円城塔の『エピローグ』を読んだ。
何が何だか分からない荒唐無稽な物語なんだけれど、面白かった。どう面白かったのか言葉にしがたいのだけれど、とにかく面白かった。
物語というか文章というか文というか文字列のシーケンス性が破壊されていて、色々と驚かされた。『ゴーレム100』が脳裏をかすめる。そう言えば、ベスターの名前も言及されていた。触れられていた作品は『虎よ、虎よ!』だったけれど。
シーケンス性が破壊されているのは、物語だけではない。登場人物の主幹時間が並列化されたりインターリーブされたりする。『宇宙消失』、『紫色のクオリア』、『順列都市』を思い出す。
視点を変えると、物語やそれを読む主観の可能性を追求しているように見えてくる。
という難しそうな話はさておいても、何が何だかよく分からないままでも、面白いから凄いよなぁ。
何が何だか分からない荒唐無稽な物語なんだけれど、面白かった。どう面白かったのか言葉にしがたいのだけれど、とにかく面白かった。
物語というか文章というか文というか文字列のシーケンス性が破壊されていて、色々と驚かされた。『ゴーレム100』が脳裏をかすめる。そう言えば、ベスターの名前も言及されていた。触れられていた作品は『虎よ、虎よ!』だったけれど。
シーケンス性が破壊されているのは、物語だけではない。登場人物の主幹時間が並列化されたりインターリーブされたりする。『宇宙消失』、『紫色のクオリア』、『順列都市』を思い出す。
視点を変えると、物語やそれを読む主観の可能性を追求しているように見えてくる。
という難しそうな話はさておいても、何が何だかよく分からないままでも、面白いから凄いよなぁ。