『エンジニアのためのデータ可視化[実践]入門~D3.jsによるWebの可視化』の「第1部 序」、「第2部 理論」まで読んだ。「第3部 実践」と「第4部 事例」はパス。今のところ、D3.jsを使う予定がない。
タイトルに「実践」とあるけれど、理論が充実しているのがありがたい。未構築ならいざ知らず、理論があるのに無視していては、実行の効率も結果の精度も低くなる。気分的にも、理論に欠ける実践は地に足が着かなくて苦手。
孫引きになるけれど、"The Grammar of Graphics"が示している可視化の仕様がとても参考になる。DATAとかが操作として定義されているのが渋い。
第4章「何を可視化すべきか」で書かれているように可視化の目的。つまり可視化で検証したい仮説。あるいは仮説が曖昧なときに探りを入れるための可視化(こちらは第6章「探索的データ解析入門」に書かれている)。可視化自体楽しいから、忘れがちだけれど。
本書でもエピグラフとして採用されているテューキーのこの言葉は、自分も折に触れ思い出すようにしている。
タイトルに「実践」とあるけれど、理論が充実しているのがありがたい。未構築ならいざ知らず、理論があるのに無視していては、実行の効率も結果の精度も低くなる。気分的にも、理論に欠ける実践は地に足が着かなくて苦手。
孫引きになるけれど、"The Grammar of Graphics"が示している可視化の仕様がとても参考になる。DATAとかが操作として定義されているのが渋い。
- DATA: データセットの中から可視化対象となる変数を決定するデータ操作
- TRANS: 変数の変形操作(例:ランキング)
- SCALE: 変数のスケールの操作(例:対数化)
- COORD: 座標系変換操作(例:極座標)
- ELEMENT: 視覚的な表現の要素の決定(例:線、棒)とその装飾操作(例:色、太さ)
- GUIDE: ガイド生成操作(例:凡例、軸、目盛)
第4章「何を可視化すべきか」で書かれているように可視化の目的。つまり可視化で検証したい仮説。あるいは仮説が曖昧なときに探りを入れるための可視化(こちらは第6章「探索的データ解析入門」に書かれている)。可視化自体楽しいから、忘れがちだけれど。
本書でもエピグラフとして採用されているテューキーのこの言葉は、自分も折に触れ思い出すようにしている。
「正しい疑問に対する近似的な解を持つ方が、間違った疑問に対する正確な解を持つよりましである」細かい数字があると精度も高い印象が出てくるけれど、大抵は見かけだけだし、そもそもそんなに精度が要らないことも多い。