『星読島に星は流れた』を読んだ。
舞台は、天文学者のローウェル博士が住む孤島。そこに招かれた主人公・盤は、そこで殺人事件に遭遇する。人が殺されるミステリィなのに、読後には意外にもじんわりとした余韻が残った。盤を始め、登場人物がみな魅力的だからだろうか。個人的にはヨランダさんが、良い味を出していると思う。
ところで、物語の本筋とは離れるけれど、天文学者に限らず科学者ってロマンチストでありリアリストでもあるんだろうな、と思う。まだ見ぬを何かを追い続けるなんてロマンチストに他ならないし、そのために理論を構築したり、実験を繰り返したりするにはリアリストでなければならない。
と思っていることさえも、ロマンかな。
舞台は、天文学者のローウェル博士が住む孤島。そこに招かれた主人公・盤は、そこで殺人事件に遭遇する。人が殺されるミステリィなのに、読後には意外にもじんわりとした余韻が残った。盤を始め、登場人物がみな魅力的だからだろうか。個人的にはヨランダさんが、良い味を出していると思う。
ところで、物語の本筋とは離れるけれど、天文学者に限らず科学者ってロマンチストでありリアリストでもあるんだろうな、と思う。まだ見ぬを何かを追い続けるなんてロマンチストに他ならないし、そのために理論を構築したり、実験を繰り返したりするにはリアリストでなければならない。
と思っていることさえも、ロマンかな。