『チューリングの妄想』を読んだ。訳者後書きによるとテクノスリラー。でも、幻想小説めいた独白からなる章もある。不思議な小説だった。
ジャンルだけじゃなくて、視点もミックスされている。群像劇になっていて、章が変わると一緒に視点も変わる。でも、各人のドラマがどれも濃かったから、混乱することはなかった。特に絡み合っていてのが気持ちいい。本を置くタイミングを見失うくらい。
ラテンアメリカ文学も面白いなぁ。読んだのはこれくらいだけれど。
ジャンルだけじゃなくて、視点もミックスされている。群像劇になっていて、章が変わると一緒に視点も変わる。でも、各人のドラマがどれも濃かったから、混乱することはなかった。特に絡み合っていてのが気持ちいい。本を置くタイミングを見失うくらい。
ラテンアメリカ文学も面白いなぁ。読んだのはこれくらいだけれど。
- 百年の孤独
- モレルの発明
- 砂の本
- 族長の秋
- 予告された殺人の記録