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6月, 2015の投稿を表示しています

Tommrow Will Comes- トゥモローランド

『トゥモローランド (原題: Tommrowland)』を観てきた。 未来への希望の話だった。闇と絶望の狼ではなくて、光と希望の狼に餌をやらなければならない。とてもディズニーらしいメッセージだったと思う。 そういう説教臭い話はさておき、ヒロインのケイシーと、サブヒロインのアテナが素敵だった。どちらもとても力強い。ケイシーが敵AA (Audio Animatronics)をバットでボコボコにする場面には笑ってしまった。アテナは破顔しないしアクションも魅せてくれるし、子役恐い。 ルーカスフィルムを買収した効果か、フューチャーレトロなSFさが満載だった。特に最後の決戦の舞台に赴く方法の派手さ!! たまらん。まさかあれが発射台だったなんて。 加えて、そのサルーカスフィルムがウンドプロダクションだったからか、心なしか効果音がスターウォーズっぽかったような(スターウォーズのテーマがネタにされたのには笑った)。 欲を言えば、もう少し技術の可能性にも光を当ててほしかったなぁ。みんな技術者だったのだから。

ッターン!って鳴らない - Realforce 91UBK-S

キーボードを買い換えた。これまで使っていた FKBN91ML/NB のEnterキーがチャタリングを起こすようになってしまって。もう5年以上も使ったからそろそろ耐久限度に達したのかもしれない。 買い換え先はRealforce 91UBK-Sにした。FKBN91ML/NBは打鍵音が玉に瑕(メカニカルキーボードだから致し方ないけれど)だったので静音仕様。値は張ったけれど、ブログ書いたり、Tweetしたり、メールしたり、プログラミングしたり、文字通り毎日使うのだから高い買い物ではない(はず)。 これまでとは雲泥の差の静かさで、この点には大満足。強く叩いて音を響かせないように気を遣ったり、つい「ッターン!」って響かせて嫌な顔をされることもない。心置きなく打てるのが気持ち良い。 とは言え、打ち心地にまだ少し慣れない。これまでが重めの黒軸だったから、軽くなり過ぎて打っている感じがしない。でも、押すのに力んでいたキーが変荷重で軽くなっているのはこちらの方が、楽なので一長一短か。いずれにせよ、きっとすぐに慣れるはず。ただ、スペースキーの長さが随分短くなったのだけは、しばらくかかるかもしれない。 その他に細かい点だど、FKBN91ML/NBと同じくかなが印字されていないのもいい。それから、異なる点ではステータスランプがないのもいい。ステータスは入力した文字を見て判断しているから。 これから使い込んでいくとまた違った印象を持つかもしれないけれど、今のところ総じて好印象。さすがだ。

ベアブソート - Medicom Toy Exhibition'15

"Medicom Toy Exhibition'15に行ってきた。こうやって広いスペースにずらりと並んでいるのが壮観だ。見られて良かった。 限定グッズはほとんど売り切れだったので見送り。まだ監修中だったけれど、ジャクソン・ポロック柄のが素敵だった。いつどういう形で発売されるのかな。

同値・境界値・先人の叡智 - はじめて学ぶソフトウェアテストの技法

『はじめて学ぶソフトウェアテストの技法』を読んだ。 控え目に言って、読む順番を間違えた。ソフトウェアテストのテストケース設計技法を学ぶ取っかかりとして、良い本だと思う。最初に導入すべき同値分割や境界値分析について学べる。そこからさらに広げるための各種技法も一通り揃っているように思う。紹介されている技法は下記の通り。 ブラックボックステスト技法 同値クラステスト 境界値テスト デシジョンテーブルテスト ペア構成テスト 状態遷移テスト ドメイン分析テスト ユースケーステスト ホワイトボックステスト 制御フローテスト データフローテスト 探索的テスト この本だけじゃよく分からない技法もあるけれど、リファレンスがあるから必要に応じてそちらを当たればよいと思う。 のだけれど、自分は先にそちらを読んでしまっていた。 『ソフトウェアテスト技法』 とか、とか。 『ソフトウェアテスト293の鉄則』 とか。というわけで、「順番を間違えた」というのが正直な感想。 でも、全部のテスト技法を押さえているわけではないし、テスト技法だけでなくて計画・管理のトピックも立っているので、ソフトウェアテストについて概観するのに便利。

