『筺底のエルピス -絶滅前線-』を読んだ。メインタイトルの読みは「はこぞこのえるぴす」。ずっと「きょうていのえるぴす」だと思っていた。
同じ作者の『波の手紙が響くとき』がおもしろかったので、気にはなっていたのだけれど、シリーズ物に手を出す踏ん切りが付いていなかった。それが、最新5巻の推薦文についての著者と推薦者のツイートに押されて、ついに手に取ってしまった。
読み始めてみたら、密度の高さに驚く。一人一人固有の能力――停時フィールド。それを操る棺使いを擁するのは機密機関――門部。相手取るは鬼――殺戮因果連鎖憑依体。ある鬼を巡ってのヨーロッパに拠点を構える棺使いとの戦い。そして明かされる鬼が人類の歴史に与える/与えた影響。この密度が5巻まで保つのか2巻も読まないうちから心配になる。4巻でいいところで終わっていたから、5巻を待ち望んでいたという感想も見かけたので、きっと杞憂なんだろう。
というわけで、2巻も読もう。楽しみだ。
同じ作者の『波の手紙が響くとき』がおもしろかったので、気にはなっていたのだけれど、シリーズ物に手を出す踏ん切りが付いていなかった。それが、最新5巻の推薦文についての著者と推薦者のツイートに押されて、ついに手に取ってしまった。
読み始めてみたら、密度の高さに驚く。一人一人固有の能力――停時フィールド。それを操る棺使いを擁するのは機密機関――門部。相手取るは鬼――殺戮因果連鎖憑依体。ある鬼を巡ってのヨーロッパに拠点を構える棺使いとの戦い。そして明かされる鬼が人類の歴史に与える/与えた影響。この密度が5巻まで保つのか2巻も読まないうちから心配になる。4巻でいいところで終わっていたから、5巻を待ち望んでいたという感想も見かけたので、きっと杞憂なんだろう。
というわけで、2巻も読もう。楽しみだ。