前々作 (3rd) "Minute to Midnight"はどうも好きになれなくて、前作 (4th) "A Thousand Suns"は嫌いじゃなかったけれどちょっと難しかった。一番好きなのは2ndの"Meteora"。
そんな自分にとって、この"Living Things"はかなり好み。美しさと激しさが同居している。電子音が効いているのは前作あってのことだろう。
シャウトも復活してノイジーな電子音とぶつかり合うVictimizedを聴いていると、"The Downward Spiral"がふと脳裏をよる。
一方で直後のRoads Untraveledでは、終始響く鉄琴のような音色やギターとボーカルが絡み合って哀切が漂う。
37分と短めだけれど、特徴的な曲ばかりでかなりの高密度。