uRobot2 - チャッピー

『チャッピー (原題 "Chappie")』を観てきた。 『第9地区』 、『エリジウム』(見たけれど感想を書いていないみたい)のブロムカンプ監督のSF映画。 日本版は配給の ソニー・ピクチャーズが「監督の賛同を得た上で」編集を加えたと言っている けれど、 監督はTwitterで聞いていないと言っている 。 こんな酷い裏切り行為があったから、観に行くのにかなり抵抗があった。結局行ったのだけれど、根に持つと思う。ソニー・ピクチャーズのロゴを見る度にきっとこのことを思い出す。 前置きが(それも不愉快なのが)長くなったけれど、作品自体は面白かった。この監督らしい結末だったと思う。この監督らしいのは結末だけじゃないか。ヨハネスブルグという舞台で、ニンジャやヨーランディそれにアメリカ(国名ではなくて愛称)の技術とは縁遠い生き方をしているキャラクタとチャッピーやムースという高度に発達したロボット技術というSF的設定が一本の映画の中で同時に成立しているところも、それらしい気がする。 『エリジウム』より『第9地区』に近い印象を受けたのは、権力の在処と正義の在処それに力の在処の位置とそれらの作中での入れ替わりの構造を比較していたからだと思う。今回が一番複雑だと思う。チャッピー、開発者=生みの親のデオン、チャッピーを強奪したギャング達=育ての親のニンジャとヨーランディそれからアメリカ、誰も彼も作中でダイナミックに立ち位置が移り変わっていっていた。 アメリカ、観ているときは地味だったけれど、今思えば親戚のおじさんみたいないいキャラだったなぁ。

近くば寄って - カエル (見て楽しめる爬虫類・両生類フォトガイドシリーズ)

『カエル (見て楽しめる爬虫類・両生類フォトガイドシリーズ)』を眺めている。 先日読んだ 『ときめくカエル図鑑』 よりよほど図鑑然としている。多数のカエルの写真が敷き詰められている。 その分、文章は冷静。いっそ読まずに写真を眺めてカエルを愛でたいところ。でもそうするには、文章の地の色が五月蠅いのが玉に瑕。京紫系の赤みがかった紫地に白文字。もっと控え目な配色にして欲しかった。 惜しいというか勿体ないというか。

カエルの幼体はカエル、幼生ならオタマジャクシ - ときめくカエル図鑑

『ときめくカエル図鑑』を眺めている。和む。 まず、メインコンテンツであるカエルの写真がかわいい。 単独でも写真集を出している 方のようなので、そちらも気になるところ。 それだけじゃなくて、読み物部分もいろいろと面白い。たとえば、文担当の方と行動・生態の研究者との対談記事。文担当の方のあふれるカエルへの思いと研究者の冷静さとのコントラストというか温度差というか。 誤解してほしくないのは、いくら人間のように見えても、カエルは決して人間のような意識をもっているのではありません。 だから人間と一緒にしてはいけません。 ですから、人間と一緒にしては困りますけどね。 見開き2ページの間に3回も釘を刺されているのが可笑しい。 強い親近感を抱いているが故だろうなぁ。

夏休みのみスヤスヤ - 境界線上のホライゾンVIII〈下〉

『境界線上のホライゾンVIII〈下〉』を読んだ。ついに夏休み編が終了。長かったようで短かった。 いや、長いか。この巻だけで1000ページ近くあるし、上中下合わせたら何ページになることやら。 いやいや、短いか。あっという間と言えばあっという間だった。夏休みの間は歴史再現がないので、個人的な関係にフォーカスが当たっていたように思う。 しかし、十本槍が夏休み明けに備えて修行している一方で、武蔵の面々は相変わらずなので、十本槍が主役みたいだ。特に福島には紙幅も割かれていたし。

2次の隔たり - チェイン・皇 from 血界戦線

『血界戦線』のチェインさんを描いてみた。 存在を際限なく希薄化できるのは、自身の存在意義を認めていないからだろうか? ドSなのも、存在の痕跡を残そうとしているからかもしれない。跡を残すということは、言い換えれば非可逆的な傷を与えるということだから。 なんて抽象的な話はさておき、黒髪のシャギーなボブに、普段の黒のパンツスーツはクールだし、アニメEDの白が基調のドレス姿はキュートだし、隙が無い。と思いきや、ひとたび自室に帰ればグッダグダだったりするのだけれど、そんなところさえ人間味という魅力に見えてしまうのが恐ろしい。

