『レゴバットマン ザ・ムービー』(原題 "The LEGO Batman Movie") を見た。
バットマンとジョーカーがなかよくケンカしていた。コメディーだけれど、ヴィランが存在しなければヒーローも存在できないというテーマも描かれていて、深読みする見方もできる。これは嬉しい誤算。コミカル過ぎて、こんなヤツだっけ? キャラ崩壊していないか? という疑問も湧きつつ、こういう一面はありそうだ、と肯けたりもした。
ネタも全体的にメタい。映画の始まり方に言及したり、レゴ人形が壊れたビル=レゴブロックから乗り物を作ったり、レゴブロック (レゴでできた何かではない) が喋り始めたりする。
登場するヴィランも、バットマンシリーズからだけではなく、他作品からさえ出張してくる。名前を言ってはいけないあの人とか。
あと、吹き替えで見たらロビンの中の人――小島よしおさんのネタが出てくる。「そんなの関係ねぇ」は文脈があったからクスリとしたけれど、「オッパッピー」はちょっと唐突じゃなかったかな。なお、この起用自体はよかったと思う。演技に違和感がなくて、ネタで初めて気がついたくらい。
総じて言えば、気持ち良く笑わせてくれる愉快な作品だった。「子供向けだろう」と敬遠していた人はぜひ。
ところで、レゴでできているかのような映像だけれど、CGで制作されているらしい。動きもレゴを使ったストップモーションだけれど、わざわざそうしたということか。何たる倒錯[1]。
バットマンとジョーカーがなかよくケンカしていた。コメディーだけれど、ヴィランが存在しなければヒーローも存在できないというテーマも描かれていて、深読みする見方もできる。これは嬉しい誤算。コミカル過ぎて、こんなヤツだっけ? キャラ崩壊していないか? という疑問も湧きつつ、こういう一面はありそうだ、と肯けたりもした。
ネタも全体的にメタい。映画の始まり方に言及したり、レゴ人形が壊れたビル=レゴブロックから乗り物を作ったり、レゴブロック (レゴでできた何かではない) が喋り始めたりする。
登場するヴィランも、バットマンシリーズからだけではなく、他作品からさえ出張してくる。名前を言ってはいけないあの人とか。
あと、吹き替えで見たらロビンの中の人――小島よしおさんのネタが出てくる。「そんなの関係ねぇ」は文脈があったからクスリとしたけれど、「オッパッピー」はちょっと唐突じゃなかったかな。なお、この起用自体はよかったと思う。演技に違和感がなくて、ネタで初めて気がついたくらい。
総じて言えば、気持ち良く笑わせてくれる愉快な作品だった。「子供向けだろう」と敬遠していた人はぜひ。
ところで、レゴでできているかのような映像だけれど、CGで制作されているらしい。動きもレゴを使ったストップモーションだけれど、わざわざそうしたということか。何たる倒錯[1]。