映画 『キック・アス (原題: Kick-Ass)』 を観た。 ヒット・ガールがかわいい。 それはさておき、本作の主人公は、ヒーローに憧れるデイブという普通の青年。 彼がヒーロー "キック・アス" になるところから物語が始まる。 ヒーローになると言っても、あくまでただの人間だ。 ミュータントでなければ、遺伝子操作されたクモに噛まれたわけでもない。 ガンマ線も謎の宇宙線も浴びていない バットマンのように十分鍛えてさえいない。 だから、特殊能力もなければ、身体能力も低い。 弱いヒーローと言えば、 『グリーン・ホーネット』 ( 感想 )も大概だと思ったけれど、キック・アスはそれに輪をかけて力らしい力がない。 資金力もないし、グリーン・ホーネットを支えるカトーのような存在もいない。 それでも、自分の弱さを思い知った後でも、ある借りを返すために彼は戦う。 ということを考えながらも観られるし、ヒット・ガールのアクションを楽しむだけでも観られる。 良い映画。