油淋鶏の具もウソ - チューリングの妄想

『チューリングの妄想』を読んだ。訳者後書きによるとテクノスリラー。でも、幻想小説めいた独白からなる章もある。不思議な小説だった。 ジャンルだけじゃなくて、視点もミックスされている。群像劇になっていて、章が変わると一緒に視点も変わる。でも、各人のドラマがどれも濃かったから、混乱することはなかった。特に絡み合っていてのが気持ちいい。本を置くタイミングを見失うくらい。 ラテンアメリカ文学も面白いなぁ。読んだのはこれくらいだけれど。 百年の孤独 モレルの発明 砂の本 族長の秋 予告された殺人の記録

ベアブベアブ!!(腹筋は関係ない) - BE@RBRICK マルチカラー グロスVer.

墨田公園をアジサイを楽しみながら散歩していたら、スカイツリーが大きく見えてきたので、そのまま歩いてみた。天気も良かったし。で、麓に広がる東京ソラマチをウロウロ。 久し振りにメディコム・トイを覗いたら、前はあんまり魅力的に見えなかった BE@RBRICK マルチカラー グロスVer. が何だか素敵に見えてきたので衝動買い。 今見ると、最初に見た時に買わなかったのが不思議なくらいだ。キュート。

Repeatable Read - デリダ 脱構築と正義

『デリダ 脱構築と正義』を読んだ。 『デリダ (「現代思想の冒険者たち」Select)』 の文庫版。 何年か前にハードカバー版を読んだ記憶はあるのだけれど、すっかり忘れていた。しばらく読み進めるまで前に読んだことを思い出せなかったくらい。 こんな話もあったなぁと薄ぼんやりと思いつつも、新鮮な気持ちで読めた。これが〈反復可能性〉と〈散種〉か(違う)。 ともあれ、何となく前よりも読めている気がする。何を読んだのか覚えていないのだから、比べようがないのに何でだろう。読んでいるときの気持ちはうっすら覚えているからか? 今回、目が留まったのはこの二箇所。他の人と十把一絡げにされたくないとい思いも、依怙贔屓や差別をしたくないという思いもあって、対称的でないように見えるのだけれど、それはきっと不可能なのだけれど目指していいんだよな、と思えた。なお、やっぱりこれらでさえ読んだ記憶がない。 特異な他者たちの呼びかけに普遍的に応える 複数の特異性のあいだの普遍化可能な文化

操作指向 - 表現と介入: 科学哲学入門

『表現と介入: 科学哲学入門』を読んだ。直接には観察できない電子とか素粒子とかは実在するものなのか? という問いに対して、科学哲学史を振り返りながら、一つの回答を提示している。 回答を端的に表していて、自分が気に入ったのは、この一文。 理論化ではなく、工学技術(engineering)が対象にかんする科学的実在論の最良の証明である。 介入し操作できているものは実在している。そういうことだろう、きっと。理論の方が評価される傾向に逆らって、実験の地位を回復する。理論と実験の二項対立を脱構築しているような気がする。 この主張に至るまで、前半「第一部 表現すること」で理論について、後半「第二部 介入すること」で実験について書かれている。 前半が科学哲学史。指示理論とか理論不可性とかローティとかクワインとかデイビットソンとか出てきた。そう言えばこのあたり 『哲学の最前線』 で読んだ気が。あとポパーとかファイヤアーベントとか 『理性の限界』 でも登場してたっけ。 後半が筆者の主張。戸田山和久先生の解説によると、要約すると次の二文。 あなたが電子を吹きかけるならば、それは実在する 実験活動はそれ自身の生活をもっている そう言えば〈あるのかないのかはっきりしないけどあると思われるもの〉についての哲学なので 『哲学入門 (ちくま新書)』 と通じるものがある気がする。こちらは〈目的〉とか〈自由〉とかの話だから文脈が全然違うけれど。 これだけ分厚くて難しいのに勢いで面白く読めるのがまたすごい。訳者あとがきからの孫引きだけれど、本当に パトナムの形容を借りれば、「速く読めるが、消化〔理解〕に時間がかかる」本である。 ただ、自分には時間を掛けても消化できなさそう……。

