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7月, 2012の投稿を表示しています

ピントのヒント

pint by SO_C is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License . 「夏バテをしているのかぼんやりしていることが、最近多い」 「だからって写真までぼんやりさせなくても」 「しばらくぼんやりしていたい時ってあるよね。バカンスしたい」 「双司君は、割といつもぼんやりしているような。自販機でジュースを買ったのに、取り出すのを忘れかけたり」 「…………」 「…………」 「あ、ごめん。ぼんやりしてて聞いてなかった。何だって?」

一本角・四本目

「『機動戦士ガンダム UC 4』を観たよ。うん、分からん」 「いきなり酷い感想ですね」 「 3を観た のが1年近く前だというのもあるけれど、きっと原作からオミットされた内容もあって、ちょっとついていけなかった」 「原作小説は10冊あるみたいですからね。そう言えば、原作は読まないんですか?」 「5が楽しみだから、先に原作を読んじゃうのは嫌だ」 「同じペースで進めればいいんじゃないですか?」 「うーん、読み始めたら我慢できずに読んじゃう。まず間違いない」

猿は去らない

「『猿の惑星:創世記 (原題: "Rise of the Planet of the Apes")』を観たよ」 「『猿の惑星』の続編ですね」 「うん。でも、作品中の時系列では、本作の方が過去になる。描かれているのは、『猿の惑星』の起源」 「前日譚が流行りなんですかね。8月末に公開予定の『プロメテウス』も『エイリアン』の前日譚ですよね」 「あれ、そうなの?」 「確かそうですよ。って、あれ、そういう企画だったけれど、別の物語になっていたみたいです」 元々、同監督の『エイリアン』(1979年)の前日譚として企画されたが、『エイリアン』シリーズから独立した物語に発展した。 プロメテウス (映画) - Wikipedia 「へぇ、これも観てみたいな。でも、前日譚って難しいよね」 「結末分かっていますからね」 「ね。でも、『猿の惑星:創世記』は楽しめたよ。最後、もう少し先まで映像化して欲しかった気もするけれど」 「ちょっと物足りないくらいが、ちょうどいいんじゃないですか。あんまりこれ見よがしに映像化してもガッカリしてしまいそうですし」 「うーん、そう言われるとそんな気も」

這い上がる闇

映画『ダークナイト・ライジング (原題 "The Dark Knight Rises")』を観てきた。 『バットマン・ビギンズ』、『ダークナイト』( 感想 )に続く三部作の完結作。 完結作として、最高だった。前作が衝撃だった分、期待すると同時に期待値を上げ過ぎていないか心配していたけれど、そんな心配は無用だった。 これまでの物語が絡み合って、最後に花開く。165分と長丁場だけれど、エンディングに向けて収束していく最後の数十分が、美しい。前作が予測不可能なスリリングさが全編を覆っていたのとは対照的に、今作は予測可能なカタルシスが用意されている。本当に完結作らしい。 思えば、それはヴィランにも現れている。ジョーカーは何をするか分からないし、トゥーフェイスはコインで行動を決めている。一方、ベインは"Plan (計画)"という言葉を繰り返し使い、周到にことを進めていく。 「次にこうくるだろう」と分かってしまうので面白くないという人もいるだろうけれど、前作とは位置付けも狙いも違うということがハッキリしたので、自分は良かったと思う。素敵なエンディングだった。 最後に、ボケに対して突っ込んでおく。下水道にワニの怪物って、『アメイジング・スパイダーマン』( 感想 )。

Classicらしく

雑誌『COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2012年 9月号』を読んだ。 今月の特集は『大人のための「クラシック」再入門』。全部で6つの記事で構成されていて、CDまで付録にする気合いの入れよう。 記事の中では一番面白かったのは、『「オーケストラを操る」ってどんな気分?』。素人目には指揮者が何をしているか分からなかったけれど、指揮者自身も似たようなことに悩んでいるらしい。 曲の全体像を作り上げるとはいえ、自分自身は音を出さない。その矛盾に悩む「マエストロ・コンプレックス」というものが確かに存在する。 どう指揮したらいいか分からなくなった著者の不安に対する、チェロ奏者の答えが面白い。 「指揮者がなにをしているのかさっぱりわからなくても、私達は意外といい演奏をしますよ。みんな不安で耳をすましているますからね」 ますます、指揮者が要るのか要らないのか分からなくなる。 ところで、付録のCDを聴いていると、クラシックも悪くはないな、と思うようになったような。今のところはまだロックやらヒップホップやらテクノやらの方が好きだけれど、シチュエーションによってはクラシックもいいかな、くらいには思うようになった。かな?

