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9月, 2016の投稿を表示しています

個性のせい - 僕のヒーローアカデミア 10

『僕のヒーローアカデミア 10』を読んだ。 ついにオール・フォー・ワンとオールマイトが接触。そして、次巻へ続く。このあとどうなるか楽しみ。 一方で、この巻でのデクのの行動には違和感が。また腕をボロボロにしたり、敵のアジトにのこのこ出かけていったりする。 「考えるより先に体が動いていた」 「余計なお世話ってのはヒーローの本質でもある」 これらが錦の御旗になっちゃって、成長していないようにも見える。 相沢先生からの教えやグラントリノのところでのインターンで学んだことが蔑ろになっている気がしないでもない。特にオール・フォー・ワンが姿を現したときなんか、木偶の坊になっちゃってないか。 ひるがえって麗さんを見ると、バランスがいいというか良識的というか。家族のためにも武闘派災害救助ヒーローとして末永く活躍するようになって欲しいところ。

フリップフラップサーキット - FLIP-FLAP

『FLIP-FLAP』を読んだ。Kindle Unlimitedに登録して、数巻で終わるおもしろそうな漫画を探して、淡々と検索結果のページを送っていったら行き当たり。 この2ページが堪らなく好き。Kindle Unlimitedで読んだにも関わらず、Kindle版を買ってしまった。安かった [1] こともあるけれど、何よりKindle Unlimitedはこういういつかまたきっと読む本には向いていない [2] 。 ピンボールとシューティングゲームという違いはあれど、『連射王』に通じるものがある。本気について改めて考えこんでしまう。って立ち止まって考えているうちは、本気でのめり込めていないのだろうけれど。 ××はおもしろそうだけれど長続きしなさそうだ。とか、自分にはおもしろいんだけれど人にはウケなさそうだ。ついそんな余分なことを考えてしまう。 見返りとか意味とか評価とか他者とかが後からついてくるような境地にいる人には、一体何が見えているのだろうか。 [1] 2016年9月21日23:00頃は199円かつ20%ポイント還元だった。 [2] 一度に利用できるのが10冊までという制約があるため、時間をおいて再読する類いの本を抱え続けにくい。

略 - ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインV ―サード・スクワッド・ジャム ビトレイヤーズ・チョイス〈下〉

『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインV ―サード・スクワッド・ジャム ビトレイヤーズ・チョイス〈下〉』を読んだ (文字数的にはもう十分かな?)。 これにてサード・スクワッド・ジャム終了。上の時点で分かっていたこととはいえ、ちょっと展開がわざとらしい (というか主催者特権でわざとだった) のが残念。でも最後のオチはよかった。 あと、ZEMAL が清々しい。きっと間違っても優勝したりはしないだろうけれど、スクワッド・ジャムの顔として連続参戦記録を伸ばして欲しいところ。

クックルー - ククルカン 1-7

『ククルカン 1-7』を読んだ。Kindle版が叩き売りかと思うほど安かったので、1ページも読まないうちから完結巻まで衝動買い。 架空の世界の軍隊が舞台。主人公をはじめ登場人物の大半が軍人。けれど、ちっとも緊迫感がない。基本はラブコメ。周りは女の子ばかり。なんとも言えないけれど、いい空気感。 なんとなく『どきどきポヤッチオ』のような雰囲気。戦地がずっと近いけれど。 『どきどきポヤッチオ』やりたくなってきた……。

動かざること誰の仕事 - 人を動かす

『人を動かす』を読んだ。前からタイトルは知っていて 何かうっすら読んだ記憶がないでもない けれど、 『SOFT SKILLS』 で紹介されたのが駄目を押されて改めて。 章構成は次の通り。N個の原則形式で書かれているのがキャッチー。 人を動かす三原則 人に好かれる六原則 人を説得する十二原則 人を変える九原則 古典なだけあって、後続の類書のエッセンスが濃縮されているように見える。その分、抽象的で今の自分の置かれた状況に落とし込むには距離がある。 『ほめる技術』 を読んだときにも同じことを感じたのだけれど、口先でなく心から賞賛するのって難しい。自分の心が邪なだけか……。 あとクレーマーみたいな人が相手でもこれでいいのかな? という疑問もある (そういう輩は相手にすべきではないのかもしれないけれど)。 (それにしても、前に読んだときのこと、これっぽっちも覚えていなかったな……) なお、読んでいる時のツイートも 『人を動かす』を読みながらのツイートログ - Togetterまとめ にまとめておいた。

