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5月, 2017の投稿を表示しています

Univerrrrrse!! - MARVEL展

六本木ヒルズ展望台東京シティビューで開催されている 『MARVEL展』 に行ってきた。 ストーリーボード――アメコミと実写/CGを橋渡しするためのイラストが展示されているのがよかった。何十年も前のデザインがどうリファインされているか垣間見える。ヨンドゥ、アメコミだとあんなだったんだなぁ……。 実写と言えば、衣装や小道具の展示もあった。キャプテン・アメリカのシールド欲しい。あと、『スパイダーマン:ホームカミング』でパーカーが背負っているリュックのメーカはJANSPORTであることが判明(だからどうした)。 冒頭の写真は、展示を出たところのHot Toysショップに置いてあったアントマン。展示そのものではないけれど、ショップの展示品も見応えあり。 8月の『スパイダーマン:ホームカミング』公開が待ち遠しい。

ライカ・カメラ・アクション - 月とライカと吸血姫2

『月とライカと 吸血姫 ( ノスフェラトゥ ) 2』を読んだ。 イリナのその後の物語であり、レフの物語であり、二人を取り巻く社会の物語だった。前巻で気になっていたところが、余すところなく回収されていて申し分ない。 直接的な続編としては、これしかないのでは? そう思ってしまうくらい、綺麗な構図。前巻で実験体としての役目を果たしたイリナ。彼女を助けるのはレフしかいない。そのためには(2人で逃避行するのでもない限り)、彼女が生きていける社会的な状況を作り出す他ない。 というわけで、もう思い残すことなく完結だ。欲を言うなら、リュドミラ視点のスピンオフが読んでみたい。と感慨に耽っていたら――あとがきのあとにも本編が書かれています。最後までお楽しみください。 そう来たか!!

轟く事件 - ミスター・メルセデス (上・下)

『ミスター・メルセデス』の上下巻を読んだ。 スティーブン・キングの小説を読むのは、久し振りだろう。これの前にいつ何を読んだのか思い出すことさえできない。 ミステリィ賞を受賞した作品らしいけれど、ミステリィと聞いて自分が最初にイメージするような、最後に謎解きがあるタイプではない。序盤で犯人が明かされるし、犯人の視点での描写にも相当のページが割かれている。 そういう意味では、期待を裏切られた。けれど、じゃあ詰まらなかったのかいうと、全然そんなこともなく楽しませてもらった。途中からページを捲る手が止まらなくなって、上巻を読んだその日のうちに下巻を読みきってしまったくらい。 主人公ホッジスが退職刑事というのが渋い。〈バック・シャッツ〉シリーズ( 『もう年はとれない』 、 『もう過去はいらない」 )を彷彿とさせる。彼に協力する、主人公黒人の少年ジェロームと、ちょっと情緒不安定に見えるホリーも、いいキャラクタをしている。 なお、本作は三部作の第一部で原著はもう第三部まで出版されているとのこと。おいおい翻訳も出るだろうけれど、まだ時期が分からない。いつ出るかなあ。

nondeterministic finite - Jamiroquai/Automaton

Jamiroquaiの"Automaton"を聴いている。"Rock Dust Light Star"以来、7年振りの8thアルバム。 聴いていて気持ち良くなる曲が並んでいる。ベースがくっきりしているのが好み。"Hot Property"のイントロなんか堪らない。

魔女の時代の終わり - 激突のヘクセンナハト IV, 4

『激突のヘクセンナハト IV』(小説の方)と『激突のヘクセンナハト 4』(漫画の方)を両方とも読んだ。 これにてシリーズ完結。漫画の方は『3』で小説の『II』までしか進んでいなかったけれど、エピソードを組み替えられていた。 その結果、小説の『III』で描かれた四法印・スリズィエとフルールのエピソードが、押しやられる形になってしまったのが惜しい。 でも、こうやって同じタイミングで完結した方がキレイか。後から同じエピソードを追いかけるだけというのも、消化試合みたいで盛り上がりに欠けるだろうし。 魔女との戦いは最終決戦らしい総力戦がよかった。やっぱり最後はこうでないと。そして、川上稔さん作品らしい終わり方だった。 これでObstacle時代が終わり、City時代へと入るわけか。 あとがきによると次は『境界線上のホライゾン ガールズ・トーク』とのこと。待ち遠しい。

拳で語る - ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS- 1

『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS- 1』を読んだ。 原作を読んでいるという理由もあるけれど、脚本が古橋秀之さん!! 見逃す手は無い。 ヴィジランテ=自警団というタイトルが示唆するように、無資格のヒーロー活動がテーマ。主要登場人物は、ザ・クラウラー、ナックルダスター、ポップ☆ステップの3人。 中でもナックルダスターがいろいろな意味でおもしろい。表紙でも主人公のザ・クラウラーより大きく描かれているけれど、それも納得のインパクト。 小僧 これからおまにえは ヒーローという 仕事のやりがいを じっくり教えてやる 悪党を殴るとスカッとするぞ!! あと、イレイザーヘッドが彼を「頑丈なオッサン」呼ばわりするくだりが好き。毎回笑ってしまう。

