『百万光年のちょっと先』を読んだ。
古橋秀之さんのSF短篇集。プロローグとエピローグを含めて、全48篇が収録されている。自動家政婦が、子供を寝かしつけるために話し聞かせる形で書かれている。
印象だけだけれど『千夜一夜物語』を彷彿とさせる。どの話も出だしは「百万光年のちょっと先、今よりほんの三秒むかし」で始まる。柔らかい語り口と繰り返しが心地よい。
どれもたかだか10ページほどのごく短い話だけれど、捻りが利いているのでワクワクしながらページをめくることができる。格別のお気に入りは、次の三篇。
古橋秀之さんのSF短篇集。プロローグとエピローグを含めて、全48篇が収録されている。自動家政婦が、子供を寝かしつけるために話し聞かせる形で書かれている。
印象だけだけれど『千夜一夜物語』を彷彿とさせる。どの話も出だしは「百万光年のちょっと先、今よりほんの三秒むかし」で始まる。柔らかい語り口と繰り返しが心地よい。
どれもたかだか10ページほどのごく短い話だけれど、捻りが利いているのでワクワクしながらページをめくることができる。格別のお気に入りは、次の三篇。
- 「卵を割らなきゃオムレツは」
- 「檻の中、檻の外」
- 「四次元竜と鍛冶屋の弟子」