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誰がためにHow Many - ブギーポップ・アンチテーゼ オルタナティヴ・エゴの乱逆

ブギーポップ・アンチテーゼ オルタナティヴ・エゴの乱逆 (電撃文庫)
「『ブギーポップ・アンチテーゼ オルタナティヴ・エゴの乱逆』を読んだよ」

「浮かない顔ですね」

「詰まらなくはないんだけれど、惰性で読んでいる気がしてきちゃって」

「同じ作者さんの『無傷姫事件』はとてもよかったって言っていたじゃないですか」

「だからこそかもしれない。〈事件〉シリーズや〈螺旋のエンペロイダー〉シリーズを読むために読んでいる気になる」

「それだと作業感が出てきちゃいますね」

「登場人物が多かったりなんだりで、シリーズとしてのつながりを追い切れなくなっちゃっているしなぁ……」

「でも、そういうリンクがシリーズものの魅力じゃありません?」

「そちらが重心みたいになってくるとちょっとなぁ」

「そちらを重点を置いて読んでいるだけじゃ」

「言われてみればそうかもしれないなあ。次はちょっと視点を変えて読んでみようかなぁ」