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12月, 2009の投稿を表示しています

振り返るには

This work by SO_C is licensed under a Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 Unported License . 2ヶ月弱振りに絵を描いた。 振り返っているのは年末だから、というわけではない。 見返して気がついたのは、口の位置への違和感。 下過ぎる。あるいは、顎が退化し過ぎているのか。 書いている間は視野が狭くなるのか、気づかなかった。 振り返るには、時間が必要。

落ちて、落ちて、落ちて

『ザ・フォール/落下の王国』 をBlue-Rayで観た。 映像美の素晴らしさを謳っているだけある。 特に、引いたショットの美しさは格別。 CGを使っていないと知って、世界にはこんな風景があるのか、と自分の世界の狭さを思い知った。 買ったばかりのハイビジョンテレビとPS3も、本領を発揮したはず。

デジタルカメラ購入

CANONのPowerShot A480 を買った。 デジカメを買うのは、初めて。 上の写真は、その箱をA480で撮影したもの。 購入に至った最大の理由は、携帯PRISMOIDのカメラが不満だったため。 PRISMOIDのカメラは、今まで使っていた3年前の携帯 (W42H) のカメラより写りが悪く感じる。 そこで、安くてそこそこ撮れればいいという観点で探したところ、A480に行き着いた。 4桁で買えるのが嬉しい。見た目はチープだけれど、写りは十分。 荷物は増えるけれど、出かける時は持ち歩こうと思う。

青色発光エピソード

Blue Ocean に行ってきた。 ふんだんに使われている青色の光を見て、技術の進歩が表現力の向上に役立っているなぁ、と思う。 それから、数の力。数を集めると、それだけでインパクトが出てくる。

ワンピ

先日、ONE PIECEの映画「STRONG WORLD (公式サイト) 」を観てきた。 原作者の尾田栄一郎が、ストーリー・コスチューム・クリーチャーデザイン・製作総指揮を務めただけあって、違和感はなかった。 (ONE PIECEの他の映画もアニメもほとんど観ていないので比較できないけれど)。 特に、みんなコスチュームが素敵だったなぁ。 戦闘準備結果も良かったけれど、後半の殴り込みをかけるシーンは格別。 ああいう格好は映画ならではの、サービスカットかと思う。 ちなみに、0巻は年明けまでお預け。 引換券は貰えたので、交換できるはず。

テンキーレスな天気

キーボードを FKBN91ML/NB に新調した。 このキーボードの良いところは、色々無いところ。 まず、キートップにかなが書かれていない。 常にローマ字入力で、かな入力はしないので、かなは要らない。 このおかげで、写真の通り見た目がすっきりする。 それから、テンキーがない。 テンキーの方が数字を入力しやすいという人もいるだろう。電卓と似た配置なので、一理あると思う。 それを補って余りあるのが、ホームポジションとディスプレイの正中線を一致させても、マウスが手元に置けること。 テンキーがあるフルサイズのキーボードだと、正中線を一致させるとテンキーのせいでマウスがやけに右に離れる。 しかも、テンキーレスなのに配列が標準的なキーボードと同じなのが嬉しい。 テンキーレスというだけなら、色々あるけれど省スペース化のためにキー配置が変則的になっていることが多い。 変則的な配置は、慣れるまでが大変だし、慣れて変則的な手癖がつくのも避けたい。 唯一気になるのは、打鍵音。 今まで、静かなパンタグラフ式のキーボード (ノートPCのような感じ) を使っていたから、余計に気になるのかもしれない。 しかし、テンキーレスの標準的な配置のキーボードを探すと、このシリーズがRealforceシリーズくらいしか選択肢が見つからない。 需要少ないんだろうか。 あぁ、そもそもわざわざキーボードを買い換えるユーザが稀少なのか。

死してなお

『陰陽ノ京 月風譚 黒方の鬼』 を読んだ。 本書は『陰陽ノ京』シリーズの外伝なのだろう。 主人公が慶滋保胤 (よししげやすたね) ではなく、賀茂光栄 (かもみつよし) だ。 光栄の歯に衣着せぬ物言いが、痛快。 穏和な保胤の視点だと、じれったさを感じることもままあった。 しかも、光栄その性格ゆえに物語のやるせなさが際立つ。 結末はバッドエンドでこそないけれど、大団円でもない。 自分はこちらの方が好きかも知れない。 こちらはこちらでシリーズが続いていくと嬉しい。

腹痛くないから払いたくない?

