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一刻の治国 - マギ シンドバッドの冒険(16)

『マギ シンドバッドの冒険(16)』を読んだ。本編が完結して、こちらも佳境。ついに念願が叶い、シンドリア王国の建国にこぎ着けるのだけれど……。 セレンディーネの思い切った行動が印象的。愛憎相半ばするが故だろうか。皇女だからこその責任や愛国心もあるだろうから、自分が思い及ぶ範囲にはない気もする。 彼女のこの選択は、シンドバッドに決定的な影響を与えているように思う。そう思うのは、シンドバッドはまだ黒ルフを受け入れていないから。彼が黒ルフを受け入れ、この時点ではセレンディーネが従えるゼパルの能力を、後に本編で紅玉に使ったのは、彼女のこの選択が引き金なんじゃないだろか。なんてことを思う。 ということを考えていると、バルバロッサの存在感が相対的に薄くなっていく。でも、キッカケを作ったのがセレンディーネとは言え、直接の非道を行うのはバルバロッサなので複雑。

神のいぬ間の選択 - マギ(37)[完]

『マギ(37)』を読んだ。これにて完結。 この巻だけに関して言えば悪くなかった。最終章に入ってからここに至るまでが、自分にはついていけなくて悪い意味で超展開だったのだけれど。 完結巻ということで、どんな話だったっけかざっと振り返ってみた。 1~2巻 アラジン、アリババ、モルジアナが出合って、迷宮 (ダンジョン) 攻略。アリババがジン・アモンに選ばれる。そのあとバラバラに。 3~8巻 3人が合流してバルバッド編。アル・サーメンの存在が明るみに出る。合流するまでにアラジンと煌帝国の白瑛が出合う (3巻)。紅玉、ジュダルの登場もこの時期。 9~12巻 一行はシンドリアへ。そこでアラジンがマギとして、アリババに力を貸す宣言をする (9巻)。白龍登場。アラジン、アリババ、モルジアナといっしょにザガンの迷宮へ。迷宮攻略後、再びアル・サーメンと対峙。撃退後、アラジンはマグノシュタットを、モルジアナは故郷を目指す。アリババは悩み中。白龍も帰国。紅覇、紅名、紅炎の顔見せ (12巻)。 13~15巻 シンドバッドが紅玉との模擬戦でゼパルの能力を使う(13巻)。アリババはレームへ行くことへ。一緒に出発するも、解散する前に海賊に襲われる。ここで白龍の目的が母・玉艶の殺害と判明。レームのアリババ、ユナンの元を訪れたモルジアナ、煌帝国に帰国した白龍のエピソードを挟み、マグノシュタット編開始。 16~20巻 マグノシュタット編。端折ると、世界統一を目指す煌帝国が攻めてきたが、マグノシュタットの反撃手段が、アル・サーメンに仕組まれていたためイル・イラーを降臨させかねない事態に。両国が協力、アラジンも駆けつけ、シンドバッドも介入。一緒にモルジアナとも再会。最終的に、アラジンがソロモンの知恵を使い、イル・イラー降臨の依り代となっていたマグノシュタット学長たちのルフを還して、事態が収束する。 21~24巻 アリババがバルバッドの状況を見て煌帝国・紅炎に、紅玉にゼパルを仕込んでいることを知りシンドバッドに相容れないところがあると知る。そしてアルマトラン編突入。紅炎が協力の見返りに、アラジンからアルマトランの秘密を聞き出す形で始まる。結果的には、ダビデが意図的に息子ソロモンに負ける。ソロモンが世界の法則を変えた代わりに人間性を失う。ソロモンの妻であり、マギの一人でもあるシバが采配を奮う...

性急/聖宮 - マギ36

『マギ 36』を読んだ。 裏表紙を見てモルさんの復活に期待したけれど……。 悪い意味で展開が目まぐるしいような印象を受ける。右往左往している感じ。 そんなわけで、次が最終巻だけれど、不安が期待よりも先に立つ。どうやって畳むんだ、これ(連載誌では完結済みだと知っているいるけれど、単行本派なのでまだ結末を知らない)。

罪と積み木 - マギ シンドバッドの冒険 15

『マギ シンドバッドの冒険 15』を読んだ。 ついにセレンディーネがシンドリア紹介から離脱してしまった。 『マギ 35』 で彼女の最期にも言及されているのが辛い。 そして、バルバロッサの後押しで着々と進むシンドリア王国の建国。「積み木崩し」という言葉が脳裏をよぎる。

