「漫画、小説に続いて最後はその他の本もろもろを振り返ってみたよ」
「何が印象的でしたか?」
「ちょっとずつ歯ごたえがある技術書を読めるようになってきたことかなぁ。具体的にはこの辺り」
「ちゃんと理解できているとは、口が裂けても言えないけれど、所々使えるところも出てきたりするようになってきた。『Effective Java 2nd Edition』をずっと前に最初に読んだときなんかサッパリだったからなぁ」
「ちょっとずつ双司君の方に理解できる準備が整ってきたということでしょうか」
「かもね。難しくて分らないと手軽なものを探したくなることもあったけれど類書もないし、苦労して読んだ甲斐があったよ」
「そういう労がないと、印象に残らなかったりしますしね」
「労と言えば、邦訳が出る気配がないので諦めて"xUnit Test Patterns"を英語で読み始めた。根を詰めると十中八九挫折するから、ちょっとずつ読み進めよう」
「来年の目標が決まりましたね」