正義が勝つ? 負けるが勝ち? - 僕のヒーローアカデミア4

『僕のヒーローアカデミア4』を読んだ。3巻に引き続き雄英体育祭。騎馬戦が決着し、 最終予選のトーナメント一回戦がほぼ終わるところまで。 新しく出てきた心操も発目も良いキャラだった。どちらも一回戦で姿を消すことになってしまったうえにヒーロー科じゃない(それぞれ普通科と発明科)けれど、また出てきて欲しいな。 一回戦の残りは麗日ちゃんと爆豪。麗日ちゃん、頑張って欲しいなぁ。雄英に合格したんだから同世代の中でトップクラスなんだろうけれど、雄英の中では普通に見えるから肩入れしたくなる。控え室での出久や飯田との遣り取りもよかった。特に「決勝で会おうぜ!」って言っているコマ。 でも、展開的には爆豪が勝って決勝で出久とあたるのが王道だよなぁ。どうなることやら。

誰のパースペクティブ? - はじめよう!要件定義 ~ビギナーからベテランまで

『はじめよう!要件定義 ~ビギナーからベテランまで』を読んだ。 要件定義の肝が200ページ足らずにコンパクトにまとまっているように見える。「見える」と言ったのは、自分は要件定義に明るくない(つまりビギナーだ)から。これが肝かどう判断がつかない。でも、最近の問題意識と照らすと的を射ているように感じる。本書が述べる要件定義の成果物が揃っていたら、今の苦労はない。ダメを押したのが下記の書評。 【書評】はじめよう!要件定義 -ビギナーからベテランまで - GoTheDistance 糞システムにしないため、私ができること『はじめよう! 要件定義』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる 本書にある、要件定義の成果物がちゃんとそろっていたら、今どれだけ楽なことか。各機能の処理定義が手続き的に記述されているドキュメントはあるけれど、入出力定義や行動シナリオがないから実装できないし、テスト設計もはかどらない。 企画書 全体象(オーバービュー) 利用する実装技術 実現したいこと一覧(要求一覧) 行動シナリオ一覧 行動シナリオ ワークセット一覧 概念データモデル ラフイメージまたはモックアップ 画面遷移図 項目の説明 機能の入出力定義 機能の処理定義 統合ERD 一方で、自分はDBを重視しているからか、 「データベースはUIに従属する」 なんてUIファーストな手法には抵抗がある。まっさら新規開発ってレアで既存データがあるはずだから、それも押さえたくなる。UIファーストだけでは細部が抜け落ちていたりする気がして安心できない。

Under The Tests - システムテスト自動化標準ガイド

『システムテスト自動化標準ガイド』を斜め読みした。「システムテスト」というと機能テストだけでなく非機能テストも含むことが多いけれど、本書の中心は機能テスト。もちろん機能テストだけでもトピックは多岐に渡る。なお、「標準」とあるけれどISOなどの標準化団体がオーソライズしているわけではない。 本書が説明しているのは、 テスト実行ツールを用いて中~大規模のテスティングを自動化し、継続的に利益を得るためには、自動テスティングの枠組みをどのように設計・構築すれば良いか。 「継続的」であるために、「スパゲティテスト」を問題にしている。具体的には、キャプチャリプレイツール (例えばSelenium IDE) の安易な利用で濫造されるメンテナビリティの低いテストコードを想定しているみたい。「第2章 キャプチャーリプレイはテスト自動化でない」で「単なる記録によるテスティングの自動化は行うなかれ」と提案している。システムテストではなくユニットテストにフォーカスした "xUnit Test Patterns" でも同じ事を言っていた。 以下、あとで参照するときのための覚え書きとして、どこにどんなことが書いてあるか簡単に整理しておく。 第1章、第2章は概論と失敗シナリオ(キャプチャリプレイだけでは自動化できない)の説明。 第3章から第9章までが、テスト自動化に関する技術の話。第3章はテストコードの開発アプローチ(リニア/構造化/共有/データ駆動/キーワード駆動)について。第4章は自動比較 (4 Phase TestでいうVerify) の自動化について。第5章はテストウェア(テストコードやテストデータ、各種ドキュメント、テスト結果)のアーキテクチャ。第6章は前処理と後処理 (4 Pahse TestでいうSetupとTear Down) の自動化。第7章が保守性について。第8章はテスト管理やテスト自動化で計測するメトリクスについて。最後の第9章は落ち穂拾い。 第10章、第11章は非技術面の話。第10章はツールの選択プロセスについて。第11章は組織に導入し定着させるためのプロセスやそこで各人が果たす役割について。自分が苦手とするところなので、ここは気持ちしっかり読んだ。が、苦手だからだろうなぁ、あまり具体的なイメージが湧かない……。 第12章以降は

