「『マッドマックス 怒りのデス・ロード (原題 "Mad Max: Fury Road")』を4DXで観てきたぜ!! ついに4DXデビュー、V8! V8!」
「珍しいですね」
「何が?」
「双司君が同じ作品を2回、それも映画館で観るなんて」
「言われてみれば、映画館で2回は生まれて初めてかも!! 忘れていなけれりゃ」
「それくらい気に入った作品を忘れるなんてことはないと思いません?」
「それもそうだ!! 落ち着け、素数を素因数分解するんだ」
「できません」
「2回目だというのに、それくらいテンションが途切れない」
「どれくらいなのかピンと来ないのですが」
「4DXとの相性もバッチリ。ウィンブルシート (揺れるシート) がいまいちだったから食わず嫌いで敬遠していたのだけれど、4DXは楽しかった」
「4DXだと揺れるだけじゃなくて、いろいろと演出がありますよね」
「車やバイクのシーンで、エンジンの震動や風圧が感じられるのが最高だった。反対に不要に感じたのはスモーク。地味なわりにスクリーンの前に漂い続けるから、有り体に言って邪魔になっていた。でもトータルでは4DXで観てよかったよ」
「この作品はカーアクション多いですもんね」
「この作品は合っていたからよかったけれど、一時期3D映画が氾濫したみたいに4DXが氾濫しないといいのだけれど」
「対応スクリーンが少ないし設備投資もかさみそうですから、心配しているようなことにはならないんじゃないですか?」