ルフの流布 - マギ 35

『マギ 35』を読んだよ。 ますます着地点が見えなくなった。 アラジンとシンドバッドが睨み合っているように見えるこの表紙にして、この展開かー。 34巻を読んで、このまま素直に進んだら間延びしそうと感じていた ので、嬉しい誤算。肩透かしと紙一重の感はあるけれど、嫌いじゃない。 もうここまで来たのだから、行くところまで行って欲しい。王道とかどうとか気にせず突き進んで欲しい。 あ、でもモルさんにもうちょっと日の目を……。

ネェ社長サン - マギ シンドバッドの冒険 14

『マギ シンドバッドの冒険 14』を読んだ。 ついに建国が始まる。のだけれど、本編で行く末を知ってしまっているから、どうにも高揚感が出ない。つまり、作中のシンドバッドの気持ちに同調できない。 あと、申し訳ないというか残念というか。バルバロッサが、どうしようもなく遊戯王の海馬社長に見えてしまう。しかも、そこに遊戯王MADのイメージがオーバーラップしてしまって、セリフが頭に入ってこない……。

自由と友人 - マギ34

『マギ 34』を読んだ。 終わりが近づいてきているのをひしひしと感じる。一方で、シンドバッドが従えるジンが総出で出しゃばってきて、間延びしやしないか不安になる。 あと、モルジアナの活躍がしばらくなさそうなのが残念。彼女に限らず、最後に集結したりしないかなあ。紅玉も、このまま放置なんて報われなさすぎる。

妃の行く先 - シンドバッドの冒険 13

『マギ シンドバッドの冒険 13』を読んだ。 巡り巡ってシンドバッドがパルテビアに帰還。凱旋ではなく、ラシッド・サルージャ王の従者に扮しての潜入。パルテビアということでバルバロッサが再登場するのだけれど、なんかいろいろ忘れてしまっている。最初の方の読み直そうかな。 あと、ジュダルがこちらにも登場し、ゼパルを従えるセレンディーネを王に選んだと言っている。しかし、本編にはセレンディーネは登場せず、ゼパルはシンドバッドが扱っておりジュダルは白龍と組んでいるわけで。シンドバッドより彼女の行く末の方がよほど気になりつつある。

正解する王 - マギ33

『マギ33』を読んだ。 キャラクタの戦闘力も世界観も、前巻からインフレしていく。これ、どう畳むんだろ。 一方で相変わらずのアリババ君。いや、相変わらずってことはないか。商人として東奔西走して各国の架け橋となっている。 それなのに、あまり変わった印象を受けない。不思議なキャラクタというか立ち位置というか。 この巻の最後、そんなアリババ君にアラジンとシンドバッドが問いかける。次巻でどう答えるのか。

7つ揃うと - シンドバッドの冒険 12

『シンドバッドの冒険 12』を読んだ。 ジン・ゼパルが王の器を見るために仕組まれた、シンドバッドとセレンディーネの舌戦が意外な結末を見せた。『マギ』本編の描写も考慮すると、これは…… ところで、本編の進み具合を考えると、こちらもそろそろクライマックスに向けて動き出すのだろうか。でもまだジン、半分も集まってないよなぁ。

合流/一人立ち - マギ 32

『マギ32』を読んだ。 ユナンとアルバとの戦いに、アリババ、モルジアナ、白龍が合流。ようやくようやくアリババとアラジン、モルジアナ、白龍が揃ったよ!! 長かった……。ここまで本当に長かった。いつから別行動したいたんだっけ?  アルマ・トラン編が始まった22巻 あたりからか? それから、練紅玉。何かと不遇な彼女が、凜としてシンドバッドに対峙する。強くなったなあ。 こうやって盛り上がってきて、いろいろと嬉しい反面、そろそろ終局に近づいているのだろうな、という一抹の寂しさも。

将を射んとせば - シンドバッドの冒険 11

「『シンドバッドの冒険 11』を読んだ」 「10巻の感想を書き忘れてますね」 「それはさておき、今回はシンドバッドにフォーカスが当たっていないのがよかった」 「それがいいんですか」 「うん。シンドバッドは強過ぎるから、手に汗握るようなことがなくてさ」 「それで、今回フォーカスが当たっているのは?」 「後の八人将。ジャーファルはやっぱりいいキャラだなあ」

