スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

how to achieve the archive - アーカイヴの病

『アーカイヴの病』を再読した。 『MOTサテライト 2017秋 むすぶ風景』で、記憶や歴史をテーマにしたアートを観ていたら、アーカイヴと似て非なるところがモヤモヤして、 『アーカイヴの病』 、読み返そうかな。 引用元: Mirror House Annex: AR(T|CHIVE) - MOTサテライト 2017秋 むすぶ風景 と思ったので。前半はそのモヤモヤの話。後半は『MOTサテライトから』離れて、〈悪 = 病のアーカイヴ〉について。 📕 前半はアーカイヴに似たアートに対するモヤモヤの話。 根本的には、アーカイヴ的なアートよりアーカイヴの方に思い入れがある自分の性質に由来している気がするけれど、それは棚に上げておいて。 モヤモヤの最大の原因は、記憶や歴史を素材にしているのに、一時的で即時的だったことだと思う。これまで省みられなかった記憶や歴史が掘り起こされ、作品という形に加工されて、会期中は何かのメッセージを込められて、そして会期が終わるとともに再び埋葬される。そこに酷い暴力を感じてしまう。 これがアーカイヴなら、それらの記憶や歴史は、いつかのその時のために反復され得るという希望があるのに。そう思ってしまう。 記載の場所のない、反復の技術のない、何らかの外在性のないアーカイヴは存在しない。 引用元: 『アーカイヴの病』 アーカイヴは、それが何を意味するだろうかをわれわれが知りたくても、われわれはそれを、来たるべき時においてしか知らないだろう、おそらく。明日にではないが、来たるべき時に、もうすぐか、それともおそらく決してないか。 引用元: 『アーカイヴの病』 今現在における意味を与えられたと思ったら、未来に向けてアーカイヴされるわけでもなく、ほどなく再び過去にされてしまうというのは、残酷過ぎやしないだろうか。 📕 後半。〈悪=病のアーカイヴ〉について。『アーカイヴの病』ではなくて、〈病のアーカイヴ〉。これは、本編ではなくて原語版の折り込み栞に書いてある著者による紹介に出てくる言葉。日本語版には折り込み栞は挟まれていないけれど、紹介文は訳者あとがきに訳出されている。 〈悪=病のアーカイヴ〉がどんなものか、次に引用する。 この千年紀の終わりを跡づける災厄は、 悪 = 病のアーカイブ 〔archives du mal〕でもある...

One more cup of - 珈琲の世界史

『珈琲の世界史』を読んだ。 『コーヒーの科学』 と同じ方が書いた本。 続編というよりは、姉妹編とでも言えばいいのかな。『コーヒーの科学』の草稿にはあったけれど大幅にカットされたコーヒーの歴史について、まるまる1冊を費やしたのが本書になる。 本書は(ページ数を減らすため、草稿を大幅にカットはしましたが)これまでに私が得た知識の集大成の一つです。 引用元: 『コーヒーの科学』「おわりに」 ただ、じつはこの「コーヒーの歴史」の章、草稿段階では相当な文章量だったのですが、理系的な話を中心にするために大幅に削ることになり、泣く泣く栽培史と技術史だけに絞り込んだという「裏事情」があります(ブルーバックスですから、仕方ありません)。 引用元: 『珈琲の世界史』「はじめに」 『コーヒーの科学』を読んで、 なお、「草稿を大幅にカット」してこれらしい。草稿読んでみたいなぁ……。 引用元: Mirror House Annex: &シガレッツ - コーヒーの科学 と思っていたので、希望が叶ってありがたい。 話の中心が科学から歴史へと移ったけれど、濃さは変わらず。長ーーーーーい歴史が、1冊の新書に圧縮されている。「1章 コーヒー前史」ではコーヒーノキのルーツを探って、約1440万年前まで遡る。もちろんまだ人類は生まれていない。人類のルーツである猿人が生まれたのが約700万年前だ。そして、「終章 コーヒー新世紀の到来」では、サードウェーブの話題までカバーしている。耳にするようになったのは、ブルーボトルが日本に出店した2015年からなので、ほんのここ数年の話。 印象的だった話を3つだけ抽出してみる(挙げ出すと終わらない)。 まず、サードウェーブが何なのかよくわかっていなかったので、本書を読んでようやくスッキリしたのが嬉しい。科学用語と違って、こういうコピーの類には厳密な定義がないから、こうやって歴史――由来や使われ方から入った方が飲み込みやすい。 それから、イギリスとアメリカの歴史。紅茶のイメージが強いイギリスだけれど、お茶が伝わる前の17世紀はコーヒーの国だっとか、そこから18世紀後半に紅茶の国になった経緯とか、そのイギリスの植民地だったアメリカがなぜ今はコーヒー大国なのかとか [1] 、気になるトピックが盛りだくさんだった。 最後に、本好きなので、コ...