No Book No Life - それでも町は廻っている14

「『それでも町は廻っている14』を読んだよ」 「おおよそ8ヶ月振りの新巻ですね」 「今回も安定して面白かった。ちょくちょく図書館を使う身なので『第106話 図書館の回し者』では紺先輩を案内する歩鳥の気分」 「双司君も図書館や本屋で1日過ごせますよね。というかもう少し速く帰ってきてください」 「この間も朝から図書館と本屋をはしごしていたら、いつの間にかお昼過ぎだったよね。申し訳ない」 「生活のリズムはないんですか……」 「もちろんお昼になるとお腹は空くんだけどね。ほら、お昼ご飯は毎日食べているけれど、図書館や本屋には毎日行けないじゃん?」 「ちゃんとご飯食べないと、体壊しますよ」 「〈病は気から〉だし〈本は心の栄養〉だし、本から摂れる栄養で何とかならんかな」 「なりません!!」

Bad Meets Noble - バッドデータハンドブック

『バッドデータハンドブック』を読んだ。 「ハンドブック」という言葉からパターンなりノウハウなりがまとまっているかと思っていたけれど、どちらかというとエッセイ風な印象を受けた。そもそも体系的に扱えないのがバッドデータだから、期待が過剰だったか。 本当に色々な話がある。「1章 はじめに:バッドデータとは何か?」ではこんな風に整理されている。 泥臭い実務のためのアドバイス 2章 気のせいかな。このデータ、何かおかしくないか? 3章 機械ではなく人間が使うことを意図したデータ 4章 プレーンテキストに潜むバッドデータ 5章 Webにあるデータの(再)構成 予期せぬことをするデータ 6章 オンラインレビューから嘘つきと混乱した人を発見する 9章 データと現実が一致しないとき アプローチ 8章 血と汗と尿 7章 バッドデータは起立して 10章 バイアスとエラーの源 11章 最善は善の敵、バッドデータは本当にバッドなのか? データストレージとインフラ 13章 Crouching Table, Hidden Network 14章 クラウドコンピューティングの神話 12章 ファイルにこだわる データのビジネス面 16章 機械学習の専門家の手なづけ方 15章 データサイエンティストのダークサイド データポリシー 17章 データ追跡可能性 18章 ソーシャルメディア:消去可能インク? 19章 データ品質分析の解明:データが十分良いときを知る 面白かったのは、2~4章と、10, 11章。バッドデータしかないときにどう取り組むか、先人の知恵に学びたい。特に「11章 最善は善の敵、バッドデータは本当にバッドなのか?」が示すバッドデータへの見方はすぐにでも。 データに基づかない判断より、不完全なデータに基づいた判断の方が良いのです。 バッドデータからだって分かることがあるんだから。

手始めに - 血界戦線1~9

「『血界戦線』の既刊1~9を読んだぜ。手始めに!! 勢いで!!」 「Kindle版をまとめ買いしたって言ってましたね」 「ホワイトとブラックは原作には登場しないアニメオリジナルキャラなのね。どこで出てくるのかと思って読み進めていたけれど、結局どこにも出てこなかったよ」 「重要そうなキャラクタに見えるのに。意外ですね。お兄さんのブラックさん、絶望王さんとの関係も含め」 「お気に入りはクラウスさんとチェインさんなので、物足りなさはないけどねー。アニメでも「人狼大作戦」やらないかなぁ」 「私は「幻界病院ライゼズ」が観たいです」 「あ、同じ8巻に収録の、「王様のレストランの王様」もいいなぁ」 「ってキリがなくなってきましたね」 「確かに。なお、BGMは 『シュガーソングとビターステップ』 で」