邂逅一番 - マギ31

「『マギ31』を読んだよ」 「ようやくアラジンさんやモルさんが再登場しましたね」 「どれだけこの時を待ち侘びたことか」 「それにしても、最終章は全く想像もつかない展開が続きますね」 「アラジン……こんなに立派になって……!!」

戦争解消商会快勝 - マギ30

「『マギ30』を読んだよ」 「表紙がアリババさんですね」 「ついに活躍が始まったよ。戦争の場じゃなくて、政治・経済の場だけど」 「少年漫画らしくはなくなってきましたね」 「でも、おもしろかったよ。30巻に来てこれまでで一番ワクワクしたかも」 「評価高いですね」 「ファンタジー世界での経済的な戦いと言えば、ロマサガ3のフルブライト商会」 「トレードありましたね」 「アリババが活躍するのは嬉しいんだけれど、いまだにアラジンもモルさんも不在。合流するのはいつになることやら」

狼煙の呪い - シンドバッドの冒険9

『シンドバッドの冒険9』を読んだ。 前巻でついに危機らしい危機に陥ったシンドバッド。この巻で、マスルールの姿を見て立ち直る。 反撃の手段が、選択肢がなかっただろうとは言え、だんだんと黒くなってきた。 彼はどんな世界を目指すのだろうか。

ウラシマ・アリババ - マギ29

『マギ29』を読んだ。ついに煌帝国編が終わり、最終章に突入。 最終章に入ったと思ったら、『天元突破グレンラガン』第3部 怒涛編なみに文明が発展していた。 そしてアリババ君が久し振りに主人公主人公している。新鮮ささえ覚える。そろそろアリババやモルさんと合流しないのかな。 あとはシンドバッドと白瑛の関係が気になるところ。それから紅玉ちゃんは報われて欲しいところだ。 みんな魅力的だけれど、そろそろお別れかー。

開示メイジ - マギ28

『マギ28』を読んだ。 煌帝国の内乱に対して、ついにシンドバッドを筆頭とする七海連合が動いた。紅玉ちゃんに仕込んでいたゼパルによる催眠をおおっぴらにしたので、これで必要なくなると踏んでいるわけだ。 そのシンドバッド、これまでもいろいろと黒さを見せてきたけれど、ここに来てさらなる事実が発覚する。今のところそれを知るのは、アリババとジュダルの二人だけだが。 そのアリババを始め、アラジン、モルジアナの主人公(のはず)勢の動きは少ない。アリババはようやくジュダルと一緒にみんなのところに戻ろうとしているところ。アラジンは、バルバッドで迷い続けている。モルさんに至っては、動き無し。寂しい。 一方で、本巻の最終話で示唆される玉艶の影。話を畳に来ている印象を受けていたけれど、まだ一波乱二波乱あるということか。 続きが楽しみ。

奴隷raid - シンドバッドの冒険8

『シンドバッドの冒険8』を読んだ。 ようやくシンドバッドが窮地らしい窮地に陥った。陥ったと思ったら、切り抜けるのが極めて難しそうで、どう決着するのか心配になる。 窮地に陥っているところなので、物語的にはほとんど進んでいない。最近、迷宮を攻略していないのが意外。本編の八人衆はどんどん登場してきているのに。

missed promised - マギ27

『マギ27』を読んだ。 アラジン、アリババ、白龍、ジュダル、練紅炎。それぞれの思想が交錯する。シンドバッドが姿を見せないのが気になるところ。練紅玉を通して、状況は把握しているだろうけれど。 登場している中では、アラジンがアラジンとしてどう振る舞うようになるのか、この先が楽しみ。これまではソロモン王やウーゴくんが明に暗に示していた指針に従っていたけれど、ここにきてようやく自分がどうしたいか考え始めた。 それにしてもアリババの不遇なことよ……。ただ、だからこそ――勝利を約束された分かりやすい主人公じゃないからこそ、先が読めないおもしろさを感じられている気もする。

鳥・宝石・生肉 - シンドバッドの冒険7

『シンドバッドの冒険7』を読んだ。 今回はコミカルな部分に笑かしてもらえた。脱ぎたがりか、シンドバッドは。そう言えば本編では女好きに描かれているけれど、こちらではそういう素振りがまだあまり見えない。これからああなっていくのだろうか……。 でも、ドラクルの重たい話も。本編も随分とダークな展開になっているけれど、こちらもそうなっていくのだろうか。シンドバッドのしたたかさを考えるとそういう事件があってもおかしくなさそう