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いーつーいーつーでーあーうー - 裏世界ピクニック ファイル8 箱の中の小鳥

『裏世界ピクニック ファイル8 箱の中の小鳥』を読んだ。

裏世界を研究する組織が出てきたりして、だんだんと舞台は広がっていくけれど、中心にあるのはやっぱり空魚と鳥子。そして、冴月。

空魚と鳥子の関係に和んだり、裏世界に背筋を凍らされたりと、アップダウンが激しい。今回は特に「ダウン」が底なし。

タイトルと表紙イラストから想像できるように、出てくるのは例の箱。自分はアニメの『Occultic;Nine』で知った口。あれは、心理的にも生理的にも来るものがある。

ところで、『裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル』のあとは電子書籍で短篇を1篇ずつ読んで来た本シリーズだけれど、この4篇が文庫にまとまって『裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイト』になるみたい――だよな? 文庫特典でファイル8.5とかないよな? あったら、ファイル9から短篇を買い控えながら、先が気になる気持ちを抑え続けることになりそうで。それはちょっと嫌だ……。

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