妃の行く先 - シンドバッドの冒険 13

『マギ シンドバッドの冒険 13』を読んだ。 巡り巡ってシンドバッドがパルテビアに帰還。凱旋ではなく、ラシッド・サルージャ王の従者に扮しての潜入。パルテビアということでバルバロッサが再登場するのだけれど、なんかいろいろ忘れてしまっている。最初の方の読み直そうかな。 あと、ジュダルがこちらにも登場し、ゼパルを従えるセレンディーネを王に選んだと言っている。しかし、本編にはセレンディーネは登場せず、ゼパルはシンドバッドが扱っておりジュダルは白龍と組んでいるわけで。シンドバッドより彼女の行く末の方がよほど気になりつつある。

正解する王 - マギ33

『マギ33』を読んだ。 キャラクタの戦闘力も世界観も、前巻からインフレしていく。これ、どう畳むんだろ。 一方で相変わらずのアリババ君。いや、相変わらずってことはないか。商人として東奔西走して各国の架け橋となっている。 それなのに、あまり変わった印象を受けない。不思議なキャラクタというか立ち位置というか。 この巻の最後、そんなアリババ君にアラジンとシンドバッドが問いかける。次巻でどう答えるのか。

Re:Creation - CITY 1, 2

あらゐけいいちさんの『CITY』の1巻、2巻を読んだ。 『日常』にあった独特のノリは健在。メインを張っているのは南雲だけれど、みんな濃い(モブ、モブ、モブ、モブ、モブ、NEWモブも含む)。 ツボに入るのが泉わこ。自ら神を作り上げて、その神に祈りを捧げ始めたりする。ちなみにお供えものは、「パピコの先につまったパピコ」。教祖か。 「昨日作った神様」の破壊力たるや。 なお世界観は『日常』と共有されているようで、『日常』の登場人物もちらりと姿を見せる。またその登場人物から、作中の時系列的には『日常』のあとに『CITY』が位置していることがわかる。『日常』の他のキャラもチラッと登場したりしないかな。

遠くの父親より - ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス (原題 "Guardians of the Galaxy Vol.2")』を観てきた。 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 の続き。邦題には「リミックス」とあるけれど、再編集版ではない。Twitterのタイムラインでミスリードされている人を見かけたので、念のため。素直に「Vol.2」の方が誤解が少なかったんじゃ。 タイトルについてはここまでにして、本編について書こう。 前作から気に入っていたヨンドゥ、今作でますます思い入れが増した。単純に強くて渋いのが魅力的というのもあるのだけれど、主人公ピーター・クイルとの距離感が絶妙。彼のことを思って浮かべる笑みが堪らなく素敵だ。 事前にTwitterのタイムラインで『ゲンロン0』に書かれていた『家族」の話を思い出して、小難しいことを少し考えてしまったけれど、鑑賞後の話。鑑賞中は没頭していた――ネタに笑えて、アクションにテンションが上がり、ラストに泣けた。 全員(主役の4人以外も含めて、本当多くの登場人物)に見せ場があって、思うところがあり過ぎてまとまらないので、こんなところで。整理するためにもまた観たい。

蛇拳魚足 - ブリューゲル「バベルの塔」展

『ブリューゲル「バベルの塔」展』 を観てきた。 16世紀のオランダの画家ピーテル・ブリューゲル1世の「バベルの塔」を目玉に、彼に影響を与えたヒエロニムス・ボスとその関連作品(ボスの工房に所属していた人などの作品)が展示されていた。 これらの作品のオマージュが展示されていたのが、先日行ってきた 『BABEL Higuchi Yuko Artworks原画展』 (5/7までだから、とゴールでウィーク中に行ったのだけれど、5/31まで延長したみたい)。ボス、工房の人たちやブリューゲル、そして現代に至るまで奇想が継承されてきたことに、感慨を覚える。 で、目玉の「バベルの塔」なのだけれど、近くでゆっくり見ることができない展示形態だった。最前列は前に進みながら観ないといけなくて、ゆっくり観ようと思ったらその後ろから。細部まで描き込まれているのを、近くでじっくり観たかったので残念至極。 代わりと言ってはなんだけれど、300%拡大複製も展示されていたのはよかった。縦横それぞれ3倍の長さなので、面積9倍。こちらは、間近から細部までためつすがめつ眺められた。拡大されてようやく分かることがいくつもあって、それを原画で確認するのが楽しかった。 余談だけれど、公式マスコットのタラ夫が、『南国少年パプワくん』のタンノくん(タイに人の足が生えている)を彷彿とさせてしょうがない。でも、タンノくんの婚約者は、魚の体に人の足じゃなくて、人の体にイカの足のウミギシくんなんだよね。 あ、ヒグチユウコさんが描くギュスターヴくんも足が軟体動物頭足類だ(何かつながった気がする(気がするだけか(腕は蛇だし)))。

語るにオチがない - 亜人ちゃんは語りたい(5)