腎積を斟酌 - 大妖怪展

「 江戸東京博物館 で『大妖怪展』を観てきたよ。なかなかの混雑だった」 「最終日に滑り込みだったので、なおさらでしょうね」 「おどろおどろしい妖怪もいたけれど、かわいらしい妖怪って昔からいたのね」 「ジバニャンみたいな?」 「あそこまではカワイイカワイイしてないなぁ。なんて言うかゆるかわ?」 「新しい!」 「『針聞書 (はりききがき)』って書物に描かれているのが、なんともゆるかった」 「所蔵している九州国立博物館のWebサイト 九州国立博物館 | 収蔵品ギャラリー『針聞書』虫をもっと見る で紹介されていますね」 「ホントだ。『大妖怪展』で見たのの他にも色々いて楽しいな。お、この〈腎積 (じんしゃく)〉ってのも大概ゆるいぞ」 この虫が病気を起こすと口が臭くなる。 「口が臭くなる」 「…」 「口が臭くなる」 「やめろ 強い二周目やめろっ」 「『ゆゆ式 8』ですね」

既視感・監視・起死回生 - デジャヴ

映画『デジャヴ』(原題 "Déjà Vu") を観た。書き過ぎるとネタバレになるので簡単に。 ある一点 だけがどうにも強引に思えてしょうがない。その一点が、この映画のクライマックスに関わっているので手放しで誉められるほどには楽しめなかった。 でも、その一点を除けば、とても丁寧に作られている。各シーンに散りばめられていた伏線が次々と回収され、エンディングへと加速・収束していく終盤には引き込まれる。 解釈に自信がなかったので、いくつか解説を検索して読んでみたら、やっぱり見落としや誤解があった。思った以上によく練られている [1] 。 それだけに、最初に触れた一点が気になってしょうがない。一方で、他にやりようがあったかと考えてみるも、それも難しいわけで。 [1] 特に読み応えがあったのは、 やっぱり見ていたような雰囲気 「デジャヴ」時間軸解釈完結編? - 杜の都のSF研日記 と [2] 『デジャヴ』レビュー&解説 - トーンコントロール の2サイト (考察・解説のためネタバレあり)。

アルミン察し - 進撃の巨人 19, 20

『進撃の巨人 20』を読んだ。『19』を読んだ時の感想を書きそびれていたことに気がついたので、それも合わせて。 本巻と前巻の2冊に渡って、2つの戦いが並行して繰り広げられる。まず、エレンを始めとした104期兵と、鎧の巨人/ライナーと超大型巨人/ベルトルトのコンビとの戦い。それから、エルヴィン、リロイらと獣の巨人らとの戦い。 どちらも凄まじいけれど、目が離せないのはやはりエレン達とライナー・ベルトルトとの戦い。1巻で深い絶望感をもたらしてくれた超大型巨人/ベルトルトとの戦いが、殊更に感慨深い。1巻の表紙と同じ構図の見開きには震えた。 因縁が決着したという意味では、一つの節目。でも、人間と巨人との戦いという視点で見ると、多大な犠牲を払ったにも関わらずまだ前哨戦に過ぎない。まだ獣の巨人が生きている。 次はついに獣の巨人との戦いに決着かと思いきや、次巻予告を見るとそうそう素直に事が運びそうにない。結末を見るまで死ねないなあ。

ちぎり - 血と霧1, 2

『血と霧 1』と『〃 2』を読んだ。この2冊で完結。前後編や上下巻という構成ではなく、ナンバーが振ってあるから、3冊以上続くのかと思ったけれど、出版社の紹介文にも、 血に支配された国で葛藤する者たちを描く、贖罪と祈りの完結篇。 とある。残念。 物語は主人公リロイスの一人称で進む。彼がなかなか煮え切らなくてやきもきする。いい年なのだけれど、ちょっとハードボイルドを気取っているように見えるのが、もどかしさに拍車をかける。 だからこそ、ラストのカタルシスが際立つのだけれど。謎が氷解し、関係が瓦解し、歩みが再開される。 世界観もキャラクタも魅力的だっただけに、これで完結なのが返す返すも残念。第2部とかスピンオフとか外伝とか出ないかしらん。

