『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 (原題:"Life of Pi")』を観てきた。
事前に知っていたのは、チラッと見かけたCMくらい。そこから受け取った印象は、見事に裏切られた。CMからは退屈かもしれない、と思っていたので裏切られて良かった。詳しく書くとネタバレになるので、物語についてはこれくらいに。
というわけで、映像について。この映画の映像は、とても美しい。例えば、副題にある、主人公とトラが漂流している風景。だだっ広い海に、ぽつんと心許ない舟と漂っていて、そこにインド人の主人公とベンガルトラが乗っている。海は青く波も無く、空も青く風が無く、水平線が消えてしまっていそうだった。綺麗過ぎて、漂流中でいつまで生きられるか分からないというのに、穏やかな気持ちさえ感じてしまうほど。
振り返ってみれば、この過剰さも感じる綺麗さは、こうしなければならなかったんだろうな、と思う。
事前に知っていたのは、チラッと見かけたCMくらい。そこから受け取った印象は、見事に裏切られた。CMからは退屈かもしれない、と思っていたので裏切られて良かった。詳しく書くとネタバレになるので、物語についてはこれくらいに。
というわけで、映像について。この映画の映像は、とても美しい。例えば、副題にある、主人公とトラが漂流している風景。だだっ広い海に、ぽつんと心許ない舟と漂っていて、そこにインド人の主人公とベンガルトラが乗っている。海は青く波も無く、空も青く風が無く、水平線が消えてしまっていそうだった。綺麗過ぎて、漂流中でいつまで生きられるか分からないというのに、穏やかな気持ちさえ感じてしまうほど。
振り返ってみれば、この過剰さも感じる綺麗さは、こうしなければならなかったんだろうな、と思う。