『バッカーノ!1711―Whitesmile』を読んだ。
この後、約300年に渡って続く馬鹿騒ぎ(バッカーノ)の始まりの物語だった。
自分の目に中心として映ったのは、ヒューイ・ラフォレット、ラヴロ・フェルメート・ヴィラレスク、エルマー・C・アルバトロスの3人。
1705と1710では、1930年代と違って、ヒューイに人間味があったけれど、本巻では既に変わってしまっていた。
それから、これまで謎めいていた作者曰く「ラスボス」のラブロ。本巻で初めて狼狽えのようなものを見せた。
最後に、エルマー。笑顔中毒者(スマイルジャンキー)だけは徹頭徹尾変わらない。不死者になる前から笑顔中毒者で、なった後も笑顔中毒者。「悪魔」との遣り取りといい、実は最も人間離れしているんじゃないだろうか?
本書のあとがきによると、バッカーノ!シリーズも残すところあと数冊。馬鹿騒ぎが終わってしまうと思うと、寂しいものがある。
この後、約300年に渡って続く馬鹿騒ぎ(バッカーノ)の始まりの物語だった。
自分の目に中心として映ったのは、ヒューイ・ラフォレット、ラヴロ・フェルメート・ヴィラレスク、エルマー・C・アルバトロスの3人。
1705と1710では、1930年代と違って、ヒューイに人間味があったけれど、本巻では既に変わってしまっていた。
それから、これまで謎めいていた作者曰く「ラスボス」のラブロ。本巻で初めて狼狽えのようなものを見せた。
最後に、エルマー。笑顔中毒者(スマイルジャンキー)だけは徹頭徹尾変わらない。不死者になる前から笑顔中毒者で、なった後も笑顔中毒者。「悪魔」との遣り取りといい、実は最も人間離れしているんじゃないだろうか?
本書のあとがきによると、バッカーノ!シリーズも残すところあと数冊。馬鹿騒ぎが終わってしまうと思うと、寂しいものがある。