『超動く家にて』を読んだ。『エクソダス症候群』などの著者の短篇集。これらハードな作品と違って、バカSFやバカミスのような作品がたくさん収録されている。
収録作品は以下の16作品。このうち読んだことがあるのは、『VISIONS』に収録されていた「アニマとエーファ」だけ。他は今回が初めて。
表題作の「超動く家にて」が大のお気に入り。いい意味でこちらの期待を裏切り続けてくれる。その裏切り方からはナンセンスさが感じられなくて、心地よく笑える。そんな裏切りが息つく暇も無く繰り出されるのだから、堪らない。
収録作品は以下の16作品。このうち読んだことがあるのは、『VISIONS』に収録されていた「アニマとエーファ」だけ。他は今回が初めて。
- 「トランジスタ技術の圧縮」
- 「文学部のこと」
- 「アニマとエーファ」
- 「今日泥棒」
- 「エターナル・レガシー」
- 「超動く家にて」
- 「夜間飛行」
- 「弥生の鯨」
- 「法則」
- 「ゲーマーズ・ゴースト」
- 「犬か猫か?」
- 「スモーク・オン・ザ・ウォーター」
- 「エラリー・クイーン数」
- 「かぎ括弧のようなもの」
- 「クローム再襲撃」
- 「星間野球」
表題作の「超動く家にて」が大のお気に入り。いい意味でこちらの期待を裏切り続けてくれる。その裏切り方からはナンセンスさが感じられなくて、心地よく笑える。そんな裏切りが息つく暇も無く繰り出されるのだから、堪らない。