『ジェネラル・ルージュの凱旋』 を読んだ。 本書は、『チーム・バチスタの栄光』、『ナイチンゲールの沈黙』に続く田口&白鳥シリーズ第3弾。 果たして、病院は警察署や消防署と同じ公共財だろうか。 自分は、異なると思う。 警察署が犯罪を減らせば、フリーライダーが犯罪に遭う可能性は小さくなる。 消防署が火災を減らせば、フリーライダーが延焼に遭う可能性が小さくなる。 しかし、病院がいくら怪我や病気を治しても、フリーライダーが怪我をする可能性や病気に罹る可能性は、小さくならない。 怪我をする可能性を小さくするのは主に安全学だし、病気に罹る可能性を小さくするのは主に衛生学だからだ。 また、医療費を安くすればするほど、些細なことで病院にかかる人が増える。 どうにかうまくインセンティヴを設計できないかなぁ、と時々思う。

一騎当千

『鋼の錬金術師 24』 を読んだ。 今回は、エルリック兄弟はほとんど出番なし。 主役だというのに。 けれど、周りを固めるキャラクタ達も魅力的で、それぞれにドラマを繰り広げている。 中でも特に印象深かったのが、ホーエンハイム。 フラスコの中の小人とのやりとりを読んで、 Hellsing のアーカードとシュレディンガーを思い出した。

2009年に読んだ本を振り返る

2009年も残すところ、あと一週間になった。 ここで、今年読んだ本を振り返ってみる。 今年は全部で約140冊読んだ。 そのうち、小説が約50冊。非小説が、約90冊。 切りがないので、非小説はこれ以上細かく分類しない。 それぞれから、印象深かった本を3冊ずつ選んでみた。 選ぶ際に、全体を見渡して初めて気がついた繋がりに基づいて、キーワードを挙げてみた。 では、まず小説からこの3作。 キーワードは、「作中作」。 再帰的な構造には、どこか惹かれるものがある。 『はてしない物語』 Mirror House Annex: 希望・欲望・希求・欲求 『アイの物語』 Mirror House Annex: 「分かる」が「変わる」 『中庭の出来事』 Mirror House Annex: アウトインアウト 上から順に段々と、作中の現実と作中作との境界が曖昧になっていく。 何が作中の現実で何が虚構か分からなくなる感覚が好き。 もちろん小説だから全部虚構だけれど、現実だって一炊の夢ではないとも限らない。 脱構築的な発想をすれば、夢がなければ現実の厳しさを知覚できないし、現実がなければ夢の美しさは失われる。 実はもう1冊作中作を扱った作品を読んだけれど、どれか明かすと面白さが損なわれるので割愛。 つづいて、非小説からこの3冊。 キーワードは「自由意思」。 哲学的な響きだけれど、「思い通りに生きるには?」と考えると切実な響きを帯びる。 『服従の心理』 Mirror House Annex: 服従からの自由 『誘惑される意志』 Mirror House Annex: 時間とともに 『自由をつくる自在に生きる』 Mirror House Annex: どこ吹く風 1冊目は、シチュエーションを整えれば多くの人が意思に反した振る舞いをすることを実験で示している。空気を読む力の恐ろしさが垣間見える。 2冊目は、個人の意思決定の仕組みをピコ経済学と称して紹介している。意思は一枚岩ではないというモデルから、後悔すると分かっている行動を選択してしまうメカニズムに迫る様がスリリング。 3冊目は、森博嗣のエッセイ。自由は貰えるのを待っていても得られない。実験結果は大半が空気を読んで振る舞うことを示しているけれ

唯一無二、三首四眼五臂六脚の七転八倒

『龍盤七朝 ケルベロス 壱』 を読んだ。 ざっくり言えば、強大な敵を協力して打ち倒そう、という物語。 こうやってまとめてしまうと、新鮮味はないけれど、敵も味方も一筋縄ではいかない。 敵の名は、螺嵓 (ラガン)。 地の文では、繰り返し「怪物」と形容されている。 この螺嵓が強大過ぎる。強大さにも程がある。 鎧袖一触という形容さえ生温い。 触れなくても側にいるだけで死ぬ。 どうやったら倒せるのかと思うけれど、これを倒すのも「怪物」らしい。 三首四眼五臂六脚の怪物らしい。 一見無茶苦茶な数字だけれど、読み終えた今は得心がいっている。 ただ、こちらの怪物はまだ本領を発揮していない。 タイトルに「壱」とあることから分かるとおり、本書はまだ序章。 八面六臂の活躍をするのはこれからだろう(三首五臂だけれど)。 このように敵も味方も規格外だけれど、最初にざっくりまとめた物語の構図自体は壊れていない。 ただ、敵が敵なだけに、協力してどういう風になるのか。 どういう風になれば匹敵できるのか。 そして、匹敵できるようになることが、良いことなのか。 「弐」が出るのが楽しみ。

