マンガ『バーナード嬢、曰く 1』と『2』を読んだ。
主人公さわ子(ド嬢)は、活字中毒ではないけれど、読書家に憧れている。だから読書をしないで読書家ぶろうとする努力に余念がない。愛読書は『使ってみたい世界の名言集』(架空の本)。言及されていないけれど、『読んでいない本について堂々と語る方法』に食いつきそう。
自分は、活字中毒の気があるけれど、読書家に憧れていない(読書家だと自認するつもりもない)。読まずにはいられないことが多いから、読書は咎められない悪癖だと思っている(「読書とは咎められない悪癖である」は名言だと思うのだけれど、どこで知ったか思い出せない)。
対極的なのに、ド嬢のセリフが分かってしまう。それがおかしくてたまらない。自分にも手にはとったものの、読み切らないままにしている本が何冊もある。それらの本に対する思いを、ド嬢は見事に代弁してくれている。
ピンチョンなんかまさにそう。って、『ドグラ・マグラ』は読んだのか‼︎ 負けた……。
落ち着け、自分。
そう、義務感に駆られて読む本って、素直に楽しめないよね? 内から読みたいという気持ちが湧き起こったときに読まなきゃね‼︎ ド嬢の友達しおりも「本は読みたいと思ったときに読まなくてはならない」って言っていることだし。
話は変わるけれど、このしおりが微笑ましい。本が好きなので最初は読書家ぶろうとしているド嬢に苛立ちを覚えているのだけれど、どんどん仲良くなっていく。
本について衒いなく話せる友は貴重。
主人公さわ子(ド嬢)は、活字中毒ではないけれど、読書家に憧れている。だから読書をしないで読書家ぶろうとする努力に余念がない。愛読書は『使ってみたい世界の名言集』(架空の本)。言及されていないけれど、『読んでいない本について堂々と語る方法』に食いつきそう。
自分は、活字中毒の気があるけれど、読書家に憧れていない(読書家だと自認するつもりもない)。読まずにはいられないことが多いから、読書は咎められない悪癖だと思っている(「読書とは咎められない悪癖である」は名言だと思うのだけれど、どこで知ったか思い出せない)。
対極的なのに、ド嬢のセリフが分かってしまう。それがおかしくてたまらない。自分にも手にはとったものの、読み切らないままにしている本が何冊もある。それらの本に対する思いを、ド嬢は見事に代弁してくれている。
ピンチョンなんかまさにそう。って、『ドグラ・マグラ』は読んだのか‼︎ 負けた……。
落ち着け、自分。
そう、義務感に駆られて読む本って、素直に楽しめないよね? 内から読みたいという気持ちが湧き起こったときに読まなきゃね‼︎ ド嬢の友達しおりも「本は読みたいと思ったときに読まなくてはならない」って言っていることだし。
話は変わるけれど、このしおりが微笑ましい。本が好きなので最初は読書家ぶろうとしているド嬢に苛立ちを覚えているのだけれど、どんどん仲良くなっていく。
本について衒いなく話せる友は貴重。