テストしてるん - 初めての自動テスト

『初めての自動テスト ―Webシステムのための自動テスト基礎』を読んだ。 『アジャイルサムライ』の著者が送る自動テスト指南書。 一口にテストと言っても、いろいろなテストレベルがあるけれど、本書ではユニットテストから統合テスト、UIテストまでカバーしている。『アジャイルサムライ』で「問答無用で実践すべき」と紹介されていたのはユニットテストだけだったけれど、テストをテーマに掲げた本書では統合テストもUIテストも扱っている。 広範なトピックをカバーしつつも、ポイントを絞って詳細には立ち入らないので、コンパクトにまとまっているのがありがたい。これだけ幅広く「初めて」の人向けの説明がまとまっているの、見た記憶がない。各テストのバランス――テストピラミッドの話とか、人に伝えるときの参考にしよう。 自分は「初めて」というわけじゃないけれど、狭く深く追いかける癖があるので、こういう本が顔を上げて辺りを見回すいい機会になる。 最後に余談。個人的な語感の話だけれど、よく聞く〈テスト自動化〉より〈自動テスト〉の方が好み。〈テスト自動化〉と言うと手動テストを代替するイメージ。〈自動テスト〉と言うと手動テストとは違うテストをするイメージ。手動テストでは実現できない速度と頻度が欲しいので、後者の表現の方が、それっぽい。

夜の花/街灯

撮った写真を見返していると、何かを追いかけていたつもりはなかったけれど、何か共通項が浮かび上がってくるような気がする。 This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . This work by SO_C is licensed under a CC BY-SA 4.0 . 例えばこんな風に暗闇に浮かぶもの。 自分はこんなものが好きだったんだな、と事後的に思ったり思わなかったり。

仏と刀 - 特別展「運慶」、常設展 at 東京国立博物館

東京国立博物館で 『特別展「運慶」』 を観てきた。実は、上野に行ったのはそのつもりではなかったのだけれど、これも何かの縁か(そう言えば「縁」も仏教用語だ)。 ◆ 表情やポーズが豊富で、意外と観ていて飽きない。リボルテックをはじめ仏像のフィギュアが発売されたりする理由が、少し分かった気がする。玉眼なんかドールっぽい。 特に運慶の作とされているものの造形は、存在感が抜群だった。無著菩薩立像・世親菩薩立像なんか、静かな雰囲気にも関わらず圧倒される。対称的なのが四天王(持国天、増長天、広目天、多聞天)。表情が豊かで動きもあり、きっと鮮やかであったであろう彩色が残っていた当時はさぞ美しかったのだろう、と想像する。 運慶の他にもその父や子の作品も展示されていて、その中では龍燈鬼と天燈鬼が印象的だった。ユーモラスな表情がかわいらしい。 見た目もさることながら、中に仏舎利や巻物が入っているというのも、好奇心を掻き立てられる。巻物は写経した経典だったりするんだろうか。 ◆ 同じチケットで 本館 も観られたので合わせて鑑賞。何が展示されているのか知らなかったけれど、特別展に合わせて 運慶の後継者たち―康円と善派を中心に という特集展示が組まれていたので、行ってみてよかった。 仏像の他にも、縄文時代のものから江戸時代のものまで多種多様な作品が2フロアに渡って展示されていて、見応え十二分。ロクに下調べもせずに行ったので時間の都合でゆっくり観られなかった。また何かの機会に行きたいところ。 時間が限られていたにも関わらず、足を止めてしまったのが 刀剣 。遠目には滑らかなのに、近くでよく見ると光の加減でテクスチャが見えるのがおもしろく、色んな角度から眺めていたらいつの間にか結構な時間が経っていた。 綺麗さのあまり感嘆の息が漏れそう。