数文学

『数学ガール』 を読んだ。 本書は、数学をテーマにした小説(多分)。 「多分」とつけたのは、下手な参考書より丁寧に数式の変形を追っているから。 暗算で感覚的に追っただけなので、 きちんと理解したとは言えない。 理解度は、多分、テトラちゃん未満。 けれど、楽しかった。 こんなにきちんと数式 の変形を追ったのは、久しぶり。 量化子も懐かしい。 大学の数理論理学の講義で出てきたっけ。 ちなみにその講義は、一回落とした。 多分、親しみが足りないのだろう。 量化子はいまだに立ち止まらないと、理解できない。 でも、明確だよね、数式の方が。 本書でも述べられている通り、理解してしまえばこんなに明確なものはない。 対照的に、自然言語はみんな少なくとも分かったつもりにはなれる。 代わりに、誰も明確に理解していないことがある(あるいはそもそも明確に理解され得る情報が存在していない)。 さぁ、次は フェルマーの最終定理 だ。

ゆとりの言うとおり

『ゆとりの法則』 を読んだ。 本書によると、訓練とは 新しい仕事を、ベテランよりはるかにゆっくりやることによって練習すること である。 この観察結果は、自分の感覚とも一致する。 『Mirror House Annex: 速さの先にあるもの』 でも書いたように、拙速を繰り返しても上達する気がしない。 あと、面白いと思ったのは、5人の開発者からなるチームと、4人の開発者と1人の事務員からなるチームとで、生産能力を比較した行。 ゆとりがなくなるのは、分かりやすいところを数値目標にして、そこを最適化しようとするからだろう。 難しいのは、数値目標にしにくいところだと言うのに。

ヒーローではない

『変身』 を読んだ。 呆気にとられた。 昔の作品を読むのは、スリリングだ。 自分が把握している現在の定石や作法が通じないから、予断を許さない。 定石や作法をあえて外しているわけではない。 そもそもそんな約束自体が発生していないだけだ。 自由だなと思う。 それでいて出鱈目ではないと思う。 不思議な作品。

モノローグ

『化物語(上)』 、 『化物語(下)』 を読んだ。 単純に主人公――阿良々木暦と各キャラクターとの遣り取りが面白かった。 ところで、「バケモノ」はどうして「化け物」なんだろう、「化け者」ではなく。 化けて出るのが、人でも物扱いだ。 最近読んだ同作者の本だから、 『きみとぼくが壊した世界』 か 『不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界』 だと思うのだけれど、そこでも「ホンモノ」について同じ遣り取りがあった。 いずれにせよ、人でなしということなのだろうか。

どこに置くつもり?

『おしゃべりなデザイン』 を読んだ。 本書は雑誌『リアル・デザイン』に連載されたデザイナーとのインタビュー記事12本を単行本にしたもの。 面白かったのは、プロダクトとそれが活かされる生活空間に関する話。 自分の読んだ限り、2人のデザイナーがそれに言及していた。 日本の特に都市部では、生活空間が狭い。 それがプロダクトに種々の制約を課す。 例えば、テレビ。 一方で、テレビがどんどん薄くなっていて、そのテクノロジーの進化はいかにも日本的ですごいけど、テレビが薄くなっただけでは人の生活は変わりません。テレビと人の距離が変化しないとね。技術のイノベーションに沿ったストーリーをどう描くか、そこが大事です。 『おしゃべりなデザイン』 生活空間が狭ければ、設置スペースは狭くしたくなるし、試聴距離も取れない。 大画面化には限界があるだろう。 何となく欲しくなったとき、それを手に入れたら、生活がどう変わるか。 それをイメージして買い物をすると、失敗が少なくなりそう、とユーザとしては思う。

