『欲望の美術史』と『美術の誘惑』を読んだ。読み終わってから気がついたのだけれど、『ウォーホルの芸術~20世紀を映した鏡~』と同じ方の書いた本だった。
この本にはオールカラーの図版が収録されているし、アート プロジェクト – Cultural Instituteをはじめ、Webでもいろいろな美術作品を高い解像度で見られるようになりつつあるけれど、やっぱり美術館に行きたくなる。
美術館に足を運んで実物を見ることで、初めて感じられるものがある。その最たる例が、作品の大きさ。作調べればすぐにわかる数字だし、数字から大きさをイメージすることもできる。それでも、実際に目の当たりにしないと、大きさが生む迫力や、小ささがもたらすかわいらしさを感じられない。
それから、作品自体じゃなくて、それが置かれている空間から感じられるものもある。ケースや額装、展示室の内装も、作品から受ける印象に少なからず影響する。同じメニューを食べるにしても、家で食べるのと外で食べるのとではおいしさが変わるようなものだ。
最後に、美術館に行ったときの気分は、自室で本を読んだりWebを閲覧したりする気分とは、全く異なる。気が塞いでいると、何を食べても美味しく感じないのと同じ。でも、時折、気分の壁を乗り越えて突き刺さってくる作品に出会えたりする。
あー、どこかに何か観に行きたいなあ(漠然としている)。
この本にはオールカラーの図版が収録されているし、アート プロジェクト – Cultural Instituteをはじめ、Webでもいろいろな美術作品を高い解像度で見られるようになりつつあるけれど、やっぱり美術館に行きたくなる。
美術館に足を運んで実物を見ることで、初めて感じられるものがある。その最たる例が、作品の大きさ。作調べればすぐにわかる数字だし、数字から大きさをイメージすることもできる。それでも、実際に目の当たりにしないと、大きさが生む迫力や、小ささがもたらすかわいらしさを感じられない。
それから、作品自体じゃなくて、それが置かれている空間から感じられるものもある。ケースや額装、展示室の内装も、作品から受ける印象に少なからず影響する。同じメニューを食べるにしても、家で食べるのと外で食べるのとではおいしさが変わるようなものだ。
最後に、美術館に行ったときの気分は、自室で本を読んだりWebを閲覧したりする気分とは、全く異なる。気が塞いでいると、何を食べても美味しく感じないのと同じ。でも、時折、気分の壁を乗り越えて突き刺さってくる作品に出会えたりする。
あー、どこかに何か観に行きたいなあ(漠然としている)。