性急/聖宮 - マギ36

『マギ 36』を読んだ。 裏表紙を見てモルさんの復活に期待したけれど……。 悪い意味で展開が目まぐるしいような印象を受ける。右往左往している感じ。 そんなわけで、次が最終巻だけれど、不安が期待よりも先に立つ。どうやって畳むんだ、これ(連載誌では完結済みだと知っているいるけれど、単行本派なのでまだ結末を知らない)。

Genreless - Mutemath/Play Dead

Muthemathの5thアルバム"Play Dead"を聴いている。 前作"Vitals"で、キラキラした感じになったなあと思っていたけれど、今作でそれにスケール感が加わった感じ。街灯から星明かりになったような、そんな印象。 浮遊感があるからからか、ちょっとシューゲイザーを連想するところもあったりする。そう思って、My Bloody Valentineの"Loveless"を聴き直したりもした。 でも、ギターが最前面というわけじゃなくて、"Vitals"からの流れでリズムがダンサブルだったり、変わった音も入っていたりで、一筋縄ではいかない。 聴けば聴くほど、おもしろいところが見つかって楽しい。

たまねぎ消し - Million Onion Hotel

iPadで 『Million Onion Hotel』 を遊んでみた。 Play Stationゲーム『moon』と同じ、木村祥朗さん ( @yoshiro_kimura ) がデザインしていて、『moon』発売20年の日にリリースされたということで話題になっていたので(少なくとも自分のタイムラインでは)。 あいにく自分は『moon』未プレイなので、この話題には乗り切れなかったけれど、買い切り\480円と手軽なお値段だったので購入。ドット絵がキモカワイイのも好みだったし。 相当の人数が買ったらしく、有料ゲームランキングであのMinecraftを抑え2日連続で1位を獲得したとのこと [1] [2] 。『moon』以来のファンが多いのか、自分のような本作で興味を持った人も多いのか。 🌱 ジャンルはパズルゲーム。ルールや雰囲気は、公式の紹介動画を見て貰った方が早いと思う。独特なので説明しづらい。 🌱 プレイしてみると、中毒性が高いにも関わらず、1プレーが意外と長い(20~30分)ので、あっと言う間に時間が経ってしまう。危ない。これを書いている今もまたやりたくなってきている。効果音とフィーバータイムが気持ちよくて。 ただ、難易度がやや高めでいわゆる救済措置がない。だから、詰む人は詰むことになると思う。世界観もおもしろいので、EDまではもう少し抑え目でも、と思わないでもない。自分もクリアはできたけれど、終盤は緊張しちゃって雰囲気を楽しむ余裕がなかったし。 ともあれ、ひとたびオニオンスープのマジックにハマってしまうと抜け出せない。ヤバい。ピースピース、いえーい。 [3] [1] ゲームキャストさんのツイート: "ミリオンオニオンホテル、有料ゲームのラスボスとも言われるマイクラ越え!有料ゲームランキング1位!おめでとうございます。 #MillionOnionHotel https://t.co/7Vysy1ws6b" [2] ゲームキャストさんのツイート: "Million onion hotel 2日連続首位。マイクラを2日連続で超えた有料ゲームは近年数えるほどしかない。これは本当にすごい。 #MillionOnionHotel https://t.co/M3W2rrs5Os" [2] ...