ワカバ・グリーン

『Mirror House Annex: アマガエル・グリーン』 で欲しいと言っていた AC Adapter MIDORI が見つかった。 探してみるものだなぁ、と感心する。 併せて、 アマガエル ストラップ のストラップを購入したので、1画面に収めて写真に撮ってみた。 どれも、一口で言えば黄緑色だけれど、写真の通り色味が異なる。 明るい順に、Adapter MIDORI、PRISMOID、アマガエル。 でも、写真の色は、あまり感覚通りではない。 モニタで見ている色が、感覚に近くなるように若干調整したけれど、それでも不十分。 とは言え、モニタの種類や設定によっても色は変わってしまう。 ウェブ上では、色の存在は、儚い。

ワンピ

『ONE PIECE 巻56』 を読んだ。 見ての通り、表紙が濃い。 と言うか、イワンコフが濃い。 そして、中身はそれ以上に濃い。 雑誌連載を読まずに単行本で一気に読んでいるので、展開についていけなくなりそう。 それでも、一気に読めるのは、うまく描かれているからなんだろうなぁ。 コマの大きさのメリハリが心地よい。 そういうわけで見所は沢山あるけれど、最大なのはやはり最後の一話「四皇白ひげ」。 最後のページは、巻57への期待を煽る。

本の虫

『本の現場―本はどう生まれ、だれに読まれているか』 を読んだ。 次の一文に心当たりがあって、今年、感想を本ブログのエントリィにUPした本を数えてみた。 大雑把に、読書ラベルを付けた本を実用書、小説ラベルを付けた本を文学と見なす。 実用書は、コンピュータか統計関連、小説はライトノベルかSFが多いけれど、そこには目をつぶる。 「大人になると、癒し系・励まし系の実用書が多くなる。人生経験の蓄積が人を文学に向かわせるように思っていたけれども、今の大人にはそんな余裕がなくて、目先のビジネスに役立つ本、勝ち負けだ、投資だという本が多くなるんですね」 果たして、結果は、読書ラベル81エントリィ、小説ラベル43エントリィ。 実に約2倍の開きがあった。 小説ばかり読んでいた時期があったが、その時期と比べると結構な変わり様。 一瞬、もう少し小説読もうかな、と思ったけれど、よく考えると、括りが乱暴過ぎる。 癒し系・励まし系の小説も多いし、知識や技術を蓄積して初めて読みたいと思う実用書 (専門書か?) もある。 文学を読むより、漫画や雑誌を読んだ方がいいかもしれない。 いや、そもそも本の類から離れてみた方が、という気もする。 いくら乱読だって読書には変わりないのだから。

あたなが壊したのでは?

『きみとぼくが壊した世界』 を読んだ。 西尾維新の世界シリーズの3冊目。 なるほど、確かに壊している。 何が壊されているかは、読めば分かるとして、壊したのは、もちろん作者に他ならない。 読者は読者で壊しているので、お相子様だろう。 しかし、そもそも壊れていない理想型なんて、存在した試しがあっただろうか? それに、こんな壊れ方なら悪くない。

アマガエル・グリーン

携帯電話を機種変更して、 PRISMOID にした。 グリーン、マットブラウン、ホワイトの3色があるけれど、写真の通りグリーンを選んだ。 これに合わせて、 AC Adapter MIDORI を復活させてくれればなお良かった。 ちなみに、モックを触っていた時から分かっていた通り、片手では開きにくい。 開けてしまえば、ボタンは押しやすいだけに、玉に瑕だ(四角いけれど)。 開けやすさを犠牲にして、形を取ったのかも知れないけれど、両立させて欲しかったと思う。 でも、価格は比較的安いし、総体的には満足 (何割かは所有効果か)。

マネジメントの対象

『プロジェクトマネジメント プリンシプル』 を読んだ。 本書は、プロジェクト・マネジメントに関する8つのハンドブックを1冊にまとめたもの。 正直なところ、自分には敷居が高かったと思う。 多くの部分が消化不良のまま残っている。 特に『第6部 契約マネジメント』は斜め読みしてしまった。 でも、面白かった部分もあった。 『第4部 コンフリクト・マネジメント』、『第7部 時間とストレスのマネジメント』が新鮮に感じられた。 これらが扱う人間系の問題についての予備知識が少なかったからだろう。 自分の関心は技術系の問題に偏っている。 また問題意識が生まれたら、他の部を改めて読んでみようと思う。