『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(原題 "Kubo and the Two Strings")を観てきた。
『コララインとボタンの魔女』のアニメーション制作映画ライカの、ストップモーションアニメ作品。ライカは、同じくストップモーションアニメ作品の、『ティム・バートンのコープスブライド』の制作にも携わっている。
ストップモーションアニメというのは、雑にいうと人形を使ったパラパラ漫画。わずかに人形を動かしながら撮影した静止画像で、動画を作り上げる手法。独特の動きや質感が大の好み。多用される手法ではないので、ストップモーションアニメの新作が観られるというだけでもう嬉しい。
というわけで、まずはストップモーションアニメとしての側面の感想を言う。最高だった。躍動感に溢れるアクションが繰り広げたり、かと思えば人形とは思えないほど繊細な表情を浮かべたり、と目が離せない。冒頭、海上のシーンの水の表現や、その後の砂浜のシーンの砂粒とか堪らない。背景にCGも併用しているとのことだけれど、まったく違和感がなかった。
脚本も、ずっとシンプルに見えていたのに、最後にメタ構造が示されてハッとさせられた。そのため、主人公クボに二重に感情移入させられる。物語の縦糸が2本縒り合わさっていたことに気付かされる。
音楽も素敵だし、好きなところだらけの1本だった。
『コララインとボタンの魔女』のアニメーション制作映画ライカの、ストップモーションアニメ作品。ライカは、同じくストップモーションアニメ作品の、『ティム・バートンのコープスブライド』の制作にも携わっている。
ストップモーションアニメというのは、雑にいうと人形を使ったパラパラ漫画。わずかに人形を動かしながら撮影した静止画像で、動画を作り上げる手法。独特の動きや質感が大の好み。多用される手法ではないので、ストップモーションアニメの新作が観られるというだけでもう嬉しい。
というわけで、まずはストップモーションアニメとしての側面の感想を言う。最高だった。躍動感に溢れるアクションが繰り広げたり、かと思えば人形とは思えないほど繊細な表情を浮かべたり、と目が離せない。冒頭、海上のシーンの水の表現や、その後の砂浜のシーンの砂粒とか堪らない。背景にCGも併用しているとのことだけれど、まったく違和感がなかった。
脚本も、ずっとシンプルに見えていたのに、最後にメタ構造が示されてハッとさせられた。そのため、主人公クボに二重に感情移入させられる。物語の縦糸が2本縒り合わさっていたことに気付かされる。
音楽も素敵だし、好きなところだらけの1本だった。