AR(T|CHIVE) - MOTサテライト 2017秋 むすぶ風景

清澄白河でブラブラと 『MOTサテライト 2017秋 むすぶ風景』 を眺めてきた。 『MOTサテライト』というのは、休館中の東京都現代美術館 (略称MOT) が街中のスペースを使って展示を行う企画。2月に開催された 『2017春 往来往来』 に引き続き2回目。 アート (芸術) とアーカイブ (記録) について、ぼんやりと考えたので、メモしておく。 『2017春』も『2017秋』も、下記引用のとおり町の歴史をテーマとして掲げている。従ってそれに沿った作品が出てくる。『2017秋』では、姿を消した日本家屋の記憶や、かつて木場だった歴史に着目した作品が展示されていた。 「MOTサテライト」とは、美術館からまちにでかけ、地域の様々な拠点と協力し、アーティストとともに、人の記憶や歴史と関わりながら、まちの魅力を掘り起こす試みです。 展覧会|東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO 第2回目となる「MOTサテライト 2017秋 むすぶ風景」では、このまちの多彩な営みにある背景や、まちが経てきた歴史的変化の軌跡をたどります。 展覧会|東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO でも、これらの作品も『MOTサテライト』の終了と同時に、消えちゃうんだよね。移動可能な作品はまだ保存の可能性があるけれど、少なくともインスタレーションは間違いなく消えてしまう。 それでいいのかな? と思う。 一時的に展示されて訪れた人々の記憶に残ればいいのかな。大半の人はしばらくしたら忘れてしまうだろうし、そうじゃなくたって100年もすれば全員この世からいなくなってしまうのに。 参加しているのはアーキビスト [1] じゃなくてアーティストだから、そういう趣旨じゃないと言えばそうなのだけれど。 ということを考えていると、作品自体じゃなくて作品の素材はアーカイブしなくていいのか? 遠い未来に向けて今残しておくべき史料としては、そちらの方が役に立つんじゃないか? とさえ思う。先日『The Video Game With No Name』を読んだせいか、「Migration project Case:藤木淳『ゲームキョウカイ』」を見て、ゲームを使ったアートより遊べるゲームが残っていた方が嬉しいだろ...

周回プレイニモマケズ - 我らひとしくギャルゲヒロイン

『我らひとしくギャルゲヒロイン』を読んだ。 おもしろいタイトルだと思ったら、「宮沢賢治の作品タイトルをもじる」というしばりを設けた結果こうなったらしい。元ネタは 〔われらひとしく丘に立ち〕 かな? ギャルゲーのヒロインが自分たちがそうだと自覚してしまうという設定なので、よくマッチしているように思う。買うきっかけとなった最初のトリガはKindle版のセールなんだけれど、p.16の「Comment by JUAMI」に挙げられている他のタイトルだったら、買わなかったかもしれない。 表紙から予想できるとおり、本作はギャグ漫画。ミステリィ小説だったら、メタミステリィあるいはアンチミステリィに分類されるような設定。ミステリィ以外でも、とあるSF小説を思い出すのだけれど、タイトル を挙げるとネタバレになるので止めておく。 全編メタものだけれど、気軽に笑えた。メタレベルが合っているのかな? メタものを読んでいると、否定しなくてもいいように思うところまで否定しているように見えて白けることがあるのだけれど、本作にはそれがなかった。メタギャルゲー的なポジションに、別ジャンルとして日常系がすでに存在しているからかも。 真面目に考えると、これはギャルゲーであると相対化した視点を持つには、ギャルゲー以外の視点が必要なんだけれど、それはギャルゲーの中にどうやってもたらされたのか? とか考えられもする。例えば、髪の毛の色が有り得ないと思うには、どんな色なら有り得るか知っていないといけないのだけれど、それをどうやって知ったのか? とか。 メタメタフィクションとして、もうどこかで考えられているか?

