『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影』(原題 "Teenage Mutant Ninja Turtles: Out of the Shadows") を観た。 今回もミケランジェロがかわいい。粗野な印象のラファエロの、一人ビビりなシーンも好感度高い。ドナテロは今回も、天才振りを発揮してくれる。レオナルドは……もう少し肩の力を抜いた方がいいんじゃないかなー。もうちょっと可愛げが欲しいところ。 アクションは今回も秀逸。甲羅をボード代わりにするシーンが、タートルズならではでよい。あとは4人4色の特徴を活かしたアクションがもっとあったらよかったなぁ。遠目に似て見えるのは避けがたいので、動きで魅せる感じで。
『シエアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』(原題 "What We Do in the Shadows")を読んだ。 邦題は『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のパロディか。原題はまったく違うけれど、おもしろい邦題。ヴァンパイアが出てくると分かるし、本作の状況を表しているし、コメディだろうという推測も立つ。『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』を未鑑賞だから分からないけれど、パロディシーンもあったのかな。 『亜人ちゃんは語りたい』 のように、伝承の存在が送る現代生活が描かれている。その生活が、吸血鬼だけのシェアハウス生活というのがおもしろい。最初はなんでやと思ったけれど、次第に合理的に思えてきた。生活のリズムが違う同居人がいると、事故で日光に当たって灰になる危険が高くなる。 笑いは、ブラックだったりシュールだったりする。主人公(多分)のヴィアゴによる吸血シーンなんか、かなり不謹慎(でも笑った)。そういうのが好きな人はぜひ。あと、おっさん(見た目は。実年齢は3桁~4桁だ)達が楽しそうにつるんでいるのもいい。ちょっと憧れる。Youtubeで初めて太陽の映像を観てはしゃぐシーンとか。 さっき名前を挙げたヴィアゴを演じるタイカ・ワイティティさんは、本作の脚本・監督も兼ねている。『モアナと伝説の海』の脚本、『マイティ・ソー バトルロイヤル』の監督を務める。『モアナと伝説の海』はタイミングが合わなくて映画館で観られなかったから、VODか何かで観ようかな。そして、『マイティ・ソー バトルロイヤル』を観る楽しみが一つ増えた。ロキの活躍が期待してよいのでないだろうか。
「向島百花園に朝顔を観に行ってきたよ」 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 「大輪に水滴」 「ほんのり紅を差しているような色ですね」 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 「この子はこれから」 「ところで、朝顔って英語だとmorning gloryっていうんですね」 「おお、かっこいい」 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 「かぼす? すだち?」 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 「中身が元気に鳴いていましたね」 「中身て」 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 「シジミチョウ。かわいい」 「大きさが名前の由来でしょうか」 「ルリシジミかな、きっと」
Lana Del Reyの5枚目のアルバム"Lust for Life"を聴いている。 本作も暗く美しい。華々しくないのはもちろんのこと、穏やかでもない。冷たくしっとりとしている。 それが16曲72分。CD1枚ほぼ目一杯にひしめいている。ずっと耳を傾けていると、気持ちが滑り落ちていく。 ジャケット写真の笑顔もそこはかとなく不吉。じっと目を向けていると、不安になる。 アルバムタイトルにもなっている"Lust for Life"はThe Weekendとのコラボ曲。そう言えばコラボ曲が収録されるの初めてのような。 タイトルを直訳すると「生への切望」と前向きなのだけれど、先入観のせいか、足下を見ないための前向きさなのではないかとか思ってしまう。リード・シングルも"Love"だし、先入観に囚われてしまっている気もするけれど。