『その数学が戦略を決める』を読んだ。
意外と単純な回帰分析が、高い予測精度を示し、専門家の予測を大きく上回るケースがあったことに驚いた。
しかも、そうしたケースは、一つや二つではない。
様々な分野(医療、司法など)でのケースが、本書の前~中盤で紹介されている。
一方、後半では、定量分析と専門家や消費者、つまり社会との軋轢について、書かれている。
この部分は、『なぜITは社会を変えないのか』にも通じるものがあると思う。
情報があれば解決する、という考えに心理的抵抗を感じるのは、どういった傾向の人で、その抵抗はどうしたら取り除けるのだろう。
ところで、この手の本の著者は、計量経済学者が多い。
計量経済学について、少し興味が湧いてきた。
犯罪も解決できるし、数字を扱うのは面白い。
意外と単純な回帰分析が、高い予測精度を示し、専門家の予測を大きく上回るケースがあったことに驚いた。
しかも、そうしたケースは、一つや二つではない。
様々な分野(医療、司法など)でのケースが、本書の前~中盤で紹介されている。
一方、後半では、定量分析と専門家や消費者、つまり社会との軋轢について、書かれている。
この部分は、『なぜITは社会を変えないのか』にも通じるものがあると思う。
情報があれば解決する、という考えに心理的抵抗を感じるのは、どういった傾向の人で、その抵抗はどうしたら取り除けるのだろう。
ところで、この手の本の著者は、計量経済学者が多い。
計量経済学について、少し興味が湧いてきた。
本物の絶対計算者や、そこそこまともな絶対計算消費者になるためにさえ、習得すべきツールは他にもいろいろある。異分散性とか除外変数バイアスといった用語も平気で使えなければならないらしいので、勉強してみたい。
犯罪も解決できるし、数字を扱うのは面白い。