「映画『バトルシップ(原題: "Battleship")』を観てきたよ」
「どうでした?」
「面白かったよ。主人公がよくできた兄に半ば強制的に海軍に入らされたロクデナシの弟だったり、活躍するのが両足を失った退役軍人だったり、良いところでOBが颯爽と登場してきたりしてたのが良かった。英雄然としたマッチョが活躍するより、こういう癖があるのが活躍する方が盛り上がるよね」
「意外性という意味ではそうかもしれませんね」
「OBが現れたときは、避難してなかったのかそれからいつ呼んだんだ、とは思ったけれど、ま、あんまり細かいこと気にしてたら楽しめないよね」
「限度はあると思いますが」
「ハデにドンパチやってくれたら、それだけで限度が下がるので」
「結局はそこですか」
「ところで、この手の映画を観ていると、ミリタリィに詳しいとまた違った楽しみがあるんだろうなぁ、と思う」
「地上波でやると、twitterで解説をツイートされている方もいますね」
「『戦艦』と『駆逐艦』の違いも分からなかったので調べてみたら、Wikipediaにこんな記述が」
2012年現在では、戦艦を保有する国はない。
戦艦 - Wikipedia
「その前段によると今の主力は『航空母艦』なんですね」
「そう言えば『大艦巨砲主義』って表現は、否定的なニュアンスだ」