十字と放射

headlight by SO_C is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License . ヘッドライトと照明と影と霧雨。

花開くクマ

BE@RBRICK Series 19 Artist KZKを買ってきた。シリーズ発売当時、欲しかったのだけれどいいお値段がしていたから見送っていたアイテム。 トイショップで、随分と値段が下がっていたのを見かけて、これ幸いと買ってしまった。地面に着いた足から蔓が伸びてきて、頭で広がっているところが可愛い。 頭が布のような素材で覆われているので、芝生のよう。

都市と都市と死と使途

『都市と都市』を読んだ。久し振りのSF。 タイトル通り、二つの都市を舞台に物語が進む。でも、あくまで主役は人。それもハードボイルドもの。二つの都市については、多くは語られない。想像するだに無理がある関係にあるので、そんな関係に至った経緯が気になって仕方がない。 でも、解説によると、「ミエヴィル自身は、本書が現実の政治状況にアレゴリー(寓意)として読まれることに強く意を唱えている」そうだから、そういうもんだと割り切って読んだ方が面白かったのかもしれない。 例えば、ミステリィの嵐の山荘ものや密室ものののように。これらも何だかんだ理屈は並ぶけれど、容疑者が絞られる点で明らかに犯人に不利だし、そんな状況には普通はならない。 実際、状況が与えられたらその経緯はともかく、どんなに理不尽だったり不可解だったりしても、従わないと不利益を被ってしまう。 自分もあまり深く考えず従って読んだ方が面白かったか、と思う。そう思っている今、他の作品も読んでみたいと思う。最初だったので警戒してしまったけれど、そういうものだ、と受け入れてしまえばとても楽しめそう。 そういう意味では、都市シリーズに近い。あれも、ここはこういう都市だ、という地点がスタート。その都市のルールに従って、物語が進む。自分は、巴里が特異な都市で分かりにくかったけれど、その分、思い入れがある。 ちなみに都市シリーズは、今アニメ2期で放送中の『境界線上のホライゾン』の原作と同じ著者。全貌は明らかになっていないけれど、同じ世界での物語。『境界線上のホライゾン』の裏表紙に、"FORTH", "AHEAD", "EDGE", "GENESIS", OBSTACLE", "CITY"とあって"GENESIS"が強調されているけれど、都市シリーズは"CITY"が強調されている。 各単語は時代を表している。各時代の簡単な解説が、 都市世界 - Wikipedia にあるので興味があればどうぞ。

背に変えられぬ

Serj Tankianの"Harakiri"を聴いている。Serj Tankianは、System of a Downの一人。ソロアルバムも、1st "Elect the Dead", 2nd "Imperfect Harmonies"に続いてもう3枚目。 2ndより好み。違いは何なんだろう。癖が強いのは相変わらずなんだけれど。 下の動画はタイトルナンバーの"Harakiri"。振れ幅の大きい1曲。

マーベア

「HapppyくじのMARVEL×BE@RBRICKをやってきたよ」 「何回やったんですか?」 「4回。こいつは最初に出てきたS.H.I.E.L.D」 「続いて、オプティッブラッことサイクロップス」 「最後にキャプテン・アメリカとそのヴィランのレッド・スカル。いやぁ、最後にペアが当たって良かった」 「あれ、回数と写真の枚数が合ってないですよ?」 「2つ買って終わりにしようと思ったら、S.H.I.E.L.Dが2つ被って思わずもう2つ買っちゃったなんてことはなかった」 「ありましたね……」

不敗筋肉

「『筋肉の神マッスル』を読んだよ」 「直球なタイトルですね」 「でもいわゆる脳筋キャラは出てこないよ」 「そうなんですか?」 「うん。筋肉の神様もマッチョじゃないし」 「でも表紙にマッチョいますよ」 「それは読んでみてのお楽しみ」 「もったいぶりますね」 「そう言えば、リトルバスターズ! アニメ化するらしいね」 「また唐突に。プレイしたことないですよね?」 「うん。でも筋肉キャラがいるのは知っている。それで思い出した。むしろ筋肉キャラしか知らない」 「偏り過ぎです」 「話を戻すと、本書の作者『天国に涙はいらない』の人なんだね。そう考えると、良い話なんだか下らない話なんだか分からないけれど、ともあれ面白いという雰囲気が共通している。あと、蘊蓄が充実しているところも。9月に2巻が出るらしいから楽しみ」

