『その女アレックス』を読んだ。「本屋大賞」とか「このミステリーがすごい!」などのランキングの該当部門で1位になっているとのことで、詰まらなくはないだろうと思って。
実際、詰まらなくはなかった。先が気になって一気に読んでしまった。三部構成で各部で前の部の印象がことごとく覆されていく。
でも、読み終えたときの満足感は今ひとつだったりする。読まされた感がある。よく売れている小説を読んだときにまま抱く感想。
ミステリィだと思って読んだからかもしれない。伏線無しで後から新事実が出てくるから、自分の感覚ではミステリィというよりサスペンス寄り。
自分がミステリィに期待するどんでん返しは、結末を知るとこれまで読んできた文章が違う意味を持つことなんだけれど、この作品はこれまで読んできた文章が意味を持たなくなってしまっている。
うーん、どんでん返しがあればいいってもんじゃないんだよなぁ……。論理的には予想し得るんだけれど予想できないのが好きなので。
実際、詰まらなくはなかった。先が気になって一気に読んでしまった。三部構成で各部で前の部の印象がことごとく覆されていく。
でも、読み終えたときの満足感は今ひとつだったりする。読まされた感がある。よく売れている小説を読んだときにまま抱く感想。
ミステリィだと思って読んだからかもしれない。伏線無しで後から新事実が出てくるから、自分の感覚ではミステリィというよりサスペンス寄り。
自分がミステリィに期待するどんでん返しは、結末を知るとこれまで読んできた文章が違う意味を持つことなんだけれど、この作品はこれまで読んできた文章が意味を持たなくなってしまっている。
うーん、どんでん返しがあればいいってもんじゃないんだよなぁ……。論理的には予想し得るんだけれど予想できないのが好きなので。