UpComing - ガンダムUC

9月頭に見てきた実物大ユニコーンガンダム の展示が、正式に始まったので見に行って来た。 目当てはユニコーンモードからデストロイモードへの変身。昼演出の17:00の回を見たのだけれど、幾重にも人だかりができていてビックリした。近ければよいというサイズでもないと思うけれど。前に人がいない方がいいという思いの方が強いということか。 ともあれ。 このサイズで、効果音とともに一本角がガンダムヘッドに変わるのを見ると、テンションが上がるなあ。いいものを見せて貰った。

廻る廻るよ - それでも町は廻っている 公式ガイドブック廻覧板

『それでも町は廻っている 公式ガイドブック廻覧板』を読んだ。 16巻 を買ったときは売り切れていたけれど、しばらくしたら無事に紙版を買うことができた。めでたしめでたし。 単行本に収録されていない4本が目当てだったのだけれど、設定画やプロモーション・イラストも充実しているので、眺めていて楽しい。カラーイラストがふんだんに収録されているのはガイドブックならでは。 嬉しい誤算だったのが解説。分かりやすく嬉しいのは、最終回についての解説。『それ町』は時系列がシャッフルされているので、最終巻の最終話が最終回ではないという話。解説があるのは最終回だけじゃない。全話にある。これが読み応え抜群で、1巻から順番に合わせて読み返し始めてしまったので、なかなか読み終わらない(まだ読み終わっていない)。

The Orange Army - ケロボーイ(オレンジ)

VAG第12弾からケロボーイ。ガチャガチャをたまたま見かけたので回してみた。 全5色のラインナップで、出てきたのはオレンジだった。背中には水色のドット。ビビッドだ。対称的に真っ黒な瞳がつぶらで愛らしい。 デザイナーさんがインタビューでコンセプトを明らかにしているので引用しておく。 ーー今回5色ありますが、色決めの基本コンセプトと、色バリエーションの理由を教えて下さい。 まずメインのミドリを決め、並べたときにカラフルに虹のように見えるよう工夫しました。瞳の形を違え、ひとつひとつに表情や、キャラクター付けをしました。細かい設定はありませんが、皆さんの中で物語が生まれるように考えてみました。 引用元: 2017年9月発売開始の[VAG]第12弾についてお聞きしました! 「ケロボーイ」について | sofvi.tokyo 言われてよく見てみると、確かにどれも瞳が違う。ミドリはアマガエルに忠実で、アオはネコメガエルの仲間かな。キイロのとぼけた表情も魅力的だ。ピンクはくわっと見開いていてちょっと恐い。 ところで、ちなみにカエルの瞳って本当に色々な形をしていて、十字型をしたのまでいる。ジュウジメドクアマガエルという種類。 By Crusier (Own work) [ GFDL or CC BY 3.0 ], via Wikimedia Commons ドクガエルというと、ヤドクガエルをはじめ極彩色のイメージだけれど、こういう淡い色をしているのもいたりする。

彩り色とりどり - Beck/Colors

Beckの"Colors"を聴いている。ポップでダンサブルでさらに遊び心もあって、とても楽しい1枚。聴いていて幸せ。 冒頭を飾るのは、タイトル曲の"Colors"。 とても色鮮やかで、この曲自体が楽しいのはもちろん、ここから楽しい曲が続くアルバムなんんだろうな、と予感させてくれる。 そして、当然のように期待に応えてくれる。楽しい時間が過ぎ去るのは速いもので、10曲40分 (ボーナストラック1曲を除く) というコンパクトさを差し引いても、あっと言う間に終わってしまう。 でも、これくらいが「あー楽しかった!!」と素直に思える、ちょうどいい長さかもしれない。

Stairs - Fate/stay night [Heaven's Feel] 5

『Fate/stay night [Heaven's Feel] 5』を読んだ。 表紙が桜なので、ついに出番が!! と思ったら、本巻の締めとなる#17での凛のインパクトが。そう言えば、原作はアダルトゲームでしたね、これ。 いや、#14はヒロインらしいシーン満載だったけれども。#15, #16は戦闘回だったので、しょうがないにしろ。 でも、あとがき見ると理由がありそうで気になるところ。未クリアなので調べないけれども。このシリーズが完結したら調べよう。 そうそう。そうこうしていたら、劇場版が公開されたけれど、観に行こうかどうしようか。

