「『境界線上のホライゾンV (上)』を読んだよ」
「暇なんですか? 8月10日に発売された、700ページ超の、厚さ3.6cmの文庫の感想が、8月11日の午後に公開されているなんて」
「解っているなら言わなくていい。というわけで、表紙が北条氏直だから、武蔵勢ではノリキが活躍すると思いきや」
「思いきや?」
「上巻だからなのか、VI以降に持ち越しなのか、思いの他出番がない。北条氏直も表紙の割には。北条は武蔵が動く動機にはなっているのだけれど、ハシャいでいたのはP.A.Oda、M.H.R.R.勢と六護式仏蘭西だったり」
「鍵を握っているけれど、直接は動いていない――動けないという状態ですかね」
「うん。そんな感じ。詳しくは割愛するけれど、板挟みに近い状態みたい。さてさてどうなることやら。とまぁそんな感じで再来月の下巻待機」