『創造の狂気 ウォルト・ディズニー』を読んだ。
本書は、ウォルト・ディズニーの伝記だ。
フォーカスを当てているのは、あくまで個人であり企業ではない。
厚さ4cmとかさばるので、携帯して読むにはつらい。
これだけ浮き沈みが激しいと、間違っても薄っぺらくはならないだろうけれど、もう少し削れなかったか、と思う。
ところで、伝記から受けるウォルトのイメージは、自分がディズニーに対して抱いているイメージとは随分違う。
「狂気」は言い過ぎだと思うけれど、ディズニーが発している「安心」、「健全」、「無邪気」というイメージからは程遠い。
怒鳴り散らし、他人を遠ざけ、恐れられている時期もある。
そういう意味では、本書は、作者と作品を同一視する人の、ディズニーに対する幻想を壊しかねない。
自分の場合、ディズニーに特段思い入れがなかったけれど、本書でかえって興味が沸いてきた。
いずれにしても、見方を変え得る面白い本だと思う。
やっぱり少しばかり厚いけれど。
本書は、ウォルト・ディズニーの伝記だ。
フォーカスを当てているのは、あくまで個人であり企業ではない。
厚さ4cmとかさばるので、携帯して読むにはつらい。
これだけ浮き沈みが激しいと、間違っても薄っぺらくはならないだろうけれど、もう少し削れなかったか、と思う。
ところで、伝記から受けるウォルトのイメージは、自分がディズニーに対して抱いているイメージとは随分違う。
「狂気」は言い過ぎだと思うけれど、ディズニーが発している「安心」、「健全」、「無邪気」というイメージからは程遠い。
怒鳴り散らし、他人を遠ざけ、恐れられている時期もある。
そういう意味では、本書は、作者と作品を同一視する人の、ディズニーに対する幻想を壊しかねない。
自分の場合、ディズニーに特段思い入れがなかったけれど、本書でかえって興味が沸いてきた。
いずれにしても、見方を変え得る面白い本だと思う。
やっぱり少しばかり厚いけれど。