overline - 境界線上のホライゾンX〈上〉

「『境界線上のホライゾンX〈上〉』を読んだよ」 「本編は久し振りですね。 『IX〈下〉』 からだと1年4ヶ月振りです」 「間にサイドストーリーの 『GT 緑と花』 があったとは言え、そんなに空いていたのか。どうりで話を忘れているわけだ」 「それは双司君の記憶力の問題では」 「ともあれ、十本槍のうち出自が不明だった8人の正体が、ついに明らかになったよ」 「この8人ですね」 SPEER-01:福島・正則 SPEER-02:加藤・清正 SPEER-04:加藤・嘉明 SPEER-05:脇坂・安治 SPEER-06:平野・長泰 SPEER-07:蜂須賀・小六 SPEER-08:糟屋・武則 SPEER-10:片桐・且元 「そうそう。武蔵と対になっているから、どんな関係があるんだと思っていたら!!」 「そして、ついに直接対決ですねー」 「 電撃文庫公式サイト によると、次巻の発売は12月。待ち遠しい。可児がどんな役割と果たすのかも気になるし」

Game Boy as a Instrument - Pixel Art Park (2/2) 小林研究所

「 前回 に引き続き、『Pixel Art Park』の話」 「前回はアイロンビーズの話でしたね」 「今回はチップチューンの話」 「チップチューンというのは――」 Chiptuneとは、いわゆるファミコンチックなピコピコした音楽のジャンルである。 引用元: Chiptuneとは (チップチューンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科 「――だそうです」 「「ファミコンチック」とあるけれど、実機を使って作成することもあるみたい。CDを買ってきた小林研究所 ( @_kobaLab ) さんは、ゲームボーイ実機を使っていたよ」 「それでジャケット写真にゲームボーイが写っているんですね」 CHIPPARK by 小林研究所 「うん。この『CHIPPARK』の他に『CHIPVACATION』、『CHIPGIRL』も合わせて買ってきた。どれも楽しくてゴキゲンだ」 「楽しそうで何よりです」 「ただ、日程の都合で午前中しかいられなかったので、午後にあったライブを観られなかったのが残念」 「参加されていた方によると 「最高でした」 らしいですよ?」 「いいなあ」

アイロンに異論 - Pixel Art Park (1/2) Pixel Pico

「『Pixel Art Park』に行ってきたよ」 「Twitterに写真を投稿していましたね」 「うん。 コレコレ 。オバケのドット絵がかわいい」 「展示はどうでした?」 「いろいろあって楽しかったよ。ピクセルアートそのもののドット絵から、原点のゲームはもちろん、ドット絵アプリやチップチューンまであった。あと、初めて知ったのがアイロンビーズ。何それ? って話は、出展されていたピクセルピコさんの アイロンビーズって いったいなぁに - ピクセルピコ を見て貰うとして――」 「投げた!!」 「――楽しそうだったので、買って帰ってさっそく作ってみたよ」 Pixel Ait ParKで買ってきたアイロンビーズで、このアイコンを16x16ピクセルっぽくして作ってみた。 pic.twitter.com/djEpSEnBOm — 鏡双司 (@SO_C) 2017年10月8日 アイロンビーズ16x24でヤドクガエル。 pic.twitter.com/QBHe3heV3W — 鏡双司 (@SO_C) 2017年10月9日 半蔵門線。4色しかない手持ちのアイロンビーズで作れることに気がついてしまったので作ってみた。 pic.twitter.com/HuIQyCzjr1 — 鏡双司 (@SO_C) 2017年10月12日 「なんですか最後」 「地下鉄に乗っていたら、マークが目に入ってな。もう1周り大きく作ってコースターにすればよかった」 「これでどれくらいのサイズなんですか?」 「今測ってみたら、実寸で直径4.2cmだった。直径2.6mmのミニフューズビーズを15粒並べてているから単純計算だと3.9cmだけれど、並べたときのわずかな隙間が累積しているんやろね」 「コースターの直径はだいたい9cmくらいなので、倍の30粒くらいにしたらよさそうですね」 「どれくらい並べることになるのか、どんぶり勘定でっと。32*32*3/4=768粒にもなるんか」 「直径を2倍にすると、面積は4倍になりますからね」 「ビーズ1袋1000粒入りだから、足りなくなりそうだな」 「1000粒って沢山入っているように聞こえますけれど、意外とすぐになくなっちゃいそうですね」 「他の色も欲しくなってきたし、7500粒入りランダムアソートも買っておけ...

