『プルーストとイカ』を読んだ。
本書を読んで、字を読めることは不自然なことだと理解できた。言われてみれば、それはそうだ。学習しないと読めるようにならない。こう本やらウェブやら読み耽っているから、そのことをすっかり忘れていた。
本書のPart 3を読んでいて、小説家の森博嗣氏のことを思い出した。Part 3はディスレクシア(読字障害)を扱っているけれど、森博嗣氏も『小説家という職業』(感想)でこう書いている。
自分に出来ることをするしかないわけだけれど、出来ることで生計を立てられないと、生きづらいよなぁと思う。一方で、生計を立てるために出来ないと思っていることをやろうとしているうちに、出来るようになることもある。読字に限らず、学習するってどういうことなんだろうなぁとも思う。
本書を読んで、字を読めることは不自然なことだと理解できた。言われてみれば、それはそうだ。学習しないと読めるようにならない。こう本やらウェブやら読み耽っているから、そのことをすっかり忘れていた。
本書のPart 3を読んでいて、小説家の森博嗣氏のことを思い出した。Part 3はディスレクシア(読字障害)を扱っているけれど、森博嗣氏も『小説家という職業』(感想)でこう書いている。
もともと僕は文章を読むことが大の苦手だった。小学生のときは特にこれが酷くて、今思うと、ほとんど読字障害だった。本書によると、読字障害を引き起こす原因の一つが脳の編成のされ方らしい。ディスレクシアはサヴァンと共通するところがあるのかな? と思う。サヴァンも原因の一つが脳にあると言われているし、どちらも多くの人が出来るようには出来ないことがある代わりに、ほとんどの人にはできないことができたりする。
自分に出来ることをするしかないわけだけれど、出来ることで生計を立てられないと、生きづらいよなぁと思う。一方で、生計を立てるために出来ないと思っていることをやろうとしているうちに、出来るようになることもある。読字に限らず、学習するってどういうことなんだろうなぁとも思う。