『ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所』と『〃長く暗い魂のティータイム』を読んだ。
巻を重ねたらペシミスティックな雰囲気になっていた。『銀河ヒッチハイクガイド』シリーズと同じ傾向。自分は1冊目の方が好み。つながりが不明なまま同時進行していく自体が、終盤にあれよあれよと収束していく展開が気持ちいい。ダークも飄々としていて魅力的。文句なしに楽しめた。
2冊目は全体的に暗いトーンで覆われていて、どうもあっけらかんと笑えない。黒幕の退場の仕方なんかは不意を突かれて笑ってしまったけれど。あとダークが事態に振り回されている印象が濃いのも自分にとってはマイナス。全体論的探偵らしく部分を構成する事態に巻き込まれているばかりではなくて、関連を増やして事態をややこしくするくらいのことをもっとして欲しかった。
小説はこの2冊なので、今はドラマシリーズ『ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所』に手を出し始めたところ。原作とは異なる話が展開していて、1話を見た限りでは、何がどうなっているのやらサッパリ。でも原作を踏まえたセリフやシーンにニヤリとしたり、突拍子もない展開に呆気にとられたり、と部分は部分で楽しい。
無謀にも大筋を予想すると、自分や家族のことだけで首が回らないトッドと気になる問題に片っ端から首を突っ込むダークが対照的なので、トッドがダークに友情を感じたあたりでダークが台無しにしてシーズン2へ‼︎ みたいになるのではないかと踏んでいる。
巻を重ねたらペシミスティックな雰囲気になっていた。『銀河ヒッチハイクガイド』シリーズと同じ傾向。自分は1冊目の方が好み。つながりが不明なまま同時進行していく自体が、終盤にあれよあれよと収束していく展開が気持ちいい。ダークも飄々としていて魅力的。文句なしに楽しめた。
2冊目は全体的に暗いトーンで覆われていて、どうもあっけらかんと笑えない。黒幕の退場の仕方なんかは不意を突かれて笑ってしまったけれど。あとダークが事態に振り回されている印象が濃いのも自分にとってはマイナス。全体論的探偵らしく部分を構成する事態に巻き込まれているばかりではなくて、関連を増やして事態をややこしくするくらいのことをもっとして欲しかった。
小説はこの2冊なので、今はドラマシリーズ『ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所』に手を出し始めたところ。原作とは異なる話が展開していて、1話を見た限りでは、何がどうなっているのやらサッパリ。でも原作を踏まえたセリフやシーンにニヤリとしたり、突拍子もない展開に呆気にとられたり、と部分は部分で楽しい。
無謀にも大筋を予想すると、自分や家族のことだけで首が回らないトッドと気になる問題に片っ端から首を突っ込むダークが対照的なので、トッドがダークに友情を感じたあたりでダークが台無しにしてシーズン2へ‼︎ みたいになるのではないかと踏んでいる。