『ゴーレム100』を読んだ。
混沌としているけれど、錯綜はしていない。
そんな印象を受けた一冊だった。
この本には、文中に図が散りばめられている。
図によって、狭義の「読む」という行為から離れることになった。
まず、こんなところになぜ図があるのだろう? と考えた。
それから、この図は何を意味しているのだろう? と考え。
しかしこれらの疑問は、答えが出ない問題だし、図が乱用されているので慣れてしまって、読み進めていくうちにどうでもよくなっていった。
そこに意味を見いだそうとすれば、いくらでも解釈のしようはあるだろう。
しかし、文脈は、そんな深読みには意味がないと感じさせる。
一貫して、
深淵なんだか浅薄なんだか、
壮大なんだか卑近なんだか、
論理的なんだか感覚的なんだか、
理性的なんだか本能的なんだか、
よく分からない。
もともと境界なんてないのかもしれない。
二本の平行線も、球面上では二点で交わる。
混沌としているけれど、錯綜はしていない。
そんな印象を受けた一冊だった。
この本には、文中に図が散りばめられている。
図によって、狭義の「読む」という行為から離れることになった。
まず、こんなところになぜ図があるのだろう? と考えた。
それから、この図は何を意味しているのだろう? と考え。
しかしこれらの疑問は、答えが出ない問題だし、図が乱用されているので慣れてしまって、読み進めていくうちにどうでもよくなっていった。
そこに意味を見いだそうとすれば、いくらでも解釈のしようはあるだろう。
しかし、文脈は、そんな深読みには意味がないと感じさせる。
一貫して、
深淵なんだか浅薄なんだか、
壮大なんだか卑近なんだか、
論理的なんだか感覚的なんだか、
理性的なんだか本能的なんだか、
よく分からない。
もともと境界なんてないのかもしれない。
二本の平行線も、球面上では二点で交わる。