主人公ジャンニと事件との距離が少し遠い。 ヴァイオリンに関する蘊蓄は健在。前作では楽器にスポットライトが当たっていたけれど、本作は演奏家を巡る物語が幾重にも繰り広げられる。メインはパガニーニだけれど、彼を取り巻く人達の話も盛りだくさん。 ちょっと残念が気持ちはあったけれど、十分おもしろかった。実際、2日で一気に読んでしまったし。それを思うと、前作を読んだ時期がピッタリはまりすぎていたのかもしれない。

no meaning - マチェーテ・キルズ

「『マチェーテ・キルズ』(原題 "Machete Kills")を観た。 前作 では多少の渋さもあったのだけれど、今回は完全にノリに振り切れている。もうやりたい放題だった。 おかげでB級感が倍増している。お気に入りはヘリコプターを利用したシーン。そんな無茶な。

夜な夜な - ナイトミュージアム/エジプト王の秘密

『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』(原題 "Night at the Museum: Secret of the Tomb")を観た。 ところどころでは笑えたのだけれど、1作目のワクワクする感じがだんだん薄れてきてしまっているように思う。 深夜の博物館で展示物達が動き出すのが、当たり前になり過ぎたのがいけないのかもしれない。

将を射んとせば - シンドバッドの冒険 11

「『シンドバッドの冒険 11』を読んだ」 「10巻の感想を書き忘れてますね」 「それはさておき、今回はシンドバッドにフォーカスが当たっていないのがよかった」 「それがいいんですか」 「うん。シンドバッドは強過ぎるから、手に汗握るようなことがなくてさ」 「それで、今回フォーカスが当たっているのは?」 「後の八人将。ジャーファルはやっぱりいいキャラだなあ」

邂逅一番 - マギ31

「『マギ31』を読んだよ」 「ようやくアラジンさんやモルさんが再登場しましたね」 「どれだけこの時を待ち侘びたことか」 「それにしても、最終章は全く想像もつかない展開が続きますね」 「アラジン……こんなに立派になって……!!」

かきこめー - 酉の市

This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 「この間、 浅草鷲神社 の『酉の市』に行ってみたらさ、ものすごい人出でビックリした」 「甘く見ていましたね。日本一だそうですよ」 規模(熊手店約150店舗・露天約750店)賑わい(毎年70万人~80万人の人出)とも日本一を誇っています。 酉の市豆知識 - 浅草 鷲神社公式ホームページ 「ろくに調べもせずに、帰りに寄ってかっこめ(熊手御守)買ってみよ、くらいの軽いノリで行ってしまった」 「よく生きて帰って来られましたね」 「それは脅し過ぎでは?」 「何を言っているんですか。生き馬の目を抜くのが商いの世界ですよ」 「確かに、その手の貪欲さが欠けているんだろうな、という自覚はある」