『青白く輝く月を見たか?』を読んだ。Wシリーズもはや6冊目。
そろそろシリーズ折り返しを過ぎた頃だろうか? と思い、ここまでを振り返ろうとしたら、ときどき感想を書き忘れていることに気がついた[1]。
読んだ後に何かしら書こうと考えて、それだけで書いた気になってしまったのだろう。悪い癖だ。実際に書かないとわからないこともあるだろうに。
反対にはっきりと意識できるけれど、書くことも描くこともできないものもある。形にした瞬間にこぼれ落ちるものが。
そんな形の定まらない思考あるいは感情を、本作に登場する人工知能オーロラは備えているように見える。「備えてるように見えた」のは結果か。最初は持っていなかったが、獲得に至ったのだろう。
それは「誰かが作る」ものではなくて、「自分で育てる」ものなんだろう。何が育つかは、偶然に左右されるにしろ。
そろそろシリーズ折り返しを過ぎた頃だろうか? と思い、ここまでを振り返ろうとしたら、ときどき感想を書き忘れていることに気がついた[1]。
読んだ後に何かしら書こうと考えて、それだけで書いた気になってしまったのだろう。悪い癖だ。実際に書かないとわからないこともあるだろうに。
反対にはっきりと意識できるけれど、書くことも描くこともできないものもある。形にした瞬間にこぼれ落ちるものが。
そんな形の定まらない思考あるいは感情を、本作に登場する人工知能オーロラは備えているように見える。「備えてるように見えた」のは結果か。最初は持っていなかったが、獲得に至ったのだろう。
それは「誰かが作る」ものではなくて、「自分で育てる」ものなんだろう。何が育つかは、偶然に左右されるにしろ。
[1] 3冊目の『風は青海を渡るのか?』と5冊目の『私たちは生きているのか?』の感想が、このブログに見あたらない。