『裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル』と『〃 ファイル5 きさらぎ駅米軍救出作戦』を読んだ。
構成と出版形態が目新しいので説明。前者は短篇集でファイル1~4が収録されていて、文庫/電子書籍の両方で出版されている。後者は続編となる短篇1本が、電子書籍のみで出版されている。さらに続きが7月末に配信される予定とのこと。
内容はネットロア[1]を題材にした裏世界冒険小説。ネットロアは「きさらぎ駅」くらいしか知らなかったけれど、楽しめた。それから、主役の空魚と鳥子の関係に百合要素にあり。と言っても、裏世界の恐怖感を損なうようなものではない。同じ窮地を乗り越えてきた戦友どうしの信頼にも近しい印象を受ける。
ところで、本作のテーマでもある「恐怖」ってなんなんだろう。自分はあまり恐怖感を覚えない方な気がするから、ときどき不思議に思う。本作を読んでいてもそうだし、ホラー映画を観たり、ホラーゲーム実況[2]を観たり、お化け屋敷[3]に入ったりするけれど、リアクションは薄い方。脳神経科学的には、恐怖(不快感)と快感を同時に覚えているというモデルで説明しているらしいけれど[4]。
構成と出版形態が目新しいので説明。前者は短篇集でファイル1~4が収録されていて、文庫/電子書籍の両方で出版されている。後者は続編となる短篇1本が、電子書籍のみで出版されている。さらに続きが7月末に配信される予定とのこと。
内容はネットロア[1]を題材にした裏世界冒険小説。ネットロアは「きさらぎ駅」くらいしか知らなかったけれど、楽しめた。それから、主役の空魚と鳥子の関係に百合要素にあり。と言っても、裏世界の恐怖感を損なうようなものではない。同じ窮地を乗り越えてきた戦友どうしの信頼にも近しい印象を受ける。
ところで、本作のテーマでもある「恐怖」ってなんなんだろう。自分はあまり恐怖感を覚えない方な気がするから、ときどき不思議に思う。本作を読んでいてもそうだし、ホラー映画を観たり、ホラーゲーム実況[2]を観たり、お化け屋敷[3]に入ったりするけれど、リアクションは薄い方。脳神経科学的には、恐怖(不快感)と快感を同時に覚えているというモデルで説明しているらしいけれど[4]。
[1] インターネット上の都市伝説。(出典: ネットロアとは - 日本語表現辞典 Weblio辞書)
[2] 【OUTLAST】ゆかりん精神病院で精神崩壊 by せのサブ - ニコニコ動画
[3] 富士急ハイランドの戦慄迷宮。
[4] 東京大学教授・脳科学者 池谷裕二氏が語る“ホラー”がエンターテイメントたり得る理由
[2] 【OUTLAST】ゆかりん精神病院で精神崩壊 by せのサブ - ニコニコ動画
[3] 富士急ハイランドの戦慄迷宮。
[4] 東京大学教授・脳科学者 池谷裕二氏が語る“ホラー”がエンターテイメントたり得る理由