「『機龍警察』(※読んだのは書影の〔完全版〕ではない方) を読んだ。順番を前後させてしまったけれど、ようやく」
「シリーズ2作目『機龍警察 自爆条項』を読んだ時に、続きを読むまえに読まないとって言っていたのに」
「それで、そんな状況で読んでみてどうでしたか?」
「うん、ちょっと期待とは違った。『自爆条項』がライザの『暗黒市場』がユーリの過去に決着を見せていたから、この巻は姿の回だと思ったんだけれど」
「姿さんの回ではなかったんですか?」
「いや、姿の過去にも触れられてはいたんだけれど、まだまだ含みが残っていて」
「続く巻に持ち越しでしょうか?」
「そうだね。クライマックスにまで持ち越されそう」