「『ロボコップ』(原題: RoboCop) を観てきたよ」
「リメイクされたんですね」
「うん。致命傷を負った警官がロボット(というよりサイボーグ)として復活するという大枠は維持されていたけれど、色々変わっていたよ」
「まず、メインカラーが銀から黒に変わったのが目に付きます」
「設定も現代風に大きくアレンジされていたよ。ネットワークにも言及されていたのが象徴的」
「オリジナルが製作された1987年には、まだインターネット研究段階でしたもんね」
「映画『ダークナイト』やドラマ『パーソン・オブ・インタレスト』を思い出すね。それから、ソフトウェアと脳の関係とか、ロボコップと家族や社会との関係とかも、SF的にも観られて面白かったよ」
「『ロボット兵士の戦争』や『マインド・ウォーズ 操作される脳』を考えると、現実になる日もそんなに遠くなさそうにも思います」
「うーん、人との人工物との関係って、どうなっていくんだろうね」