『刀語 第十二話 炎刀・銃』を読み終えた。
これにて『刀語』以下12冊読了。
本巻は西尾維新らしく、益体もないし、身も蓋もない。全く、報われない。
それでいて結末にどこか清々しさを感じているのが不思議。
恐らく狙っているのだろう。
1冊あたりの分量が少ないこと、同著者の戯言シリーズや人間シリーズに比べるとアクが弱いことからも、間口が広いものにしようという意図が伺える。
これにて『刀語』以下12冊読了。
- 『第一話 絶刀・鉋』
- 『第二話 斬刀・鈍』
- 『第三話 千刀・鎩』
- 『第四話 薄刀・針』
- 『第五話 賊刀・鎧』
- 『第六話 双刀・鎚』
- 『第七話 悪刀・鐚』
- 『第八話 微刀・釵』
- 『第九話 王刀・鋸』
- 『第十話 誠刀・銓』
- 『第十一話 毒刀・鍍』
- 『第十二話 炎刀・銃』
本巻は西尾維新らしく、益体もないし、身も蓋もない。全く、報われない。
それでいて結末にどこか清々しさを感じているのが不思議。
恐らく狙っているのだろう。
1冊あたりの分量が少ないこと、同著者の戯言シリーズや人間シリーズに比べるとアクが弱いことからも、間口が広いものにしようという意図が伺える。