『オツベルは水曜日に笑う』を読んだ。『バッカーノ!』シリーズと同じ成田良吾さんの作品。
タイトルを始め、あちこちで宮沢賢治の『オツベルと象』が参照されている。本作が電子化されるのを待つ間に読んでおいてよかった。『オツベルと象』自体も面白いし、読んでおくと本作がより楽しめる。
喜佐雪弘(表紙に描かれている長身の男性)がいいキャラだ。不言実行で格好良い。たまに言うことも独特でその裏でどんなことを考えているのか、想像させられる。仕事は出来るし、メンタルも強いし、フィジカルも強いし、誠実だし、非の打ち所がないのに嫌味も感じない。
キャラだけでなく話も好みだった。喜佐のアクションあり、もう一人の主役乙野辺ルイ(表紙に描かれている長髪の女性)が週刊誌の編集長として語るメディア論あり、二人が取材する事件のミステリーとかサスペンスっぽい要素もあり、と盛り沢山。
続きが出たらまた買おう。出るかな? 出たらいいな。
タイトルを始め、あちこちで宮沢賢治の『オツベルと象』が参照されている。本作が電子化されるのを待つ間に読んでおいてよかった。『オツベルと象』自体も面白いし、読んでおくと本作がより楽しめる。
喜佐雪弘(表紙に描かれている長身の男性)がいいキャラだ。不言実行で格好良い。たまに言うことも独特でその裏でどんなことを考えているのか、想像させられる。仕事は出来るし、メンタルも強いし、フィジカルも強いし、誠実だし、非の打ち所がないのに嫌味も感じない。
キャラだけでなく話も好みだった。喜佐のアクションあり、もう一人の主役乙野辺ルイ(表紙に描かれている長髪の女性)が週刊誌の編集長として語るメディア論あり、二人が取材する事件のミステリーとかサスペンスっぽい要素もあり、と盛り沢山。
続きが出たらまた買おう。出るかな? 出たらいいな。