「『亜人ちゃんは語りたい(5)』を読んだよ。安定のおもしろさだった」 「今回の表紙は雪さん、ひかりさん、町さんの3人組なんですね」 「これまで亜人一人で来たから、次はクルス君かと思っていたのに」 「表紙を飾るにしても、もう少し素性が明らかになってからじゃないですか?」 「そうだよねー。思わせ振りに出てきたわりには、いまだによく分からない」 「でも、次巻の予告を見ると何かわかりそうですね」 「楽しみ。ところで、この巻は雪ちゃんが印象的だった。『おのれ~~』とか笑いを堪えているときの変顔とか」 「あの顔、かわいかったですよね。ブルドッグかパグみたいで」 「あと、佐藤先生と高橋先生の噛み合ってなさも鉄板。鉄男だけに」 「…………」 (真顔だ。鉄面皮!!) 「鉄面皮は無表情って意味じゃありませんよ」 「サトリか、おまえは」

撃って日が入る夏の戦地 - ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインVI ―ワン・サマー・デイ―

『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインVI ―ワン・サマー・デイ―』を読んだ。 番外編といった印象。あるいはこれから話を広げるための伏線か。これまでほとんど触れられなかったし、大して気にしてこなかったスクワッド・ジャム運営サイドについて考えを巡らせてしまった。 そして相変わらずZEMAL が憎めなくてよい。今回、かなり見せ場があったよ!!

郷に入っては朱に交わり - 無法の弁護人3

『無法の弁護人 もう一人の悪魔』を読んだ。 サブタイトルがよい。 サブタイトルは前巻のあとがきで明かされていたから、 阿武隈が窮地に立たされるのだろうか? かと予想していた のだけれど、見事にしてやられた。 読みながら感想をツイートしていたのだけれど、今思えばネタバレとも取れる内容で失敗したので、もう多くは語るまい。 次巻が楽しみ。

This is a knot, is not it? - 結物語

『結物語』を読んだ。 オフシーズンの完結篇である本作でも物語の「結末」は訪れない。表紙は「結納」を思わせるけれど、物語は納まる気配を見せない。 むしろ、新シリーズの幕開けに見える。舞台を5年後に移して、警察官となった暦が、直江津署・風説課として怪異と向き合う様が描かれている。 これまでとこれからをつなぐ結び目。そんな印象の一冊だった。

あと何度 - 終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#04

『終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#04』を読んだ。速いものでもう#04。 本巻では、 黄金妖精 ( レプラカーン ) <\rp> の調整が彼女達に与える影響が明らかにされた。その内容がなかなかにショッキング。 ついに彼 が彼女 と会う場面も見所。と言っても、一方的な出会いだから、向き合うのはまだ次巻くらいかな。 いろいろと楽しみではあるのだけれど、ちょっと忘れかけちゃっているところがある気がするので、時間を作って読み返したいところ。

Slovanská love - ミュシャ展

国立新美術館に行って 『ミュシャ展』 を観てきた。 目当ては『スラヴ叙事詩』。ミュシャが生まれたチェコの国外で全20点がまとめて展示されるのは、本展が初めてとのこと。貴重な機会なので逃す手はないと思い。 『アルフォンス・ミュシャの世界 2つのおとぎの国への旅』 を読んでどれくらいのサイズでどんな絵が描かれているのか、頭ではわかっていたけれど、目の前にすると改めて(あるいは初めて)感嘆させられる。壁に絵が掛けられているというより、絵が壁。 ミュシャというと、美しい女性を描いたポスター作品で有名だけれど、『スラヴ叙事詩』では、むしろそれっぽさを感じられる人はほとんど描かれていない。冒頭の女性はむしろ例外(ちなみにミュシャの娘がモデルとのこと)。 何かに思いを馳せているような老人と、こちらを見据える青年(こちらはミュシャ自身がモデルらしい)。 真ん中の人の表情が何かツボ。 開催期間が6月5日 (月)までと、あと2週間ほどなので興味のある方はお早めに。 以下、余談。 「あ、これマジックのミラージュくらいの時代でよく見た画風や!!!」 というツイートを見て、 白のクレリック 、 特殊土地 、 アーティファクト や 多色カード が見えてくる呪いがかかったので、振りまいておく。

水滴撮影

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道すがら撮りながら

「サイクリングしながら写真を撮ってきたよ」 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 「これ影が丸くてかわいいですね」 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 「こっちは明暗でまっすぐ二分」 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 「ほとんど影だと威圧感がありますね」 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 「春になって日差しが増してきたからね。影も濃くなる」 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 「暖かくなってヘビも冬眠から覚めて、活動的になっていますね」 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 「波。色々な形が現れるから、しばらく眺めていても飽きない」 「どれだけ暇だったんですか……」 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 「あ、これ双司君好きそう」 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 「うん。螺旋階段が水の中に続いているところとか、手すりが腐食しているところとかたまらん」 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 「なんでゴミなんて撮っているんです?」 「ピッタリはまっているのがおもしろくて。おもしろくない?」 「よくわかりません……」 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 「これなんて、まるであつらえたよう」 「やっぱりよくわかりません……」 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 「おもしろいんだけどなあ。こういう綺麗な花も素敵だけれど」 This work by SO