「『ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上2』と『3』を読んだよ」
「一週間ほど前に『1』を読んだかと思ったら、一気に読み進めましたね」
「それから『4』相当の各エピソードも、Togetterで読んだよ」
「第1部ネオサイタマ炎上を読み切ったわけですか。それはまた突っ走ったマネを」
「公式ファンサイト・ネオサイタマ電脳IRC空間、@Wiki、Togetterに情報をまとめてくれている人に、ユウジョウ!」
「ユウジョウ!」
「これだけ読むと、少しずつ忍殺語にも慣れてくるね」
「日常的に使い始めたりしないで下さいね」
「いや、しないって。ところで、慣れてきて、周囲に目をやる余裕が出てきた気がついたことが」
「何ですか?」
「忍殺語という飛び道具が目立つけれど、物語の骨子はそれこそ基礎的な型に沿っている」
「スリケンを躱したら、カラテが待ち構えていたということでしょうか」
「グワーッ!」
「イヤーッ!」
「グワーッ!」
「イヤーッ!!」
「グワーッ!!」
「じゃなくて。基本的な物語は復讐劇で、その上にきちんと物語を牽引する謎もある。主人公ニンジャスレイヤー=サンが力の負の側面と向き合うところなんか、いかにもアメコミっぽい。っぽいっていっても、映画経由で知っている程度だけれど」
「思えば、そうでなければこれだけ続けられないですよね」