色はイロハ - 岸辺露伴 ルーヴルへ行く

『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を読んだ。森アーツギャラリーセンターで 『ルーブルNo.9』 を観たときのお土産。 フルカラーと聞いてあのヴィヴィッドなカラーリングだと目が疲れそうだと危惧していたけれど、杞憂だった。巻末インタビューにあるとおり、彩度が抑えられている。 いつも使っているカラーリングで全編構成したら読む側が疲れるな、ヤバイな、と。だからストーリーを読んでもらうためのバランスでいこうと考えました。 カラーリングは、読みやすさだけでなく物語上でも一つのポイントになっている。岸部露伴がルーブル美術館を訪れるのは、「この世で最も『黒い色』という色」で描かれた絵を追い求めた結果だ。 しばしば思うのだけれど、黒って色は不思議。他の色は反射した光として視覚に入力されるのだけれど、黒だけは違う。光の反射がない=入力がない部分が黒として処理される。 だから「この世で最も『黒い色』という色」は、きっと真っ暗闇に他ならない。 あれ、もしかして「何も見えていない」となんら変わるところがない?

撫国無双 - 撫物語

『撫物語』を読んだ。撫子の撫子による撫子のための物語だった。 トラブルメーカーも撫子だし、トラブルシューターも撫子だし、モブも撫子だった。 くどくて、あくどくて、あざとくて、聡くて、胸が熱くなって、胸焼けする。 そんな過剰なお嬢さんの物語だった。 余談。ついに ●●や ▲▲への言及まで始まって、これまで以上にメタい。あるいは伏線だったりするのだろうか。

お腹は減るし、食事をメルシー、are you healthy?

「 『SOFT SKILLS』 にあてられて筋トレを再開したよ」 「 前回 は開始3週間でフェードアウトしちゃいましたっけ」 「ほぼ1年前か。今となっては懐かしい。ところで、筋トレメニューを参照していただけだった『』、改めて眺めてみると『筋トレの基本がわかるQ&A60!!』がおもしろい」 「何かいいこと書いてありました?」 「体重に関するQが形を変えて何回も出てくる」 Q14 体重は増えるの? A 基本は増える。 Q22 体重は変化する? 減る? 増える? A はじめ増加、最終的に減る Q34 筋トレで痩せるのか? A 効果がある。 「数あわせでしょうか……」 「おかげでせっかくの解説がとっちらかっちゃっているので、まとめてみよう」 脂肪は減るけれど、筋肉量が増える。結果、最初は体重が増える。 筋肉量が増えると、基礎代謝によるカロリー消費が増える。だから、痩せやすくなる。 でも、摂取カロリーをコントロールするか長期間 (見た目が変化し始めるまで2ヶ月) 続けるかしないと、痩せるまでいかない。 「3が高い壁ですね。双司君、お酒よく呑みますし」 「呑むとおつまみも欲しくなるしな……。というわけで、摂取カロリーを記録してみようと カロリサイズ ってアプリを入れてみたのだけれど、面倒だは今月末には提供終わるはで、モチベーションが急下落」 「代わりのもっと手軽なアプリ探したらどうですか?」 「うーん、いいのがなくてカロリサイズを使っていたんだよなあ。かといって、『SOFT SKILLS』の作者みたいなやり方はなあ」 「それはどんなやり方なんですか?」 「カロリーが分かっているものを食べる」 食事の内容が複雑になればなるほど、カロリー数を正確に計算するのは難しくなる。だから、私は自分がダイエットするときには、ごく単純な食事をするように努力している。また,カロリー数をいちいち調べなくても済むように、同じものを何度も食べるようにしている。 「逆転の発想というかなんというか」 「これはちょっと真似できない」 「美味しいものでも、しょっちゅうだと飽きますよね」 「『ダイエットなんて実在ない。あるのは生活習慣の変化だ』みたいなツイートを見かけてその通りだよなぁ、とつくづく思う。だからこそ難しいのだけれど」 「身に染みついた習慣を変えるのっ