もし、奇しくも駆使

『分析力を駆使する企業』を読んだ。企業の分析力について、現状どのレベルで、次のレベルはどんな状態なのかが分かるように書かれている。 キーワードは次の頭文字を並べて"DELTA"。 Data Enterprise Leadership Target Analyst アメリカのコンサルタントは、この手のキャッチーなワードを考えるのが上手いな、と思う。Enterprise, Leadership, Targetは、分析に限った話ではないにしろ。 この5つの要素に前著『分析力を武器とする企業』で示された発展の5段階を掛け合わせて、各要素の発展過程を示している。どの段階から上がるにしても、一朝一夕にはできそうにないので、持続的に取り組む必要がある。 ただ、経営者向けの内容なので、個人レベルで参考にできることは少なかったと思う。

孤独な子供の鼓動

Boomkatの"A Million Trillion Stars"を聴いている。 2003年の1stアルバム "Boomkatlog"から6年、3年前の2009年に2ndアルバムが出ていたのだけれど、全然気がついていなかった。 Boomkat - Wikipedia, the free encyclopedia を読むと、自身が所有するインディーズ・レーベルから発売したみたい。じゃあきっと発売当時も露出がなかったんだろうな、と想像する。気がつかなかったのにも合点がいく。 そのせいか、Amazon.co.jpではCDの取り扱いがなくて、MP3ダウンロードオンリー。買ったらその場で聴けるし、エンコードする手間もCDを片付ける手間もなくて楽ちん。 下の動画は、2曲目の"Lonely Child"。

クマクマー

BE@RBRICK Series 24、 普通に5つ買った けれど、出なかったノーマルを単品買い。まずはスヌーピー。横から見ると、鼻よりお腹が出ているフォルムだから、あまりスヌーピーに見えない。 続いて、まどか☆マギカ。こちらはこちらで、しっくりくる。ちなみに、頭上に乗っている本体は、 figmaのマミさん に付属のもの。BE@RBRICKではないのであしからず。 そう言えば 公式モバイル会員限定で劇団イヌカレーデザインの 抽選で貰えるんだっけ。これもいいなぁ。

表面張力

surface tension by SO_C is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License . 水滴。 触ると弾けそうで、でも、実際触ってみると、べちゃっとなる。 表面張力を学んだのは流体力学だっけ。パラメータを思い出せない。 イラストなんかでは、雨粒は上の方が尖っているけれど、実際にはあんな形にはならない。 それも、表面張力のおかげ。 それから、空気抵抗のおかげで、下の方が平らになる。 それはそれとして、水滴って綺麗。

第まるっ話

「『輪廻のラグランジェ Season 2』が始まったので、まどかを描いてみた。のだけれど、第1話だと思っていたら第0話と称した総集編だったので、肩透かし」 「勝手に勘違いしていただけじゃないですか」 「でも、忘れていた話の流れを思い出せたのでよかったよ。解説を投げ捨てて、公式サイトにアクセスしろというメタ発言はどうかと思ったけれど」 「そんなアニメでしたっけ?」 「いや。第0話だから遊んでたんじゃないかな?」

200年前から

「『ダーク・シャドウ (原題:"Dark Shadows")』 (公式サイト) を観てきたよ。色々と歪んでいるところが、ティム・バートン監督作品らしい、と思う」 「1966年から1971年にテレビで放送された昼ドラのリメイクらしいですよ?」 「それでドロドロしていたのか」 「それでかどうかは分かりませんけれど、ドロドロしていたんですか?」 「うん。特に魔女アンジェリークが。創聖のアクエリオンほどじゃないけど、200年前から愛してるーって感じ」 「年季が入っていますね」 「相当に。でも、思い返すと、そのアンジェリークが思いを寄せるバーナバス・コリンズも大概だったように思う」 「酷いんですか?」 「うん。アンジェリークによってコリンズ家にかけられた呪いの発端だった。あれは恨まれても致し方ないんじゃ。アンジェリークの恨みの晴らし方も、行き過ぎているけれど」 「女は恐いんです」 「言われてみると女性が目立っていたな。バーナバスを除くと、主要な役は女性ばかりだったよ。クロエ・モレッツ、素敵だったなぁ。あ、リメイク版の『モールス』観ないと」 「『キック・アス』( 感想 )でヒット・ガールを演じられていた方ですね」

宇宙キターッ!

「どうしてタイトルが仮面ライダーフォーゼなんですか」 「宇宙服を着ていたからつい」

クマー

BE@RBRICK Series 24を買ってきた。Series 23の時は6個買ってコリラックマが3つ出るという惨事に見舞われたけれど、今回はダブりなし。ラッキー。 上の写真は、Jellybeanのコーラ。Series 23のクリームソーダの色違いのような作り。Android 4.1ではない。 続いて、HeroとHero裏の"Dark Knight Rises"コンビ。映画が公開されるのは、7月28日。観に行きたいな。 最後にArtistのtarout。黒い部分がぬいぐるみのような素材で、良い触り心地。かわいいなぁ。