『老ヴォールの惑星』を読んだ。本書は次の4篇が収録されている短篇集。
『老ヴォールの惑星』では、反対にスケールの大きさに圧倒された。人類とは異なる知性が描かれるの、自分にとってSFの醍醐味の一つ。人間の発想には、人間の身体とか地球の環境とかの制約がかかっているかもしれないと想うと、そこから自由な知性が何を考えるか、好奇心が湧く。
『幸せになる箱庭』は仮想現実もの。今となっては陳腐化するくらい使い倒されているネタなので、リアルタイムで読めなかったのが悔やまれる。「セレス」という言葉が出てくるけれど、『天冥の標』シリーズと同じ世界なのかしらん。
『漂った男』は『ゼロ・グラビティ』や『火星の人』を思い出した。一番のお気に入りはこれ。
- ギャルナフカの迷宮
- 老ヴォールの惑星
- 幸せになる箱庭
- 漂った男
『老ヴォールの惑星』では、反対にスケールの大きさに圧倒された。人類とは異なる知性が描かれるの、自分にとってSFの醍醐味の一つ。人間の発想には、人間の身体とか地球の環境とかの制約がかかっているかもしれないと想うと、そこから自由な知性が何を考えるか、好奇心が湧く。
『幸せになる箱庭』は仮想現実もの。今となっては陳腐化するくらい使い倒されているネタなので、リアルタイムで読めなかったのが悔やまれる。「セレス」という言葉が出てくるけれど、『天冥の標』シリーズと同じ世界なのかしらん。
『漂った男』は『ゼロ・グラビティ』や『火星の人』を思い出した。一番のお気に入りはこれ。