あかりのありか - 目黒雅叙園 和のあかり×百段階段

「目黒雅叙園で 『和のあかり×百段階段 2016』 を観てきたよ」 「開催期間が8月28日 (日) まで――もう1週間以上前じゃないですか」 「ちなみに行ったのは8月半ば……」 「なおさら開催期間中に教えてくださいよ」 「ともあれ、撮影OKだったので」 「墨絵ですね」 「背中がセクシー」 「艶っぽいとか、もう少し言葉があるのでは?」 「こちらは白龍」 「今度は青龍。青森ねぶた祭からの出展」 「打って変わって強烈な存在感ですね」 「でかいしね。存在感で言うと、でかい人のインパクトもなかなかどうして」 「ちょっと恐いです」 「うん、大泣きしている子供もいた。俺は 顔が大きくなる箱 - デイリーポータルZ:@nifty を思い出してなんか楽しかったのだけれど」 「葉脈の美しさと、触れたら割れてしまそうな儚さが素敵。『透明標本』を連想する」 「秋らしくて素敵ですね」 「展示品だけじゃなくて、部屋の意匠も凝っていたよ。さすが目黒雅叙園」 「これはどこを映した写真なんですか?」 「天井。寝るとき落ち着かない!!」

漫画に死す - ルーブルNo.9

森アーツギャラリーセンターで 『ルーブルNo.9』 を観てきた。 目当ては『岸辺露伴 ルーブルへ行く』。これはまた別のエントリィで。期待どおりというか、期待以上だったので、買って帰ってしまったので。 No.9とあるのは、フランスではバンド・デシネ (≒漫画) が第9の芸術として位置付けられているから。後発であろう映画 (第7) やメディア・アート (第8) より後ろ。意外なようならしいような。 気に入ったのは展示順に『ルーブル横断』、『レヴォリュ美術館の地下』、『奇数時間に』。 『ルーブル横断』は展示品と来館者の類似性を描いている。自分にはなかった美術館への視点が新鮮。単に美術品を飾るだけのスタティックな空間じゃなくて、そこに人が訪れていろいろな振る舞いを見せるダイナミックな空間なんだ、って。 『奇数時間に』は反対に主人公が美術品に向き合う話 (多分)。全編に渡って精彩なCGで描かれているのは、バンド・デシネならではななんだろうな、と思う。この展示で知ったのだけれど、バンド・デシネはフルカラーで時間をかけて描かれ、アルバム (≒コミックス) の形式で発売されるものらしい。白黒で連載されていたのが、コミックスにまとめられる日本の漫画とは対照的。 『レヴォリュ美術館の地下』は、モロ好み。バンド・デシネはフルカラーと言って、まだ舌の根も乾いていないのでけれど、これは白黒。トーンもない。背景やキャラクタの書き込みとか、アナグラムの多用とか、奇妙なセリフ回しとか、堪らない。こうして振り返ってみると、『KING OF BANDID JING』に似た雰囲気かも (最早出ることもないだろうけれど、続き読みたい)。ただ、これも古い漫画らしく、いくつかネットショップを探したけれど、もう見当たらないのが辛い。古本で探すしかないか。

ジャララジャララ - シン・ゴジラ

海ほたる (Umi-hotaru) by y.ganden is licensed under a CC BY 2.0 . 「『シン・ゴジラ』を観てきたよ」 「 ピコピコ (ファミコン) の次はゴジラですか。こちらもまた懐かしいですね」 「こっちは懐かしさなんて微塵も感じさせない、新しいゴジラだった。それでいて、やはりゴジラらしいゴジラでもあった。いやぁ、おもしろかった」 「べた褒めですね」 「ちょっと違和感のあるシーンもないでもなかった。でも、これだけのモノを見せられたら、そんなことはどうでもよくなるね!! 『マッド・マックス』を思い起こさせるストーリィの密度。ゴジラの生態、造形、絶望感。ヘリに戦車に災害救助。そして終盤の外連味溢れる作戦!! 勢い余って、PCの壁紙をゴジラにしてしまった」

Bダッシュで駆け抜けた - ピコピコ少年 (無印、TURBO、SUPER)

「『ピコピコ少年』、『ピコピコ少年 TURBO』、『ピコピコ少年 SUPER』を読んだよ」 「これ、実話なんですね」 「自分もゲームばかりやっていたので、ノスタルジーを感じてしまう」 「今でもゲームしているじゃないですか。この間も 『カルドセプト リボルト』 買いましたし」 「三つ子の魂百まで、ってことで。でも、楽しかった記憶だけじゃなくて、失敗も似た経験を重ねているので、なかなかどうして読んでいて辛いときが」 「え、本当ですか。ドレですか? コレですか?」 「傷口に塩を塗り込みに来んな」