『傷だらけのカミーユ』を読んだ。『悲しみのイレーヌ』、『その女アレックス』に続く三部作の完結篇。
最初に『その女アレックス』を読んだときは、そんなに好みには思わなかったけれど、そこで追うことを止めずに『悲しみのイレーヌ』そして本作と読み進めてきてよかった。
Amazonのレビュー数を見ると、『その女アレックス』だけを読んでいる人も相当数いるように見えて、余計なお世話なんだろうけれど勿体ないとさえ思ってしまう。
すっかりカミーユに入れ込んでしまっている自分がいる。本シリーズはミステリィであるのはもちろん、カミーユが、女性達―イレーヌ、アレックス、本作のアンヌにそれからシリーズを通してときおり思い起こされる母モーにたいして抱える葛藤の物語でもあったように思う。
それだけにシリーズを重ねるごとに傷を増やしていくカミーユが居たたまれない。ラストでは、(ネタバレ防止のために自粛)が募る。
最初に『その女アレックス』を読んだときは、そんなに好みには思わなかったけれど、そこで追うことを止めずに『悲しみのイレーヌ』そして本作と読み進めてきてよかった。
Amazonのレビュー数を見ると、『その女アレックス』だけを読んでいる人も相当数いるように見えて、余計なお世話なんだろうけれど勿体ないとさえ思ってしまう。
すっかりカミーユに入れ込んでしまっている自分がいる。本シリーズはミステリィであるのはもちろん、カミーユが、女性達―イレーヌ、アレックス、本作のアンヌにそれからシリーズを通してときおり思い起こされる母モーにたいして抱える葛藤の物語でもあったように思う。
それだけにシリーズを重ねるごとに傷を増やしていくカミーユが居たたまれない。ラストでは、(ネタバレ防止のために自粛)が募る。