原美術館からの帰り道、ふと思いついてキヤノンギャラリー品川まで足を延ばしてみた。開催されていたのは、『ルーク・オザワ 写真展:JETLINER ZERO GLORIOUS-神業-』。展示されていたのは、飛行機の写真。
飛行機に特段の思い入れはなかったのだけれど、どの写真も他にないと思える瞬間を美しく捉えていて、惚れ惚れしてしまった。屋外から空港内から機内から空から。いくつものシチュエーションで飛行機の魅力を教えてくれる。上空のぽっかりと空いた空間、ターミナルやコックピットの濃密な情報量、着陸機と滑走路が構成する幾何学模様。特に最後のはありありと思い出せる。
場所と日時を押さえる計画性、タイミングを待ち続ける忍耐力、それを逃がさない集中力、天候などに恵まれる幸運、そして45年続けられる継続力。どの写真の裏にもきっと物語があったんだろうな、と想像する。
あと、ちょっとした演出だけれど、ときおり機内風のアナウンスや飛行機のエンジン音が流れるのも、搭乗中のようで気が利いている。
会期は5/26まで。いつもは興味があればと言うところだけれど、飛行機への興味が薄くても風景・天体・夜景も楽しめるので、多少なりとも気になれば。
(強いて難をいうと写真集の豪華じゃない版があって欲しかった……)
飛行機に特段の思い入れはなかったのだけれど、どの写真も他にないと思える瞬間を美しく捉えていて、惚れ惚れしてしまった。屋外から空港内から機内から空から。いくつものシチュエーションで飛行機の魅力を教えてくれる。上空のぽっかりと空いた空間、ターミナルやコックピットの濃密な情報量、着陸機と滑走路が構成する幾何学模様。特に最後のはありありと思い出せる。
場所と日時を押さえる計画性、タイミングを待ち続ける忍耐力、それを逃がさない集中力、天候などに恵まれる幸運、そして45年続けられる継続力。どの写真の裏にもきっと物語があったんだろうな、と想像する。
あと、ちょっとした演出だけれど、ときおり機内風のアナウンスや飛行機のエンジン音が流れるのも、搭乗中のようで気が利いている。
会期は5/26まで。いつもは興味があればと言うところだけれど、飛行機への興味が薄くても風景・天体・夜景も楽しめるので、多少なりとも気になれば。
(強いて難をいうと写真集の豪華じゃない版があって欲しかった……)