いーつーいーつーでーあーうー - 裏世界ピクニック ファイル8 箱の中の小鳥

『裏世界ピクニック ファイル8 箱の中の小鳥』を読んだ。 裏世界を研究する組織が出てきたりして、だんだんと舞台は広がっていくけれど、中心にあるのはやっぱり空魚と鳥子。そして、冴月。 空魚と鳥子の関係に和んだり、裏世界に背筋を凍らされたりと、アップダウンが激しい。今回は特に「ダウン」が底なし。 タイトルと表紙イラストから想像できるように、出てくるのは例の箱。自分はアニメの『Occultic;Nine』で知った口。あれは、心理的にも生理的にも来るものがある。 ところで、 『裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル』 のあとは電子書籍で短篇を1篇ずつ読んで来た本シリーズだけれど、この4篇が文庫にまとまって 『裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイト』 になるみたい――だよな? 文庫特典でファイル8.5とかないよな? あったら、ファイル9から短篇を買い控えながら、先が気になる気持ちを抑え続けることになりそうで。それはちょっと嫌だ……。

親知らず子知らず人知れず - ゲンロン0 観光客の哲学

『ゲンロン0 観光客の哲学』を読んだ。 今年の4月に発売してすぐ読んだので、最初に一通り読んだのはもう半年も前のことになる。今頃になって感想を書いているのは、ようやく考えが落ち着いたからか、あるいは単に考えるのに疲れたからか。 ともあれ、トリガらしきものもあるにはあった。それは 東浩紀さん『ゲンロン0 観光客の哲学』ブクログ大賞受賞インタビュー 。特に、前編で触れられている「時間性」の話。これが第1部と第2部をつなぐミッシング・リンクらしい。 第1部「観光客の哲学」と、第2部「家族の哲学」っていうのが飛躍しているように見えるのは、それは錯覚でもなんでもなくて、あるべき章がないんです。「時間性」に関する章がない。 引用元: 「観光客」と「家族」を繋ぐはずだった「書かれざる章」とは―東浩紀さん『ゲンロン0 観光客の哲学』ブクログ大賞受賞インタビュー前編 | ブクログ通信 ここでの「時間性」は 「本当に重要なものは事後的にしか発見できない」 ということ。歴史の評価に任せられて、初めて本当に重要なものがなんだったのかわかるということか。 というわけで、この「時間性」を第2部のキーワードである「家族」や「親」、「子ども」と結びつけて考えてみる。 その前に、ここでいう「家族」や「親」、「子ども」について少し補足。文字通りの意味ではなくて、もっと拡大した意味で使われている。「家族」については、強制性と偶然性と拡張性に着目して議論が展開されていて、ペットの例が引き合いに出されている。「親」についてはあまり触れられていないけれど、本書の終盤でこんな風に書かれている。 子として死ぬだけではなく 、 親としても生きろ 。ひとことで言えば、これがぼくがこの第二部で言いたいことである。むろんここでの親は必ずしも生物学的な親を意味しない。象徴的あるいは文化的な親も存在するだろう。否、むしろそちらの親のほうこそが、ここでいう親の概念には近いのかもしれない。 引用元: ゲンロン0 観光客の哲学 「子ども」については、いろいろと書かれている。と言うか、第2部に書かれているのは、ほとんど子どものことばかりだ。 この第二部では、第一部の延長線上で、「不気味なもの」と「子ども」の概念を考えるふたつの考察を掲載する。 引用元: ゲンロン0 観光客の哲学 子どもとは不気味なもののことで...