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木蔦篇 - アルフォンス・ミュシャの世界 2つのおとぎの国への旅

『アルフォンス・ミュシャの世界 2つのおとぎの国への旅』を読んだ。と言うか、眺めたと言うか。

ミュシャ展に行く前に、と思って。ミュシャ展に行くのはこれから。開催期間が6月5日までのちょうどあと1ヶ月だから、そろそろ行かないと。『スラヴ叙事詩』を観るのが楽しみ。

この本では、その『スラヴ叙事詩』についても解説されている。政治的な意図があって描かれた作品とのこと。自分の知っているミュシャの作品からは、何から何まで対象的だ。

自分の知っているミュシャの作品は、商業的なポスターや商品パッケージで、一人の女性がはっきりとした主線と淡い色で描かれているものばかりだけれど、政治的な意図で描かれた『スラヴ叙事詩』は、群像を描いた油彩画だ。

あと、『スラヴ叙事詩』はでかい。6×8mとかある。こんな大きな絵を観られるのは、美術館くらいなので堪能したい。

でも、親しみが持てるのは、そんなに大きくない絵。木蔦 (53×39.5) が好きなのだけれど、展示されているかな。

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