〈直交〉三部作の第一部『クロックワーク・ロケット』を読んだ。
舞台は、この宇宙とは違う物理学=回転物理学が成立する宇宙。この宇宙で成立している物理法則の数式にほんの少し手を加えて導出された、この宇宙とは違う現象が観察される世界。
と、知った風な口を聞いているけれど、それが分かったのは巻末の解説『「回転物理学」虎の巻』をよく読んでからのこと。本編を読んでいる間は、不思議な現象に驚かせてもらうのを楽しんでいた。
この宇宙とは違う宇宙だから、登場人物も人間ではない。でも性別は2つだし、メンタリティも人間人間しているように見える。この宇宙の話じゃないんだから、メンタリティも変わるんじゃないかな。でも、あんまり異質だとついていけないだろうから、そんな風に書かれても辛いか。
大きく異なるのが、増え方。この巻ではその必然性については触れられていないけれど、三部作の中ではこの増え方が淘汰されずに残った理由が解明されたりするんだろうか。して欲しいな。訳者後書きによると、このあと
第二部、第三部も年内に出版される予定。待ち遠しい。
舞台は、この宇宙とは違う物理学=回転物理学が成立する宇宙。この宇宙で成立している物理法則の数式にほんの少し手を加えて導出された、この宇宙とは違う現象が観察される世界。
と、知った風な口を聞いているけれど、それが分かったのは巻末の解説『「回転物理学」虎の巻』をよく読んでからのこと。本編を読んでいる間は、不思議な現象に驚かせてもらうのを楽しんでいた。
この宇宙とは違う宇宙だから、登場人物も人間ではない。でも性別は2つだし、メンタリティも人間人間しているように見える。この宇宙の話じゃないんだから、メンタリティも変わるんじゃないかな。でも、あんまり異質だとついていけないだろうから、そんな風に書かれても辛いか。
大きく異なるのが、増え方。この巻ではその必然性については触れられていないけれど、三部作の中ではこの増え方が淘汰されずに残った理由が解明されたりするんだろうか。して欲しいな。訳者後書きによると、このあと
大きな比重を占めていくことになるらしいから期待している。
第二部、第三部も年内に出版される予定。待ち遠しい。