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前奏? 間奏? - されど罪人は竜と踊る14

『されど罪人は竜と踊る14』を読んだ。ここから第二部開幕。 13に続いて、この巻も短篇集。第二部の始まりをはっきり感じさせるのは最後の二篇のみ。スロースタートで、幕間に近い印象。 世界の敵が集まったところがザッハドの使徒が集まったところにダブって見える。単なる再生産にならずに、予想を裏切る展開がテンポよく進むといいな。

踊る打法に

『されど罪人は竜と踊る13』を読んだ。 この巻は短篇集。収録されているのは次の7篇。このうち書き下ろしは最初と最後の2篇だけだけれど、残り5篇全てに加筆改稿があるとのこと。 過ぎ去りし時を見つめて 覇者に捧ぐ禍唄 朱の誓約 しあわせの後ろ姿 黄金と泥の畔 翼の在処 白球を追って 読んだのは4篇。書き下ろしの2篇と、大幅に加筆されたという『翼の在処』。 書き下ろし1篇目はイントロとして位置付けられているように見える。これからともに戦うことになる咒式士との関係が垣間見える。 もう1篇の書き下ろしは、変化球。シリーズ通してこれまでで一番明るい話じゃなかろうか。しかし、咒式無しでも人外の力を発揮できる咒式士達も咒式士達なら、それにスポーツで対抗できる彼らも大概だよなぁ。 『翼の在処』は翼将達の話。これまで描かれていなかった翼将や、翼将間の関係が描かれていた。 登場人物が増えれば増えるほど、大量虐殺が心配になる。さて、第二部はどうなることやら。

ダンスは続く

『されど罪人は竜と踊る12』を読んだ。 9巻から続いた使徒編がようやく完結。帯には「第一部完」なんて惹句が踊るけれど、あとがきを読むと、ちょっと疑問。 使徒編全体を振り返ると、もう少し短くまとまっていたら嬉しかったな、と思う。3冊目の途中辺りで「まだ終わらないのか」という思いが先に立って、楽しさが半減してしまった。 この巻だけで見ると、派手な展開が続いて読み応えがある。ただ、最後の展開が派手に過ぎる。あるいは超展開。ついていけなかった。 〈宙界の瞳〉の秘密も多少は明かされたけれど、まだまだ不明点が多くて、きちんと終わるのはいつになることやら。 ちゃんと完結して欲しいなぁ。

冗句に踊る

『されど罪人は竜と踊る11』を読んだ。 ひき続き「血の祝祭」編。そして、最後は"to be continued"。というわけで、9巻から始まった「血の祝祭」編の結末はまだお預け。 『されど罪人は竜と踊る 10』の感想 では、 この終わらなさが、いつまでも煮え切らない主人公ガユスみたい。 そう考えると、ちょっと面白い気分になれる。 何て書いたけれど、2回目ともなると欲求不満の方が強くなってくる。そろそろ結末が見たい。 ともあれ、前巻よりは話がずっと進んだ。ガユスが狙われている理由も明らかになったし、ジヴーニャにもパンハイマにも大きな変化があった。 しかし、大きな敵が全然死なない。死にそうにない。どうなることやら。

ウージー

『されど罪人は竜と踊る 10』 を読んだ。 本巻は9巻の続き。 そして9巻から始まった物語は、本巻では終わっていない。 『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』 の 感想 にも書いたけれど、終わると思っていたのが終わらないと、欲求不満が。 もっとも本巻で終わるなんて話は、明示的にも暗黙的にも聞いてなかったので思い込みなのだけれど。 この終わらなさが、いつまでも煮え切らない主人公ガユスみたい。 そう考えると、ちょっと面白い気分になれる。

どこまで墜ちる

『されど罪人は竜と踊る9』 を読んだ。 本書は、ついに書き下ろしとなった、移籍元最終刊の続き。 3, 4も書き下ろしの長編だったけれど、続きではなく合間に追加された物語だった。 次巻も読むだろうな、と思う。 もっと酷いことになるのかなぁ、と不安を抱きつつ。

同じ阿呆なら

『されど罪人は竜と踊る 7』 、 『されど罪人は竜と踊る 8』 を読み終えた。 相変わらずの 梯子を下ってどん底、どん底♪ あれ、どん底の底も抜けちゃった♪ な、展開。 期待を裏切られたと思った部分もあったけれど、そう思うのは期待の方向がずれているのであって、期待されている側の方が一貫していたりすることに気がついた。 とにかく、これで角川スニーカー文庫から出ていた長編が出揃った。 7巻『あとがきではなくあくまで後記』によると、新作長編も短編も執筆中とのことなので、続刊を待とう。

物語について語る者

『されど罪人は竜と踊る 6』 を読んだ。 前巻に引き続き、本巻も短篇集だ。 全6篇から構成されており、うち4篇が文庫初収録だ。 『迷い路』と『雨にさらして』が対照的で印象的だった。 どちらも、物語について語っている。 『迷い路』には、夢物語を追いかけた男が登場する。 『雨にさらして』には、現実から目を逸らし物語に逃げ込んだ男が登場する。 対照的だったのは、物語に対する作者の視線だ。 一方では醒めており、一方では暖かい。 ただ、そう感じるのは、自分が物語をそう見ているからだろう。 複雑だなぁ、と思う。

剣を舞わせる

『されど罪人は竜と踊る 5』 を読んだ。 今回は、全部で7篇からなる短編集。 その内『幸運と不運と』と『刃の宿業』の二編が書き下ろし。 この二編につられて購入した。 他の五編は、角川スニーカー文庫版の三巻『災厄の一日』に掲載されており、既に読んでいる (ただし修正が入っているようだ)。 『され竜』らしいのは『幸運と不運と』だろうけれど、自分は『刃の宿業』の方が好みだった。 物語を追って斜め読み気味にページを捲ってしまったけれど、想像力を働かせながら読み返したい。 ところで、 ガガガ文庫公式サイト によると、4月に6巻が出るようだ。楽しみ。

『されど罪人は竜と踊る 4』

『されど罪人は竜と踊る 4』 を読んだ。 今月頭くらいだったかな。 若干校閲が甘いな、と思った記憶があるのだけれど、どこを読んでそう思ったかはもう忘れてしまった。 今後も角川スニーカーの時とは違った展開で、物語が進んでいくといいな、と思う。

『されど罪人は竜と踊る 3~Silverdawn Goldendusk~』

『されど罪人は竜と踊る 3~Silverdawn Goldendusk~』 を買った。 新作だったからだ。 予想よりもずっと早く続きが読めるのがありがたい。 新作が出るとしても、角川から出ていた8冊が、全部リバイズされてからかと思っていた。 角川版を読んでいたため、1, 2は読んでいないが、Amazonのレビューを読むと、加筆が相当量あるようだ(特に1)。 新キャラも登場しているようなので、買おうかな。 おおよそ前向きな感情とは無縁な物語の方が、性に合う。 Positive Thinkingとか、Mind Controlかと思う時がある。 でも、ポジティブな方が適応的な社会だと認識はしている。 状況に合わせて、スイッチできるようになったらよいのに、と思う。